~校長先生が毒見?!~
へ~、校長先生が給食の毒見をしているんだ。
校長先生は児童が食べる前、つまり昼前に毒見をしているんだろう。
事件後は、校長先生、毒見するの不安だろうな~。
愛知県岡崎市の市立学校の給食に昨年10月、汚物を混入させたとして、岡崎署がこの学校に勤める20歳代の女性職員を偽計業務妨害と器物損壊の疑いで名古屋地検岡崎支部に書類送検していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。送検は13日。
捜査関係者などによると、校長が給食をしようとした際に異臭に気づいたため、食べた人はいなかった。その後の検査で給食から大腸菌が検出され、何者かが故意に異物を入れた可能性があるとして、市が岡崎署に届け出ていた。
大腸菌が混入されていたってことは排泄物が入れられていたってことだろう。
大腸菌と聞けば何か怖い感じがするけれど、動物や人の腸内に普通に存在する。
大腸菌の中にも病原大腸菌という害があるものはあるけれどほとんどのものは無害ですから、誰かを傷つけようとか殺してやろうとかという意思は認められないということで偽計業務妨害や器物損壊にとどまったのだろう。
~氏名を公表しないの??~
警察は告発を受ければ捜査して書類送検しなければならないため、女性職員をクロと断定できなくても捜査結果を書類送検することはある。
そうならば、報道機関に流すはずもないだろうから20歳代の女性職員をクロと断定したのだろう。
20歳代の女性職員の職種や氏名が公表されていないのはなぜだろうか?
学校では教諭を職員とは言わないだろう。
学校で職員と言えば事務室の職員や用務員がいる。
給食に関わる職員ならば、栄養士と給食オバサンと呼ばれる調理師くらいだろう。
~動機は?!~
排泄物を給食の料理に入れる。
動機は何んなのだろうか。
排泄物は児童が食べる給食全てに混入されたのだろうか?
毒見をする校長の給食にだけ入れていたのだろうか?
その点も不明だ。
児童全員に配給される給食全てに排泄物が混入されていたのならば、給食室の調理中に入れられたと考えられる。
しかし、校長の毒見用の給食にだけ入れられていたのならば給食室から校長の元へ運ばれる途中に、ということも考えられる。
これならば校長に恨みを持つ者の仕業ということができるだろう。
大腸菌は75℃以上で1分間加熱すれば死滅するといわれる。
排泄物を給食室で入れた場合、火を使って調理すれば大腸菌は検出されないだろう。
排泄物のDNAを調べれば、人の排泄物か動物のものなのかはわかるだろう。
ただDNAも熱によって破壊されるため料理途中に混入された場合にはDNAで犯人を特定することも困難となろう。
~取材しろ!!~
大腸菌が検出されていることから調理後に混入されたと考えればDNAで誰の排泄物かは特定できるはずである。
警察の調べに対して、女性職員は容疑を否認しているということです。
給食に関わった教諭や職員からDNAを採取しているだろうから排泄物のDNA鑑定で犯人が特定できるはず。
「私の排泄物を誰かが入れた」なんて言い訳は通じないだろうから否認はできないはずだが…。
報道記事があまりに簡単すぎて、記事を見ても事件の概要がほとんど分からない。
報道機関ならば、もう少し取材して詳しく報道して欲しいものだ。