事件

教員の野澤俊重が五十嵐みゆきに恐喝され刺す!中学生で性被害?北海道室蘭!

~また北海道?!~

事件の舞台はまたしても北海道。

北海道の教員と生徒の事件といえば札幌の中学時代から教諭からの性的被害を受けていたことで民事裁判を起こした石田郁子さんの事件を思い出す。

北海道は日教組の力が強い地域。

昭和の時代、北海道では日教組に加入していた教員は過半数を超えていたはず。

そんなことを考えると教諭による性犯罪と日教組の関係はないのかと疑ってしまう。

元中学校教員だった野澤俊重(75)が教え子だった五十嵐みゆき(49)小田桐梨沙(46)を千枚通しで刺した事件。

この事件を端緒として、五十嵐が中学3年生で野澤から性的被害を受けていたことが発覚した。

五十嵐が15歳の少女だった頃、野澤先生は44歳。

15歳の五十嵐からすれば44歳の男はお父さんと同年齢のオジサンだったろう。

~誰が被害者?!~

2021年10月、お金に困っていた五十嵐は小田桐と共謀して性的被害をネタに野澤から300万円を脅し取った。

この事件は面白い。

北海道放送の記事には裁判で検察が指摘した事実関係が記載されている。

・野澤被告と五十嵐被告は、同じ中学校で教諭と生徒

・五十嵐被告が中3時と高1時、性的関係

・高校は室蘭市外で寮生活の五十嵐被告を、時々、車で送迎

・性的被害関係解消後も、五十嵐被告が野澤被告に悩み相談

・1998年に長男誕生、その後も近況などを年賀状で報告

オジサン教諭と15歳の少女がどのように性的関係をもつに至ったのか?そこがわからない。

性的関係を持つようになってからは、五十嵐が野澤先生に甘えていたように見える。

五十嵐は、性行為について、

強要はされていないが、子どもだったので大人の圧があった。断れないような…

私からは不同意ですけど、怖くて言えなかった

と公判で述べている。

・長男の高校受験に向けて、野澤被告が家庭教師

・心筋梗塞を患った五十嵐被告を野澤被告が見舞う

五十嵐は「高校時代、野澤先生は足だった」とも話している。

性的関係解消後も野澤先生に悩み相談したり、子供の家庭教師までさせ、年賀状まで送っていたという。

なのに、フラッシュバックで苦しんでいたという。

全く信じられない。

・2021年、五十嵐被告の口座残高2860円、カードローンが約30万円

・妹分だった小田桐被告に性被害、フラッシュバックなどを相談

・小田桐被告が野澤被告に問い質すも、否定される

小田桐被告は五十嵐のフラッシュバックの話を本当に信じたのか?

それともフラッシュバックで苦しんでいることにして脅すことを共謀したのか?

小田桐被告の処分を決めるにあたってこの差は大きい。

同年10月、2人で野澤被告宅へ

「バレたら全国ニュースだね、先生も奥さんも、ここにいられないね」

「弁護士を介して、話し合えば?」

「面倒くさいよね」

「弁護士に払うくらいなら、直接お金を渡す」と野澤被告

「誠意を見せろ!」

・後日、野澤被告の妻から現金300万円

弁護士に依頼していれば300万円も取られなかっただろうし、刑事事件には発展していなかっただろう。

・2022年8月、再び口座残高4700円ほど、カードローン約30万円

・野澤被告に電話するも「もう、うちには金がない」と着信拒否の設定

恐喝した300万円でカードローンを返済しなかったのか?

よほど金に困っていたのだろう。

・去年9月26日、小田桐被告に性被害のフラッシュバック悪化を相談

・小田桐被告が野澤被告に電話するも「もう、うちには金がない」

・同日、野澤被告宅に行って、千枚通しで刺される

恐喝は1回だけでやめておけばよかったのに、300万円も手にした五十嵐は、味を占めたのだろう。

野澤先生は、このままではいつまでも恐喝され続けることに不安を覚えた。

手負いの獣になった野澤先生は、やけくそになって千枚通しで刺してしまった。

昔の醜聞を世間に公表されることを恐れていた野澤先生。

結局、自身の手で自身の醜聞を公表してしまった。

五十嵐被告は、金に困って野澤先生から金をとることを考えついた。

五十嵐被告が裕福な人生を歩んでいたならこんなことは起きなかっただろう。

~先生の妻が被害者!~

2月16日に行われた判決公判で、守屋尚志裁判官は、五十嵐被告に対し「性的関係を利用して慰謝料や治療費として要求した金銭は非常に高額」「被害者に1時間半にわたって周囲に危害を加えることなどを伝えるなど、その脅迫は執拗で悪質」として懲役3年・執行猶予5年の判決を言い渡しました。小田桐被告に対しては「五十嵐被告から巻き込まれたものの、積極的に協約におよび従属的とは言えない」として懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。殺人未遂の罪で起訴された野澤被告の裁判は、未定ということです。

今でも教員と教え子たちの性的関係に関する事件が起きている。

昔から教員と教え子の性的関係は続いているのだ。

事情を知った野澤被告の妻は、夫の醜聞を世間に知られることを恐れて現金300万円を五十嵐被告に渡した。

結局、こんな結末を迎えてしまった。

野澤先生の妻だけが本当の被害者になってしまった。

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