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国民民主党参加メンバーは元民進党議員!原因は小池百合子の嘘つき?

・「国民民主党」

昨年、東京都知事だった小池百合子の声掛けで、小池氏に近い議員が結集して結成した「希望の党」、その後、「民進党」から 憲法観の似通った議員だけを拾って入党させた。

しかし、小池氏の「排除発言」に対する批判が高まり、小池支持者が離れていく状況を食い止めようと、「都政にまい進する」と発言して「希望の党」を玉木雄一郎に任せ、代表を辞任したのです。

その後、玉木雄一郎議員と松沢成文議員との間の確執が表面化して、今年5月には玉木雄一郎氏が「民進党」と合流するために「希望の党」を出て、「国民民主党」を結成。松沢成文氏は新たに「希望の党」を結党しました。

・結局、「元の鞘」

もともと「希望の党」に「民進党」議員が加わる際には、当時、「民進党」議員であった若狭勝議員が主となって、「希望の党」に加わろうとした「民進党」議員の選別を行いましたが、これに反発した枝野幸男らが、「立憲民主党」を結成しました。「立憲民主党」を嫌がり、「希望の党」にも入れなかった「民進党」議員たちが、そのまま「民進党」を維持したのです。

しかし、今になって、小池百合子氏が作った「希望の党」は一応存続したものの、「民進党」から「希望の党」へ参加した議員たちが、また「民進党」の残党と一緒になって「国民民主党」を結成したのです。憲法や安全保障に関する考え方の違いを理由に「民進党」を飛び出した議員たちがまた、「民進党」に戻り名前だけを「国民民主党」に変更したのです。

小池百合子氏は、昨年の衆議院選挙後に国政に専念すると言って希望の党の代表を辞しました。その理由は明らかに、「希望の党」に「民進党議員」を入党させたことにより、国民の信頼を損ねたため、自分の都知事としての支持率も危うくなると考えたためであることは明らかなのです。

小池氏自身の当時の人気にあやかって作った「希望の党」、衆議院選では小池氏の「排除発言」を含め、「民進党」議員を入党させたことで国民の不信感から、思ったほどの議員を当選させることはできなかったのです。

しかし、「民進党」から「希望の党」に入党した議員も、新天地での活躍は一切できないまま、また「民進党」議員となって元の鞘に収まったわけです

・1000万人をだました小池氏の罪 

結局、衆議院選前からあった「民進党」の議員たちは結局、「国民民主党」という政党を作って「民進党」と「国民民主党」に分裂しただけという結果になりました。そして、このどちらにも戻らなかった細野豪志たち何人かが抜けていったという結果になりました。

この結果も、馬鹿な「国民民主党」議員の責任だけではなく、最も悪いのは、小池百合子氏なのです。小池氏は昨年、「希望の党」代表を辞任する際に、「代表として、創業者の責任でスタートしたが代表の座を降り、しかるべきサポートをしていきたい」「希望の党はまだ、よちよち歩きの新しい党。フレッシュでなければいけない、希望がなければいけない。これからが希望の党にとって勝負だと思う。人事も玉木さんに一任してまいりました。方向性は決まっているのでしっかりと進めていただく」などと発言しています。

何の方向性が決まっていたのでしょうか?よちよち歩きもできていない状況です。小池百合子の罪は大きいのです。

衆議院選で、約1000万人の国民が、「希望の党」に投票していますが、この1000万の国民が馬鹿であることは明らかですが、この馬鹿な1000万人をだました小池百合子は、決して許せない悪人です。

創業者の責任を果たそうともしないし、小池人気だけで作った希望の党を見捨て、知らん顔、全て「希望の党」の国会議員に任せると言って知らん顔をしている小池氏。

小池氏は、「国民民主党」結成を容認した後、「都政にまい進させていただく。国政については関与を避けたい」と発言し、希望の党の特別顧問という役職も離れてしまった。自分が作った政党を都合が悪くなると、「私は知らない」と言って逃げた。未だに「希望の党」との関係を絶ったまま知らん顔をしているのです。

こんな人が都知事としてまともに働けるわけがないと思います。東京都民はどう思っているのでしょうか?聞いてみたい!

 

 

 

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