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山口県の2000万円のセンチュリー購入は無駄遣い!村岡嗣政県知事はダメ!

~山口県の恥ずかしいニュース!~

この記事を見て驚いた。山口県出身の身から言わせてもらおう。村岡嗣政県知事(47)は何を考えているのか?問いたい。

山口県は7月下旬、皇族が来県した際に使う来賓用の専用車を買い替えた。トヨタの最高級車「センチュリー」で、購入価格は2千万円超。ただ、今のところ皇族の具体的な来県予定はない。宮内庁は都道府県に皇族が乗る車の用意を求めておらず、中国、四国、九州の各県では既存の公用車で対応する例も多い。

意味不明である。「行幸啓」の予定も無いのに2千万円もする車を買う意図が分からない。新型コロナ感染症予防や関係する経済対策で財政がひっ迫する中なんで山口県のこんなバカげたニュースが出てくるのだろう?

山口県民はノンビリ屋さんで細かいことを気にしない県民性だからこんなニュースが出ても腹を立てないのだろうが、そのことに腹が立つ。

「宮内庁は都道府県に皇族が乗る車の用意を求めておらず」

そもそも天皇が他県に外出される「行幸」においては「御料車」という”菊の御紋”が付いた天皇専用の車を使うはずなのになんでこんな高価な車がいるのだろうか?もしこの車の乗るとすれば皇太子やその他の皇族たちの「行啓」の場合であろう。

~意味不明のムダ使い?!~

センチュリーは2018年6月に21年ぶりに全面改良された現行型だ。5リットルエンジンに20個のスピーカー、後部席にはもみほぐし機能や11.6インチの画面を備え、移動中に映画や音楽を楽しめる。

当然、この車に皇族関係者が乗車されて移動する場合には警察車両やお供の車両が数多く随行されるのであろうからセンチュリーだけがぶっ飛ばすなんてことはできないのに何で5リットルエンジンもの馬力が必要なのか?

”ぶっ飛ばして走ることを想定している”とは思えないし、せいぜい3リットルエンジンで十分だろう。

狭い車内に20個ものスピーカーって必要ですか?もみほぐし機能?モニターで映画?意味不明である。

「行啓」は皇族の公務として山口県に来県されるのであって”遊び”で来るようなことはまず考えられませんからこんな機能は全くもって必要ないはずです。

~県民は若い知事に期待した!!~

この際だから言わせてもらいましょう。

歴代の山口県知事は私が知っている限りにおいては平井龍、二井関成、山本繁太郎と高齢の県知事が続きました。その間山口県は若者の流出が顕著であり県人口も減少の一途をたどりました。

昭和60年代には160万人県民と言われていましたが、今では140万県民。約30年で20万人の人口減少。後50年もすれば100万人を割る恐れもあります。この人口減少について歴代知事たちには申し訳ないが結果が出ていない以上、何にもしてこなかったと言わざるを得ません。

山口県の良いところについて話すとき、”海あり山あり川ありのとてもきれいな所”と長所を並べる人がいる。が、それは単に”田舎”ということを言っているのでであって、そんな田舎だから若者は面白い都会へと移り住んで行くのである。

平成26年1月、山本繁太郎知事が病気で辞職して、待望の42歳という若い県知事村岡嗣政が誕生しました。山口県民、特に若い世代は期待しました。”若い県知事によって山口県が変わる!”と。

しかし、知事職も2期目に入りましたが何にも変わりません。

以前帰省した時に”村岡知事と山口大学生との対話”を聞く機会がありました。確か、山口大学生の1人が「若者定住のための施策」について問うた時に村岡知事は、

積極的な企業誘致をしています。

というようなことをおっしゃっていたのですが、それを聞いた私は、

企業誘致なら平井徹知事の頃からやってたよ。山の中に工場を作ったって若者が定住するわけないでしょ。

と思ったものでした。

確かに企業誘致して若者が稼働できる場所を増やすことは当然必要なことです。しかし、若者たちは

こんな何にも楽しい所がない田舎で一生を終えたくない

というのがホンネなのです。

~大胆な発想で若者定着を!~

私は山口県のことを気にしていますが、村岡知事がやったことで歴代の知事と違った取り組みといえば

サイクル県やまぐちProject

くらいでしょう。何でも村岡知事はサイクリングが好きで山口県をサイクル県にしようというのですが、

子どもから大人まで、初心者を含めて、幅広い年齢・レベルの人々が、県内のあらゆる場所で、年間を通じて、サイクリングからプロツアーまで様々なジャンルのサイクルスポーツを快適に楽しめる県を目指します。

などと言っているのです。

こんなことをして若者が定着するとは全く思えませんが、若い県知事がやろうとしていることはこれくらいのことでとても残念です。

サイクリングの大会を開いてどれだけの人が集まるのか分かりませんが一時的な経済効果を期待している”ちっぽけなプラン”というほかありません。

山口県には阿知須地区に広大な干拓地があって、その昔、ここで”山口県きらら博”というイベントが開催され、大きなドームまで建設されました。きらら博の会場となったこの埋め立て地の一部を「山口きらら博記念公園」として整備していますが、2年前に”山口ゆめ花博”というイベントが開催されて盛況だったと聞きます。

その後はたまにイベントで使われるだけで、日頃は、無駄な建物や土地が放置されています。ここには自然観察公園や道の駅などもありますが、若者が行くような場所でもありません。

この大きな公園はぼほぼ放置されていて何の役にも立ってないようですから、ここに民間企業を誘致してテーマパークを作るとか若者が喜ぶような県内最大級のアウトレットモールを作るとか、そうした”大きな発想”でどんどん山口県を変えて欲しいと思っています。

今まで、村岡県政を見てきましたが、正直、”高齢の県知事でも若い県知事でも誰が県知事やっても無理なものは無理なんだな~”と思うばかりです。このままでは山口県の過疎化に歯止めはかからないでしょう。

~国政狙いの腰掛け知事??~

村岡県知事はまだ47歳という若さです。県知事を3期務めたとしても50代の若さです。2017年には自民党に入党していますからいずれは国政に打って出ようという魂胆なのではないかと思っています。

東京大学卒業、総務官僚を経ての県知事ですから、”型にハマった仕事しかできない”まま国会議員になられたのでは山口県民は応援しないと思いますね。

こんなぜいたく過ぎる車を作ったのも将来の国会議員を目指して”国の顔色を見ながら”のことなのでしょうか?とても残念です。

村岡県政の変革を期待します!

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