~また岐阜県で??~
”岐阜県内の公立中学校の教師(33)が女子中学生にわいせつ行為で逮捕!”のニュースは3月4日の記事。
またあの元公立中学校教諭小林博明の件か、と思ったら小林博明は26歳だったから”違う教師だ!”と目を疑った。
警察によりますと、3日午後7時前、女子中学生にわいせつな行為をさせたとして、児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは岐阜県内の公立中学校に勤務する教師の男(33)です。
去年12月30日に岐阜県内のホテルで、女子中学生にわいせつな行為をさせた疑いがもたれていて3日、岐阜市の自宅前で逮捕されました。
また被疑者の名前は公表されていない。
被害者が特定される恐れありとして公表しないのだろうが、地元では既に特定されているだろう。特定されていなければ「〇〇だろう」と噂され、実際の被害者でもない人間が傷つく恐れだってある。
名前は公表するべきだろう。
~刑が軽すぎる!~
3月3日には、
同じ岐阜県内の元公立中学校教諭小林博明被告が児童福祉法違反(淫行させる行為)などの罪で懲役2年6カ月の判決が言い渡されたというニュースがあったばかりだ。
判決によると、小林被告は2019年8月、勤務先の中学校の元生徒が自分に信頼や好意を寄せていることに乗じて、自宅アパートで淫行させた。また昨年5~6月、14~15歳だった少女4人に性的な写真をSNSで送信させたり、現金を渡す約束をして性交したりした。
内山裁判官は、5人のうち4人は元教え子で、被告に好意を寄せていた被害者もおり、「交際関係の発展を期待させる言動をして犯行に及んでいて相当に悪質」と非難した。
ハンサムな先生?だったのかどうかは分からないが、26歳のハンサムな先生だったら好意をよせる女子生徒がいてもおかしくない。
小林被告は、自身に好意を寄せてくれているとみられる女子生徒を手当たり次第に手籠めにしていたのだろう。
公判の中で、小林被告は
中学や高校の女子生徒とみられる少女約200人に、わいせつな画像を送るよう求めたメッセージを送信した
ことが明らかにされている。
逮捕されてスマホが押収されて調べられた結果だろうから間違いないだろう。凄い数である。
裁判では少女4人が被害者として特定されているが、これはあくまでも特定された人数であって、被害を訴えなかった、訴えることができなった少女たちもいたはずだ。
これだけのことをして、たった懲役2年6カ月とは軽すぎる。懲戒免職という社会的制裁を受けていたとしてもだ。
全国的にわいせつ教員の報道は多数あるが、2日続けて岐阜県の教員のニュースとは、岐阜県はどうなってんだって思ってしまうのも仕方ないだろう。
~多すぎるわいせつ教員~
昨年12月の報道である。
文部科学省は22日、2019年度にわいせつ行為やセクハラをして処分された公立中学校などの教職員が273人いたと発表した。過去最多だった18年度(282人)に次ぐ多さで、このうち児童生徒に対するわいせつ行為での処分は半数近い126人に上った。
教師の立場で児童や生徒にわいせつ行為をしたのが1年間で126人いたというのだから驚きだ。
これはあくまで公立高校で公になった事案である。私立学校そして公にならなかった、できなかった事案を含めればどれだけの数になるのだろうか?推測だが倍以上にはなるだろう。あまりにも多すぎる。
~病気だから止められない!~
小学校教諭が児童にわいせつ行為をした事件も多数報道されている。小学生は13歳未満だから承諾があってもわいせつな行為をしただけで強制わいせつ罪と言う重い罪に問われる。
女子中学生に対するわいせつ行為も教師と生徒という主従関係に乗じて行う行為は児童福祉法違反という重たい罪となる。
わいせつ教員たちもそれを知っての上での犯行なのだから病気と言うしかない。病気なのだから理性で抑えられるものではないということだ。
女の子を持つ保護者にとっては恐ろしい話だと思うが義務教育だから学校に行かせないわけにはいかない。
~男の子だって被害者!~
いやいや女の子だけではない。
北海道札幌厚別署は2日、男子中学生の下半身を触ったとして千歳市福住2の中学校教諭、仲村貴宏容疑者(43)を強制わいせつ容疑で逮捕した。逮捕容疑は昨年11月18日正午ごろ、仲村容疑者が勤める札幌市厚別区の中学校の教室で同校の男子生徒の下半身を着衣の上から触るわいせつな行為をしたとしている。仲村容疑者は触ったことは認めているがわいせつ目的ではなかったと犯意を否認しているという。
これも3月4日の記事である。
1月には、大阪の市立中学校の教諭中村洋一郎(36)が修学旅行中に教え子に薬を飲ませてわいせつ行為をし、更に教え子に自宅で現金を渡してわいせつな行為をしたというニュースも話題になったばかりだ。
最近になってこんなことが増えたのだろうか?子どもを学校に行かせることがあまりにも怖い。
~わいせつ教員が再び教壇に!~
現在の教員免許法は、わいせつ行為で懲戒免職になり教員免許を失効しても、3年過ぎれば再取得できるとしている。政府は昨年、わいせつ教員対策として無期限で再取得を不可能にすることを検討したが、職業選択の自由など個人の権利を制限することにつながるとして断念した。
これが日本国である。犯罪者の人権を尊重することで被害者となる児童生徒の人権を考えないのだ。
職業選択の自由も”公共の福祉に反しない限り”という条件が付されているのだからそこは考えないといけないだろう。
わいせつ教員は、”小児性愛”という特殊な性癖を有している者だ。だから”魔が差した”として、たまたま1度だけわいせつな行為をしたなんて奴は少ないだろう。何度も繰り返して逮捕される奴がほとんどであろう。
そんな特殊な性癖を有した人間が、数年経てば正常に戻るというモノではないはずだ。
児童、生徒にわいせつ行為を繰り返した教員たちが数年後に教員免許を再取得して再び教壇に立つことを考えると”恐ろしい”の一言である。
教員の新採用前に小児性愛者を省く取り組みを行うしかない。