~有頂天!~
4大大会の全米、全豪で2回ずつ優勝を果たした大坂なおみは押しも押されもせぬスターになって、遊んで暮らせるほどの大金を手にしている。
2021年度版のスポーツ長者番付で大坂なおみは年収5520万ドル(日本円役60億円)で女子最高額となったことが報じられたばかり、錦織圭のおよそ2倍である。
また、今年初めにはロサンゼルス・ビバリーヒルズに7億円の豪邸を購入したことも報じられた。
大坂の年収の内訳は、賞金が約5億7000万円でスポンサーとの契約金などが約54億円となっており、いかにコマーシャルやスポンサーからの収入が多いかわかる。ちなみに、2020年の同時期に発表された年収は約40億円。つまり1年間でプラス20億円、単純計算で1.5倍となったわけだ。
子供の頃からプロテニスプレイヤーを目指し、4大大会で優勝して夢をつかみ、今、有頂天だろう。
テニスを必死で頑張っても6億円に満たない賞金。
かたやスポンサーから得られる金額はその9倍である。
試合には勝ちたい。勝てばさらに知名度が増し、スポンサーが金をくれる。
「でもマスコミに媚びを売っても価値はない」
と考えているのだろうか?
記者会見してもマスコミは金をくれない。
~マスコミとスポンサーは切り離せない!~
全仏オープン・ローランギャロスで1回戦をやっと勝った大坂なおみは宣言通りに試合後の記者会見を拒否した。
この行為に対し、大会を主催するフランス連盟は1万5000ドル(約165万円)の罰金を科すと決定した。4大大会を主催する国際テニス連盟(ITF)は声明文を公表。メディア対応はスポーツによって利益を得る代わりに生じる責任の1つとして「大坂には今後も大会期間中、メディアに応じる義務を無視し続けた場合、違反の繰り返しによる大会からの追放、または多額の罰金や将来的な4大大会の出場停止を含む処分を下される可能性があると通達した」と厳しい内容を公表した。
スポーツには色々あるが、個人で優勝した場合に1億円を超える賞金が出るような競技が他にあるだろうか?
テニスはそれだけ世界的に注目を集める人気のスポーツということだろう。
だからこそ、マスコミもテニスに関する記事を書きたがるのだろう。
マスコミが記事を書いてくれるからこそ、テニス選手たちも有名になり、注目もされるのだ。
マスコミも営利企業であり、有名テニスプレイヤーの記事を書いて金にする。
記事の中には「そんなこと書く必要があるのか」と思う記事もある。
それでもマスコミが報道してくれるからテニスプレイヤー個人の知名度も上がる。
知名度が上がり、もしくは上がりそうな選手だと見込んだからスポンサーが付くのだ。
マスコミをないがしろにすることはとりもなおさずスポンサーをないがしろにすることと同じだということだろう。
~子供っぽい!~
大坂なおみは、フランス連盟の発表の後、Twitterで
怒りは理解の欠如。変化は人々を不快にさせる
と投稿し、インスタグラムで
「さようなら、これでせいせいした」と書かれたアメリカ・シカゴのミュージシャンのアルバムジャケットの画像を投稿した。
これは大坂の子どもっぽさを如実に表している。
~姉はうつ病を知らなかった?!~
この時、世間は大坂の会見拒否の理由について、「記者からの質問に耐えられないから」と思っていた。
その後、大坂の姉であるまりさんがSNSで書き込んだ内容が報道された。
まりさんは大会前に家族の1人が大坂に対して「クレーが苦手だ」と話したこと、さらに記者会見の度に「クレーで好成績をおさめていない」という趣旨の質問を受けたことを記し「彼女自身がクレーは苦手だと信じてしまった」と大坂の心情を説明した。
その上で「彼女の解決策はすべてを遮断することだった。彼女に疑念を抱くような人には話しかけられたくなかった」と記した。その後まりさんは投稿を削除。
「私は失敗しました」「多くの人が『彼女は批判を聞きたくない』と思ってしまった」「状況を悪化させたかもしれない」などと記している。
まりさんが妹をかばう思いで投稿したのだろう。
この後、まりさんの投稿が削除され、大坂は、
2018年の全米選手権優勝以降、”うつ”病を患っていたこと
を公表したのだが、姉のまりさんはうつ病のことは一切語っていない。まりさんが知らなったってことはあり得ないだろう。
~うつ病で世界制覇?!~
うつ病発表後は、それが真実か否かを誰も検証しないまま、大坂をかばう論評が増えたのだが、余りにも情緒的だなと感じる。
うつ病とは何か?経験したことがないからよく分からない。
うつ病は、日常で感じる一時的な気分の落ち込みなどではありません。言葉では表現しようはないほどつらい沈んだ気分または興味・喜びの喪失が、ほとんど一日中ほぼ毎日、2週間以上続き、仕事や日常生活の困りごとができてしまう―これが「うつ病」なのです。
うつ病は”心の症状”だけでなく”からだの症状”もあるそうだ。
睡眠障害、疲労感・倦怠感、食欲の減退、動悸・息苦しさ・口が渇くなどさまざまな症状があるといわれています。
2018年夏、大坂は全米でセリーナ・ウィリアムスに勝って初優勝し、世界の注目を浴びた。
大坂は、その後うつ病になったと言っているのだが、
2019年1月には全豪オープンでも初優勝している。その後2020年には全米を、2021年には全米を制している。
うつ病と診断された人間が、世界的なスポーツの大会でコンスタントに好成績を収められるとはとうてい考えられない。
~うつ病は信じられない!~
結局のところ、大坂の”うつ病告白”を信じれるかどうかだが、
「信じられない」というしかない。
なぜなら、会見拒否を口にする大阪に対して、大坂の周りにいるコーチ陣は、「会見に出るよう」勧めていたことも報じられている。
大坂はそれを無視して会見を拒否したのだ。
コーチ陣が大坂のうつ病を知らなったとは考えれない。
もし、大坂のうつ病が真実ならば、大会を棄権するという選択もあっただろう。
うつ病患者がスポーツの世界大会に出て勝利するなんてことが本当にあり得るのだろうか?
それがあり得るのなら、うつ病はもう病気ではないという話になりはしないか?
実際にうつ病で苦しんでいる人の話を聞くが、大坂の行動で、そういった人たちに対して「大した病気じゃないじゃん」と言う人が出てこないか心配だ。
~事実か調査すべき!~
真にうつ病なのであれば、主催者側に対して診断書を提出した上で記者会見はできないことを説明するべきであったことは間違いなく、大坂がいくら子供っぽいとしても周囲のスタッフは何をしていたんだということにもなる。
「うつ告白の大阪なおみに支援の声続々」などという記事が目につく。
追放だ!と言っていた4大大会の主催者側まで
コートを離れている間、可能な限りに支援を提供したい
などと言っている。
大坂が真にうつ病を患っていたのか否かを調査することが優先されるのではないだろうか?