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石破茂衆議院議員が総理大臣になったら?安倍晋三批判で総裁選敗北濃厚!

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~自民党総裁選、安倍3選が濃厚~

自民党総裁選は、原則、党則により、自民党所属国会議員や党員等の公選によることが定められています。候補者になるためには党所属の国会議員20人以上の推薦がなければならないため、誰でも立候補できるわけではありません。投票は、国会議員は1人1票ですが、党員等は、各都道府県ごとに割り当てがあり、基礎票は各都道府県3票で、代表者が投票することとなっています。

総裁選の任期はこれまで度々改変されてきましたが、大体2~3年で、現在は3年となっています。再選もできますが、1974年に連続3選を禁止しました。しかし、今回の安倍政権下において、総裁選の任期を「2選6年」から「3選9年」まで延長することが決定されました。このことで、既に2選連続で総裁を務めてきた安倍総理大臣が、今年9月に実施予定の総裁選で当選を果たせば3選連続の総裁となる可能性が高くなったのです。

 

~安倍首相に宣戦布告したのは石破茂のみ~ 

現在の総裁選立候補予定者ですが、最初に名乗りを上げたのは、石破茂衆議院議員です。石破氏は、前回の総裁選でも立候補し、党員票で安倍首相に勝利しました。しかし、議員票で敗れてしまったのです。先日、石破氏は、文藝春秋に「安倍総理よ、命を懸けて私は戦う」という手記を発表し、安倍首相との宣戦布告をしたのです。

少し前まで、総裁選に立候補するだろうと見られていた岸田文雄衆議院議員(政調会長)は不出馬を表明しました。岸田氏は安倍支持を約束し、安倍首相から感謝されたと報道されていました。「俺が出馬してみんなが干されて本当に良いのか」と岸田氏が派内の出馬を促す若手議員を諭したとされる報道もされました。岸田氏が出馬しても勝ち目がないことは岸田本人がよく分かっていることですから負けた後に、岸田派閥全体が冷遇されることを避けるために出馬を見送ったというのです。

石破氏は、こういった報道を捉えて、「『首相と対峙すれば冷や飯を食う』そんな自民党でいいのか?」と訴えています。実際に、安倍首相が「私を応援しない人は冷遇する」などという言葉を発するとは稚拙すぎて考えられませんし、石破氏は、安倍首相の冷遇発言をを批判することによって、党員の賛同を得る作戦に出ていることが分かります。

 

石破氏はこれまでも、内閣改造で入閣を断ったりして安倍首相との対立を顕著にしてきたのですが、総裁選に立候補しないまま今後、日の目を見る可能性は低いわけですから、総裁選に出馬して安倍との対立軸を鮮明にして、反安倍議員を取り込みながら生き延びていくしか方法はないわけです。安倍3選を支持する麻生派、二階派、細田派そして岸田派は、自民党議員の3分の2にあたる数になり、石破氏の勝ち目はない状況ですから。

~立候補できない野田聖子総務大臣~

以前から安倍政権に対立する言動をし、総裁選立候補に意欲を見せていた野田聖子衆議院議員(総務大臣)は、GACKTコインに絡む金融庁情報公開請求の内容を情報漏洩した問題や夫が元反社会勢力の構成員であったことなどで、推薦人20名の確保は絶対無理な状況となって、立候補どころではない状況ですから、安倍首相と石破氏との一騎打ちが濃厚となってきたのです。

~石破氏は負けると分かっていても自民党のために戦うしかない~

前回の総裁選では、石破氏は地方回りを積極的に行った結果、地方の党員票で安倍首相に差を付けました。次回の総裁選でも、森友・加計問題に対する首相の不誠実な対応が報道された影響から、地方の党員票は石破氏に流れる可能性は高いでしょう。しかし、国会議員票では、派閥のほとんどを手中に収めた安倍首相が圧勝するであろうことから考えれば石破氏が敗れることは火を見るより明らかです。

しかし、石破氏が総裁選に出馬せず、無投票で安倍総裁が誕生するようなことが起これば、野党の「安倍一強政治に幕を!」などというスローガンが引き続き使われ、自民党に対する国民の印象も悪化するばかりですから、石破氏は立候補してしっかりと総裁選を戦うべきなのです。

~石破氏は、敗北後に安倍政権を支えるべき~ 

安倍首相が3選を果たして、安倍政権に対峙した石破氏を冷遇した場合には、安倍政権に対する批判が噴出する可能性がるため、安倍氏は、石破氏を入閣させることになるでしょう。そこで、石破氏は駄々っ子の様に入閣を断るのか、承諾して安倍政権を支えるのか?この選択次第では石破氏が将来総裁になれるかどうかが決まってくるはずです。

石破氏は、過去に自民党から離脱して復党した経歴もあり、その点では生粋の自民党議員ではないという弱点もあり、自民党のために安倍首相を支える姿勢を見せない限り、今後の総裁選でも自民党の古株たちは岸田氏を推し、いつまで経っても石破氏に総裁になる目は出てこないのです。

9月の総裁選では潔く敗北し、自民党のために安倍政権を支える姿勢を見せることで、出戻り議員というレッテルを剥ぎ、次の次の総裁選での勝利を目指すほかないのです。

 

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