政治

玉城デニーがなぜ県知事候補?翁長知事の音声データは捏造?オール沖縄の嘘!

~「オール沖縄」という言葉にだまされるな!~

翁長雄志沖縄県知事が任期途中に死去したことに伴い、9月13日告示、9月30日投開票の県知事選挙が決定しました。辺野古新基地建設反対を旗印に掲げ、共産党、社民党をバックに「オール沖縄」と叫びながら選挙に勝った翁長雄志氏。このオール沖縄という言葉でだまされた人がたくさんいたのです。

そもそも沖縄県の人たちがみんな辺野古新基地建設反対ではないことはいうまでもありませんし、これまでの県知事選や衆院議員選挙では、辺野古基地建設容認の候補者に4割の方が票を投じているのですから。

 

そもそも、「オール沖縄」という言葉は、オスプレイを沖縄普天間基地に配備することに反対した際に使われた言葉だそうで、この言葉が今では、米軍撤退や普天間基地の辺野古移設反対派の旗印として、沖縄県民全員がそうであるかのように使われており、明かに左派が勝手に作った言葉なのです。

故翁長県知事も色々な手を使って辺野古基地建設反対を訴えてきたのですが、亡くなるとその政治姿勢をほめたたえる報道が目立ったのはなぜか不思議な気がしました。この「オール沖縄」という言葉を使いながら、辺野古基地建設反対運動を進めてきたのが翁長知事だったのですから、その手法は決して褒められたものではないと思います。

 

~本当にあったのか?故翁長知事の音声データ~

さて、翁長知事の後にオール沖縄の推薦候補者として名乗りを上げたのが自由党幹事長である衆院議員玉城デニー氏です。玉城デニー氏が候補者になったのは、故翁長県知事が残した音声データに....

 自分の後継者として玉城デニー氏と金秀グループ(沖縄県の企業グループ)の呉屋守将会長の2人を指名した

と新里米吉県議会議長が報告し、呉屋氏が県知事選出馬を固辞したため、玉城デニー氏がオール沖縄公認の県知事選候補者となったのです。しかし、翁長知事の音声データについて、新里氏以外に聞いた人はおらず、新里氏は、音声データについて...

翁長氏の親族に近い人物から音声データの存在を伝えられた

と言っているのですが、新里氏はこの音声データについては、「詳細は語りたくない」と記者会見で語っているのです。「この音声データの詳細を語らなければ玉城氏を応援する人はいないんじゃないの?」て思いませんか?この音声データにより後継指名を受けた気持ちになっている玉城デニー氏は、「これ以上身に余るものはない。本当に重いと受け止めている」と語って、立候補したのです。ばかげた話です。

 

本当に存在したか否か分からない故翁長氏の遺言録音を、「新里氏しか聞いたことがない」と言いながら、その存在については、「親族ではない、親族に近い人から知らされた」と言っているのです。親族からならまだ信憑性は高まりますが、親族すら知らなかったのかも知れないし、親族に近い人ってどれくらい近い人なのかも分かりません。親族の隣に住んでいる人かも知れません。

オール沖縄っていうのは結局、反体制を維持して米軍基地反対と叫んでいれば気が済むのでしょうが、政治を動かして体制を変えようとする意志があるのであれば、翁長氏の音声データを公表することは絶対に欠かせないことでしょう。オール沖縄と評する人たちはせめてその音声を聞いて確認してから玉城氏を応援しなければならないのではないでしょうか。

もし音声データの話が捏造だったならば、「オール沖縄」と名乗る団体は、、玉城氏を応援したのかっていう話になるはずです。まあ、「誰でもいい。米軍基地反対ならば」という人たちの集まりだから関係ないのでしょうか?

~玉城デニーはどんな人?~

玉城デニー氏とはどんな人なのでしょうか?

本名 玉城 康裕(たまき やすひろ)

生年月日 1959年10月13日

出身 沖縄県与那城村

所属 自由党

最終学歴 上智社会福祉専門学校卒

 玉城氏の実父は、沖縄米軍基地に駐留していた米兵でしたが、デニー(玉城氏の愛称)少年と母親を置き去りにしてアメリカに帰って行ったそうで、その後、母親の女手一つで育てられたそうです。玉城氏は子供の頃からアメリカに対する反感を抱いて育ったのかも知れませんね。でもそんな気持ちだけで政治活動をして欲しくはないですね。

玉城氏は、専門学校を卒業後は福祉関係の仕事をし、その後、沖縄のラジオ番組のパーソナリティをやっていたそうでこの時に名前を売った、いわゆるタレント議員なのだそうです。最近では、

沖縄を一国二制度にして関税を0にして消費税も0にしろ!

と言って有名になった人です。

県知事選は玉城氏には不利?!~

今回の県知事選は、「オール沖縄」から立候補した玉城氏には不利なことばかりで、玉城氏が衆院議員を辞めてまで県知事選に立候補したのはもったいない気がします。というのも、今年、沖縄県で行われた3つの市長選(沖縄市、名護市、石垣市)ではすべて自公推薦候補が勝っていますから、最近の沖縄県民の思考は、「オール沖縄」の候補を応援する人は以前よりも減ってきているはずです。

また、オール沖縄のバックボーンであった「かりゆしホテルグループ」が、今年4月に「オール沖縄」を脱退したため、これまで貰っていた同社の社員票は、どう動くか分からないのです。また、自公が既に立候補を表明している前宜野湾市長の佐喜眞淳氏一本化しており、維新も佐喜眞氏を応援することになったため、どう考えても玉城氏が勝つ可能性はとても低いと言うしかない状況です。

本名 佐喜眞淳(さきま あつし)

生年月日 1964年8月9日

出身 沖縄県宜野湾市

最終学歴 千葉商科大学商経学部卒

オール沖縄の中にも、少しはまともな人もいるでしょうから、「本当に翁長氏が玉城氏を後継に指名したのか?」と疑心暗鬼な方もいるでしょうし、「オール沖縄」を名乗る人たちの中にも裏切る人が出てくるはずです。

 

-政治
-, , , , ,