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ネイマールを闘莉王が批判!サッカーは面白くない!ファウル&すぐ倒れる!

~サッカーは原始的?!~

6月6日、日本代表対ブラジル代表の親善試合を見た。

サッカー観戦はあまり好きではないし、Jリーグも見ることはない。

しかし、日本代表戦はほとんど見ているし、日本代表を応援する。

これも”愛国心”なのだろうと思っている。

ネイマールやブラジル代表は明らかに日本代表の実力を上回っていた。

ブラジル代表からすれば練習試合のようなものだっただろう。

韓国が1-5とブラジルに無様な負け方をして、アジアサッカーをバカにする記事も出ていた。

日本のA代表はブラジルに勝利したことはなく、初勝利&無様な負け方をしないために必死で戦った。

しかし、サッカーはファウル1つで勝敗が決する。正直言って原始的なまま生き残っているスポーツだと思う。

~ファウルで試合がぶっ壊れる!~

”何でこれがPKなの?”って観戦していた人のほとんどが思っただろう。

元日本代表の田中 マルクス 闘莉王(41)がYouTubeで解説している。

闘莉王氏は遠藤とリシャルリソンの位置関係に着目。遠藤が前に体を入れていることから、PK判定には疑問が残るようだ。

「先にリシャルリソン選手がボールに入って、後ろから遠藤選手が足を出すような形になればこれはPKだなと思うんですけど」

「遠藤選手の足ももう踏み込んでいて、その後ろから振ってくる足が遅れているということ。先にポジションに入って、ボールを守っているのは遠藤選手。リシャルリソン選手がボールを蹴ろうとするんですけど、遠藤選手の足があるだけに無理なわけで。僕からしたらレフェリーのミステイクだなと」

サッカーは1~2点、若しくは3点程度の得点を争う競技で、1点の価値が他のスポーツと比較して重たすぎる。

0-0で争っている試合なら1点の価値はより重たくなる。

ファウルによって直接得点につながるPKの判断などはより慎重であるべきだろう。

しかし、サッカーの審判は通常主審1人、副審2人だ。

あれだけ広いコートで、素早くかつ細やかなファウルを判断するには明らかに審判数が少なすぎることが問題だ。

今回、このファウルでVAR判定を採用しなかったのも大きな問題だろう。

必死に点を取られまいと頑張っていた日本選手からすれば、”まあ練習試合だから”っていうことにはならない。

1点の価値が重たすぎることによって、PKファウルの安易な判断は試合の全てをぶっ壊す。

~ネイマール倒れすぎ!~

闘莉王はネイマールが倒れすぎることも批判している。

「ネイマールがスーパーな選手であることは間違いない。スーパーだからこそどんどんファウルされる。ファウルじゃないのに、どんどんアピールをする。そのあたりがメッシ、クリスチアーノ・ロナウドとの差が出る。ちょっとしたファウルだと横に転ぶ。何回転もする。ブラジル人から見たら嫌がる(部分)」

見ていて、ネイマールが大袈裟に転げ痛がるシーンが多く、ワザとらしいと確かに感じた。

ただ、現実にネイマールの動きを止めるために日本選手は2~3人がかりでマークしていたし、ファウルを多くとられたことも事実。

そもそもサッカーはファウルすることも戦術であり、うまく倒れて痛がって見せ、審判にファウルの笛を吹かせることも戦術であることは明らかだ。

~ファウルも戦術?!~

確かに日本のファウルもいつもと比べて多かった印象はある。

ブラジル代表が日本代表に対して「ファウルがひどい」と批判しているのが気になる。

サッカーで相手を抑えるには4つの手があると言われている。1・技術、2・戦術、3・マーク、4・ファウル、そして番外・汚いファウルだ。今回、日本はブラジルを、この番外の手で止めようとした。使ってはいけない禁じ手だ。それは試合後の監督や選手のコメントからもうかがえる。

「日本はファウルを武器として使った。これは重いことだ」(チッチ監督)

「日本の暴力的なファウルはブラジルを驚かせた。私の知っている日本とは違う。明らかんいいきすぎだった」(セザール・サンパイオコーチ)

「レアルマドリードでプレーしていても、こんなひどい当たりにあったことはこれまでなかった。きっとカタールは日本にとっては難しいW杯になるね」(エデル・ミリトン)

「ボールを持つたびに、ひどいファウルをされるのではないかとビクビクしていた。だからボールが足元に来てもすぐにボールを離したよ」(フレッジ)

確かに日本代表は必至でプレーしてファウルをとられることがいつもより多いとは感じたのだが韓国代表のような荒っぽいファウルはそれほどなかったように思う。

なぜここまで批判されるのだろうか。

ブラジルが言うように本当に日本代表の悪質なファウルが多かったのであればもっとイエローカードやレッドカードが出てもいいはずだろう。

~面白くなるルールに!~

サッカーというスポーツは平気で相手のユニホームを掴んだり足を引っかけたりする、故意のファウルが多すぎる。

今回のように、ファウルによって勝敗が決する場合もよくある。

そして、ファウルを受けた選手はすぐに倒れて大袈裟に痛がって審判に笛を吹かせようとする魂胆が明らかだ。

そんな痛がってうずくまっていた選手も審判が無視して試合を再開させれば普通に走っているといった具合に、ファウルも技術の一つなのだ。

この記事でもサッカーでファウルが一つの重要な戦術であることも認めているのだから情けないと言えば情けない話だ。

サッカーが見る人にとって面白くない理由を述べてきたが、もっと得点が入るようなルールにすべきで、故意の悪質なファウルは一発退場にするべきだろう。

オフサイドルールを改正して10-10くらい得点できるゲームにすれば、PKで1っ点取られてもそれほどショックは大きくないし、明らかな故意によるファウルでどんどん選手を退場にして、選手5対5の試合になることもあったりすれば面白くなると思う。

無理だろうけど。

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