~ドンの母校?!~
山口県立大学付属高校の候補が周防大島高校が決まったという。
山口県民は”なんで?””おかしい!”と思っている。
山口県立大学は県庁所在地である山口市にある。
山口県の東の端っこにある周防大島町にある周防大島高校をその付属高校にするのだという。
高校から大学までの一貫校を、交通の便が悪く、高齢者ばかりの過疎地域に作るって頭おかしくない?って県立大学生も言っていた。
交通の便が悪く今でも定員割れの高校。
このままでは大島から高校がなくなってしまうという危機感からここに付属高校をつくろうという魂胆なのか。
明らかに”山口県のドン”と呼ばれる柳居俊学(73)の力が働いているのだろうと推測する。
周防大島高校は、ドンの卒業した県立安下庄高校と県立久賀高校を統合してできた学校である。
電車も通ってないし、本数も少ないバスでしか通えない場所に高校生が集まるはずもない。
山口県立大学の岡正朗理事長は、「若者の県外流出が課題となるなか、県内に若者が残る仕組みとして付属高校を早く開校して欲しいとの意見もあった。できるだけ早く進めて行きたい」と話していました。
「県外に出たい」「都会に出たい」と思っている若者が大島みたいなクソ田舎の学校に通う訳ないだろう。
高齢者ばかりで考えるからこんなことを平気で言うんだろうと呆れる。
~山口県民の恥!~
”山口県のドン”という言葉は山口ではあまり聞かれないらしいが、東京、とりわけ永田町周辺では有名な話だ。
山口県の恥とも言っていい2090万円のセンチュリー問題。
元県職員が村岡嗣政県知事に購入費の全額を弁済するよう求めていた訴訟で最高裁が上告棄却して県の逆転勝訴となり、2審・広島高裁の判決が確定した。
第1審の地裁判決では元県職員が勝ち、村岡知事に全額返済を求めたのに…。
村岡知事は、”なんでドンのために買ったのに俺が返済するの?”と思ったのだろう。
すぐに控訴した。
高裁では”違法性はない”として原告敗訴。
原告は上訴していたが上告棄却となった。
知事はやれやれと胸を撫で下ろしたことだろう。
この車は、事実上、ドンのための公用車で、県庁と周防大島町の自宅間の送迎車だ。
5リットルという大型エンジンに車内にはスピーカーが20個も。
さらにマッサージ機まで付いているという。
そんな高級車必要ないと誰もが思うし、県民の血税から購入されていることを考えると元県職員はよく戦ったと思う。
敗訴はしたけれど、村岡知事がどれだけドンに忖度しているか、どれだけドンが力を持っているかを県民いや全国民に知らしめた。
それでも高齢者ばかりの山口県では村岡知事が知事続投を望めば必ずまた当選する。
氏名 柳井 俊学(やない しゅんがく)
生年月日 1950年1月21日(73歳)
出生地 大島郡白木村
学歴 山口県立安下庄高校卒 大正大学仏教学部卒
所属 自由民主党
2年前の衆院選で前副知事が林芳正元外務大臣(62)の後援会の入会申込書を部下職員に配らせて勧誘した公職選挙法違反事件があった。
これにもドンの影が。
デイリー新潮が県政関係者の話として報じている。
「柳居さんが林さんを強く応援するようになったきっかけは10年ほど前でした。11年に柳井さんは政務調査費でカレンダーを作成したとして、議会で問題視されたことがあったんです。それを批判していたのが当時県議の河村健夫さんの実弟だった。柳居さんは”追及をやめてほしい”と兄の河村健夫さんに泣きついたものの、断られてしまった。それを逆恨みし、”反河村”として林氏を強力に推すようになったのです」
河村さんの実弟は現萩市長の田中文夫(75)だ。
林芳正が衆院選3区で自民党公認となり官房長官などを務めた河村健夫は政界を引退した。
「自民党山口県連の実力者である柳居さんに知事は全く頭が上がらないのです。」
そういえば安倍晋三が首相時代には県知事はドンと一緒に安倍さんに会いに行ってたなぁ。
県知事と県議会がなあなあでは良い県政ができるはずもない。
「とある出世頭だった部長は知事に近く、柳居さんらの意向で外郭団体に飛ばされたこともありました。”そんな人でも”と庁内に衝撃が走った。まさに恐怖政治が敷かれているのです」
正に恐怖だ。
ドンの父親柳居宏俊も元山口県議会議員。
県政でも2世が幅を利かせている。
センチュリー問題、公職選挙法違反問題、そして県立大付属高校問題。
ドンの力は底知れない。
しかし、ネットニュースを見ない山口県の高齢者は誰も知らない。
いつまでもこんな山口県政が続くのである。