~昔、警察は怖かった!~
こんなことで巡査を処分するのはおかしい!
身柄を確保する際に相手を地面に押し倒し、威圧的な態度を取る不適切な職務執行をしたとして、三重県警は警察署勤務の20代男性巡査を本部長注意処分とした。処分は10月27日付。
県警警務課によると、巡査は8月26日未明、バイク数台の騒音苦情で110番を受けて出動中、二人乗りの原付バイクから降りて逃走する少年を勢いのまま地面に押し倒し「何逃げとんのや」などと言って詰め寄ったという。
少年はヘルメットをかぶらず原付バイク後部に乗っており、少年が降りた後も運転手はそのまま逃走した。少年の母親が当時の状況説明を求め発覚。少年にけがはなかったとみられる。
昔の警察官は、不良徒や悪人に対して強かったというイメージがある。
逆らったら怖いというイメージもあった。
ところが、人権ばかりを主張する国民が増え、”オイ・コラ警察”は不当としてきた歴史がある。
~警察をバカにする時代!~
日本の治安の良さは日本国民の倫理観と警察システムのおかげであることは間違いない。
しかし、最近では”警察は怖くない”というイメージが強くなったせいか、警察を目の前にしても平気で警察をバカにしたり、罵倒したりする知性で劣る国民が増えすぎたように思う。
ワザと警察を挑発したり、威嚇したりするYouTube動画も多くなった。
こんなことが影響して警察の威厳は地に落ちた。
不良少年たちも警察なんて怖くないと思っているし、警察なんて大したことないというチンピラも増えてきたように感じる。
深夜、バイクの騒音で苦しむ市民が警察に何とかして欲しいという思いから110番通報した。
警察官が現場に行き、エンジン音を響かせて走り回るバイク集団を発見した。
昔は数十台ものバイクが連なる暴走族がいたが、今ではそれほどの台数で走り回る暴走族はいなくなった。
しかし、バイクの騒音で悩まされる人たちは2~3台が連なって爆音を立てて走っている連中も暴走族と認識する。
深夜、未明、人々が寝静まった頃、爆音を立てて走り回るバイクがいたとしたら、「警察よ、こいつらを捕まえろ!」と思って110番通報する。
しかし、爆音を立てて走るだけでは警察は検挙することはできず、注意して終わるだけなのだ。
それだけで検挙する法律がない。
警察は、爆音バイクに停止を求めて免許証を確認して注意するだけ。
警察の停止に従わず、逃走してもそれだけでは何の罪にも問えない。
少年たちも、警察なんてチョロいチョロいと考え、警察官をバカにしながら、面白半分に逃げ回る。
爆音走行しながら逃げ回る2輪バイクを4輪のパトカーで追いかけても捕まえることは至難の業である。
~バカな少年とバカな親!~
ノーヘルで原付バイクに乗り警察官から逃走する少年たち。
少年の警察を舐めた行為を批判するべきだろう。
運転手は逃走したというが、捕まった少年がその少年の名前を言うかどうかは分からない。
言ったとしても、原付の2人乗りで切符処理されるだけだ。
もっと厳罰を与えないといけないが法的にはこれ以上の罰を与えることはできない。
再び少年たちは深夜の暴走行為を繰り返すのである。
深夜であるから、捕まった少年は補導され、親に連絡されたのだろう。
親は、何があったかを子供から聞いた。
バカな少年は、自分のやったことを反省もせず、
警察官から地面に押し倒された。
警察官から無茶苦茶されて痛かった。
と母親に訴えたのだろう。
バカな母親は、
”〇〇チャン可哀そうに、警察官の分際で〇〇チャンをイジメた奴は許せない”
自分の子どもが悪いことをしたという意識はないのである。
まともな親なら、「〇〇チャンあんたがそんなことをするからでしょ。あんたが悪い」と叱る。
しかし、深夜に暴走行為をするような子どもの親だからそんなことすら分からず、「警察官が〇〇チャンに酷いことをした」と訴えたのだろう。
~警察官のなり手がない!~
優しい警察が舐められる時代である。
もっと、警察官が不良市民に対して強くなって欲しい。
この少年を押し倒して殴る蹴るなどの暴行を加えたのならいざ知らず、道路上に押さえつけただけ。
それくらいのことは許容してあげなければどんどんチンピラたちが警察をバカにして悪行を繰り返す。
昭和の昔、警察官の合格倍率は、20倍以上もあったのに最近では3倍から5倍程度だという。
警察官になったら不良市民にバカにされ、クレームで苦しむらしい。
そんな職業に誰が就きたい思うのか。
警察官の質が低下しているそうだが、警察が昔のように強い立場にならなければ質は上がらない。
こんなことで本部長注意などと”大袈裟な処分”を受けたというニュースを見て誰が警察官になりたいと思うものか。