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中国のマラソンで自転車&ショートカットの違反!ズルして失格する人続出?

中国マラソン大会で不正横行~

中国では今マラソンがブームになっているそうです。北京国際マラソン大会、大連国際マラソン大会、上海国際マラソン大会、アモイ国際マラソン大会と国際マラソンがこんなに開催されています。だけど、日本に来る中国人を見ていると、歯を喰いしばって自分の限界に挑戦しながら長距離を走るイメージが湧きません。どうして中国でマラソン大会がブームになったのか不思議に感じていました。

しかし、やはり中国ならではのマラソン大会の現状がニュースになり、「やっぱりか!」と納得しました。

今年11月に中国深圳で開催されたハーフマラソン大会の動画がアップされました。動画には、コースをショートカットするために茂みの中を走り抜ける多数の中国人選手の姿が映されていました。他にも驚かされる映像が!

なんとゼッケンを偽造して、同じゼッケンをつけて走っている人もいます。自転車に乗ってコースを走っている人までいます。

この大会には約1万6000人が参加したそうですが、違反者は258人もいたというのですから驚きです。中国人からすれば、「1万6千人の内の258人は少ないじゃないか」と言いそうですね。でも見つかった選手がこの数ですから、見つかってない選手を含めればどれだけいたのかと思いますよね。

不正した選手の内訳は、ショートカットした選手が46人、ゼッケンの偽造が18人、替え玉出場が3人だったそうで、自転車に乗っていた選手は人数に入っていません。自転車に乗った人が見つからなかったってことはないでしょう?大会組織委員会は、ゼッケン偽造や替え玉出場の21人を大会から永久追放、その他の違反者は2年間の出場停止処分にしたそうです。でも、出場できなくなった選手たちは、また来年、替え玉を使ったり、大会関係者に賄賂を渡したりして不正をして参加するんでしょうね。

中国でマラソンがブームって、一体何のために走っているんですかね。大会参加料もかかっているでしょうし、何のために出場しているのでしょうか?大会に出ることや完走することが目的ではないのかもしれませんね。日本人には理解できませんが、大会に出場して不正をすることが目的なのでしょうか?それとも真剣に不正をして優勝を目指して賞金を稼ごうというのでしょうか?分かりませんね。「インスタ映えが目的」と指摘する人もいますが、理解できません。

~中国人はズルい、恥知らず!~

訪日中国人を見ていると分かりますが、中国人のマナーの悪さを挙げれば「公衆の面前で大きな声で話し」、「爆買いするために店舗前に群がり」、「宿泊したホテルの部屋はぐちゃぐちゃ」などキリがありません。

中国国内でも、マクドナルドのカウンター前で、前のお客の後ろに整然と並ぶ人はいないそうで、横に並んだりするため、日本の様に列ができないそうです。列ができたとしても割り込む人がいるため列を作らないほうが良いそうです。

また、中国の駅では、日本と違い、電車の扉が開いたら降りてくるのを待たずに一斉に乗り込み、降りようとした客が降りられないことがよくあるそうで、乗り切れなかった客が閉まったドアを無理やりこじ開けようとする光景もよく見られるそうです。

また、中国は世界でも喫煙率の高い国で、路上喫煙やポイ捨てなどは当たり前だそうです。最近では、中国では男女問わず「顔パック」がブームになっているそうで「顔をパックしたまま車を運転したり」「電車内で顔をパックしたりする人が増えている」というニュースもありました。

この様なことはその国民の民度として理解できなくもないのですが、わざわざマラソン大会に出場して、不正をするということは民度とかの問題ではないような気がします。何が目的なのか不正をした選手に聞いてみたいものです。

~ストックホルムのホテル事件!~

中国人の悪行についてのニュースは数限りなくありますが、最近最も有名になった事件が、スウェーデンの首都ストックホルムのホテルでの事件でした。中国政府がスウェーデン政府に抗議するなど一時外交問題にまで発展しそうになったのです。

しかし、その動画が公開され、明らかに中国人が悪いことが分かり、中国政府はそれ以上の行為には出なかったそうです。

動画を見て貰えれば分かりやすいのですが、ホテルに宿泊しようとした中国人親子が、予約よりも1日早く到着したため、宿泊を拒否され、ホテルロビーに居座ろうとしたのですが、ホテル側が、他の客の迷惑になるからと退去を求めました。

しかし、家族はロビーに寝そべり、大声で喚き散らすなどしたため、ホテル側は警察に通報し、警察によってホテルの外に強制的に排除されました。しかし、そこでも泣きわめき、路上に寝そべるなどしたため、警察によって10数キロ離れた墓地に連れていかれて放置されたのです。

 

このことが中国では、「中国人がスウェーデン警察にいじめられた」という内容で動画が拡散し、中国外務省がスウェーデンに抗議したのです。しかし、動画が公開されて明らかに中国人家族が悪いことが判明し、また、放置された墓地は無料で宿泊できる教会のそばだったということが分かったのです。

~一帯一路の前にやることがあるだろ!~

今、中国習近平が目指す一帯一路構想が話題になっています。中国から中央アジアを経てヨーロッパまでを結ぶ「シルクロード経済帯(一帯)」と中国沿岸部からインド・アフリカ・中東を経てヨーロッパを結ぶ「海上シルクロード(一路)」の経済圏を作ることを目指しています。

これは、世界有数の経済的大国となった中国の習近平が、更に中国を発展させて経済的にも軍事的にも世界的優位を保つための施策であり、アフリカや東南アジアの貧困国に多額の金を貸し付けて借金漬けにして中国にNoと言えない国家を作ろうとする悪意ある外交戦術です。経済的にも軍事的にもアメリカを超える超大国になろうとする習近平の野望なのです。

仮にこれが成し遂げられても、中国国民が大国に見合うだけの民度を持たなければ世界は中国を大国としては認めるはずはありません。習近平は「一帯一路構想」の前に、中国国民に法の順守やマナーの向上といった教育を受けさせることを優先させるべきです。実力のない人間が実力を仮装してのし上がろうとしても無理なのです。まず、国民の教育を重んじる施策を行ってから民度を高め、世界から認められる民族になることが優先されるべきなのです。

中国は、東シナ海での世界ルールを無視した資源開発や南シナ海での人工島建設など、マラソン大会の不正と同様の不正を中国共産党が平気でやっています。これは中国が超大国になって、中国共産党が世界を支配するという目的のために行われている不正であることは理解できます。しかし、マラソン大会の不正の目的は理解できません。

 

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