~顔つきが変わった?!~
ロッテの元エースピッチャー村田兆治(72歳)が逮捕された。
逮捕後の画像を見ると、数年前までの村田兆治とは顔が違う。
顔を見た瞬間、これは認知症顔じゃないのか?と感じた。
認知症の老人の顔には特徴がある。
まず、目つきがトロ~ンとしてまぶたが垂れたようになる。
村田氏は、上まぶたも腫れぼったくなっていて目力がなくとろ~んとした感じです。
そして顔の皮膚全体が垂れるというのも特徴の一つです。
数年前に村田氏の投球姿を見たことがあります。
60歳代でも130キロのストレートを投げ込んでいたのには驚かされました。
その時の顔はこんな顔ではありませんでした。
もっと、目つきは鋭かったように記憶しています。
この度逮捕後、送検される時の顔はマスクで口元は見えないものの、明らかに目つきに力がありません。
~否認じゃない?!~
村田容疑者の逮捕容疑はこの日午後2時前、羽田空港第1ターミナルの北ウイングにある日本航空特別会員向けの保安検査場で、30代の女性検査員に暴行を加えた疑い。携帯電話を手にしており、金属探知機に何度か引っかかったことに腹を立てたとみられ、右手で左肩を押したという。
その場で保安検査場の職員が「男性が暴れている」と110番通報。駆けつけた署員に現行犯逮捕された。本人は「左肩を押してない」と容疑を否認し「前に立ちはだかられたので、どかしただけ」、「殴ったり蹴ったりはしていない」などと供述しているが、捜査関係者によると、防犯カメラには左肩を押している様子が映っていたという。女性検査員にケガはなかった。
携帯電話を手にして金属探知機を通った時点で村田容疑者の精神イヤ、脳がおかしいことは明らかです。
”日本航空特別会員向けの保安検査場”を通過するのですからこれまで何度も金属探知機を通過してきたはずでしょう。
金属製の携帯電話はトレーに入れてから探知機を通過しなければならないことは分かっていたはず。
それでも携帯電話を手にして通過したのだというから探知機が反応するのは当然。
これを何回か繰り返したというのですから認知症を疑うしかありませんし、認知症でキレやすくなるということも言われています。
殴ったり蹴ったりすることだけが暴行罪にいう暴行ではありません。
暴行とは、”人の身体に向けた有形力の行使”と定義されていて、押す行為も当然暴行にあたるのです。
記事では”否認している”となっていますが、村田容疑者は”どかしただけ”と言っているのです。
”どかす”ということは女性検査員に有形力の行使、つまり検査員の体に、自身の手で力を加えて押しやったということでしょう。
これが正に暴行罪でいうところの暴行に当たる訳で、否認ではなく、罪を認めているということになると思います。
ただ単に法的知識がなく暴行の意味が分かっていないというだけのことでしょう。
このことは逮捕後、警察から説明もあるはずだし、防犯カメラの動画を見せられたはずでしょう。
それでも「殴ったり蹴ったりしてない。どかしただけなのに何で逮捕されるのか!」
と言っているとすれば、認知症でなければ、老害からくる理解力の欠如というしかありません。
一般的に高齢者に対して理論立てて説明しても理解できない人は多いのですが、ましてや若干の認知症があれば理解させることはとても困難なことです。
~医師の検査を受けて!!~
村田容疑者は、釈放時に
「魔が差したというか、私の至らぬ点がありました。子供たちにも申し訳ない。言動と行動が一致しない部分はあった」
と語ったそうだ。
”言動と行動が一致しない”という自覚があるなら認知症の疑いがあると見て間違いないでしょう。
「もうすぐ73歳。75、76で(離島甲子園の活動を)やめようと思っていたけど、人生に引退はない。子供たちのために80まで頑張る。そこでもらったお金を(これまで通り)寄付していきたい。老体にムチを打って骨が折れるかもわからない」
イヤイヤ、まずは認知症か否か、医師の検査を受けることをお勧めしたい。
認知症ではないと分かればいいけれども、”言動と行動が一致しない状態の指導者”から野球を教えられる子供たちの身になって考えて欲しいと思う。
~長寿は幸せじゃない!~
日本が世界一の長寿国になったと喜んで新聞やテレビで騒いでいた時代があった。
長寿になることで体は健康が維持されるようになったが脳の衰えは変わっていない。
長生きすることによって周囲の人に迷惑をかける。
それだけならいいですが、過去の栄光を消し去られるような悪行をはたらく認知症高齢者もいます。
長生きは決して幸せではないということをつくづく感じます。