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レジ袋有料化は意味ない&無駄!地球温暖化&海洋汚染?焼却でいい!

~レジ袋有料化は意味がない!~

レジ袋の有料化が7月1日から施行されました。環境省は「資源・廃棄物制約や海洋ゴミ問題、地球温暖化」という課題に対応するために法律を改正したというのです。

しかも、”持ち手のないレジ袋”なら無料でもOKとかこれまでのレジ袋も1枚数円で買えるわけです。また罰則がないため、企業の判断でこれまで通り無料でレジ袋を渡しても問題ないというのですからなぜ、この様な法律改正が行われてレジ袋を有料化する必要があるのか意味不明です。

地球温暖化問題については、地球は寒冷化していると言っている科学者は多くいますし、夏が暑いのはヒートアイランド現象つまり、社会を高温化しているアスファルト舗装、エアコンなど普及や自動車の増加が原因であることは明らかなのです。にもかかわらず未だにCO2が原因だと言っている人たちがいますが、本当かウソか分からないことのために国民の生活環境を変える必要があるのでしょうか?

海洋プラスチックゴミ問題は、発展途上国がプラスチックゴミを海洋に投棄していることが原因なのであって、日本でレジ袋が海に投棄されることはほとんどあり得ないのです。

~レジ袋は海洋ゴミにはならない!~

考えてみて下さい。日本でレジ袋が海の中に沈む可能性があるかどうかを。あなたが使用したレジ袋が海まで到達する可能性はないはずです。環境省はどのようにしたらレジ袋が海まで流れ着くと考えているのか不思議です。

問題は発展途上国なのです。発展途上国のプラスチックゴミをどのように減少させるのか、そして海洋投棄させないようにするのかそこを考えないといけないのです。

これまで日本は中国を始め東南アジアに莫大な量の廃プラスチックを輸出していました。リサイクルをするためという理由で輸入をしていたのですが実際にはリサイクルされずにほとんどが焼却されたり海洋に投棄されていたというのです。最近では中国や東南アジア諸国も輸入を規制するようになりましたから今後は廃プラスチックも日本国内で処理しなければならなくなったのです。

日本で廃棄物を回収した自治体や廃棄物業者が廃プラスチックを海洋に投棄するということは考えられません。日本はどんどん高温焼却炉で焼却すればいいのです。”リサイクルすればいいじゃん”って思っている人もいると思いますがリサイクルにはコストがかかるために採算が取れずリサ現実的ではないのです。

~レジ袋は燃えるゴミ!~

日本では「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で自治体に各家庭ごみの収集を義務付けており、普通の国民はこれに従って決まった日にゴミを分別して指定された収集場所に出します。それを自治体が集めて焼却処分をしています。

中には生活ゴミを山すそや道路わきに投棄する輩はいますがそれは警察が取り締まりをしており、投棄者が特定されなければ自治体やボランティアの方がそのゴミを収集しています。海に廃棄物を投棄する者が全くいないとは言いませんがほぼ皆無でしょう。

レジ袋などは燃えるゴミとして収集場所に出され、自治体のリサイクルセンターなどの高温焼却炉で焼却されています。ダイオキシンが出ないほどの高温焼却炉です。ダイオキシン自体が有害ではないという科学者もいますがダイオキシンが有害だとして高額な高温焼却炉が各自治体に設置されています。

レジ袋を含めた廃プラスチックは今後は日本で処理しなければならず、環境省はその総量を抑制することもレジ袋有料化の理由の一つにしていますが、レジ袋はこれまで一般家庭では燃えるゴミとして収集されて最終的には焼却されていたのですから今後もそれで問題はないのです。今後もレジ袋を燃えるゴミとして扱えばいいのです。

~環境省が「焼却しろ」!~

昨年5月の記事です。

環境省は5月20日、中国や東南アジア諸国がプラスチック廃棄物の輸入を禁止したことで、日本国内でプラスチック廃棄物が処理できず滞留してしまっている問題を受け、今後の対応方針を発表した。市町村に対し、プラスチック廃棄物の単純焼却を受け入れるよう要請した。ごみ発電所ではなく、通常の焼却場で焼却することで、日本はプラスチック廃棄物のリサイクルから大きく後退する。プラスチック廃棄物のケミカルリサイクルやマテリアルリサイクルを企業が追及してこなかったツケが、回ってきた。(中略)

日本ではプラスチック廃棄物の多くを、ごみ発電所でエネルギー燃料としたり、製鉄所での還元剤として活用しつつ、一部を輸出に回すことで処理してきた。しかし、輸出が出来なくなったことで、処理できなくなった。今回環境省が要請した通常の焼却処分での焼却は、一部は温水プール等での熱源として利活用されるが、基本は燃やすだけで、リサイクルにはならない。環境省としては苦渋の選択となる。

以前、廃棄物のリサイクルがうたわれ、各企業がプラスチックゴミのリサイクル挑戦したのですがあまりにもコストがかかりほとんどが断念したのです。プラスチックゴミのリサイクルは夢物語だったというわけです。そして、日本国内で廃プラスチックを処理しなければならなくなったため環境省は「燃やせ!」と言っているのです。これまでも燃やしてきたのですから何ら問題はないのです。

2017年の日本の廃プラスチック輸出量は143万トンだったそうでこれは産業廃棄物がほとんどです。自宅で出た生活ごみの中の廃プラスチックはこれに比べると僅かな量です。しかし、これまで輸出していた廃プラスチックも現在では自治体が焼却処分しているのです。この量から考えるとレジ袋などというモノはほんのわずかな量です。

レジ袋などはこれまでも焼却処分されていたのですから、有料化して総量を削減する意味はないと言っていいのです。

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