~今、大城が正捕手!~
6月の開幕3戦目にデッドボールを受けて「左尺骨骨折」で離脱した巨人軍のイケメン小林誠司捕手(31)が9月18日にやっと一軍に戻ってきました。女性ファンは大喜びでしょう。
しかし、2017年のドラフト2位の指名の岸田行倫(ゆきのり)捕手(23)、西武からFA権を行使して移籍してきた炭谷銀仁朗捕手(33)、そしてもう正捕手になったと言ってもいい大城卓三捕手(27)がいます。今、巨人軍の捕手陣はセ・パ併せて最も盤石と言っていいでしょう。
大城捕手は、岸田捕手と同じ年にドラフト会議で3位指名でジャイアンツに入り、2018年から一軍で出場するようになりました。この年から、いいバッティングをしてそのセンスを見せてはいました。
でも翌2019年も小林捕手の二番手として前年と同程度の活躍をしていましたが、明らかに小林とはレベルの違うバッティングを披露するようになっていました。
今年は既に65試合に出場してホームラン8本、打率は.310という好成績を残しています。また開幕11連勝を飾った菅野捕手の女房役としても定着してきましたから巨人の正捕手は大城卓三だと断言してもいいと思います。
~女性ファンのためには必要な小林!~
イケメン小林捕手は、高橋由伸が退いた後、巨人のアイドル的存在であったし、やはりプロというのは人気あっての物種でありますから女性ファンを引き付けるためには必要な選手だといえるでしょう。
坂本はそこそこイケメンですが小林ほどではないし、若手の4番岡本はよくホームランを打ってくれますが仏頂面でボーッとし過ぎてスターと言える顔ではないし…。
そこを考えると女性ファンを引き付けておくためにも小林捕手は巨人にとって必要な存在であることは間違いないのですが、やはり打撃が悪すぎるのです。
~打撃が悪すぎ!~
小林は捕手としての肩の強さと捕球のうまさには定評がありますが、負傷から復帰した後の二軍での打撃成績は、8試合に出場して
打率.174(24打数4安打)、ホームラン0、打点0
です。二軍でこれなら一軍で打てるはずもありません。申し訳ないですが大城が成長してきた今小林の出番はほとんどないと言っていいでしょう。
~小林に出番はない!~
巨人でリリーフ投手をしていた澤村拓一投手(32)。巨人軍がリードしている試合でも澤村が出てきただけで「あ~ッ、ヤバイ!」と誰もが思いました。案の定2軍から3軍まで落ちてしまいました。
その後千葉ロッテとの電撃トレードが成立し、移籍後、4試合に登板して1セーブをマークし、まだ1点も取られてないのですから驚きです。
澤村が覚醒したとはまだ言い切れないと思っています。澤村の球に慣れていないパリーグの打者たちが慣れてくれば、ファールでカットされてフォアボールの連続になる恐れは今でもあると思います。
ただ、巨人に残っていたら出番はなかったと思うし、小林捕手もこのまま巨人にいても出番はそうそうないでしょう。
~ロッテは小林獲得を急げ!~
ソフトバンクと優勝争いをしている千葉ロッテマーリンズとのトレード話が噂されていますが本当なのでしょうか?
2005年以来15年ぶりの優勝を狙うロッテに激震が走った。正捕手・田村選手が右手指を骨折して離脱。球界№1のインサイドワークと言われる大黒柱の離脱は優勝争いに大きく影響することで、一部報道で巨人小林誠司捕手とロッテ選手とのトレードが取り沙汰された。
ロッテにとって、正捕手田村龍弘(26)の離脱は痛い。右手指の負傷は致命傷です。田村は打撃は小林捕手より少しは良いと思いますが、守備の良い小林はロッテからすれば欲しい選手でしょうし、独身イケメンの小林はロッテの女性ファンを増やすにもこれ以上の選手はなかなかいません。
阪神タイガースの正捕手梅野隆太郎(29)がケガで登録抹消され、小林とのトレードの噂も上がっていますが、巨人軍の投手の能力や癖を知り尽くしたキャッチャーを同じリーグのチームとトレードするのはあり得ませんからロッテとのトレードできまりでしょう。
”期限付きトレード”の制度があればすぐにでも話はまとまるのでしょうが、プロ野球にはその制度がないため、完全移籍となってしまいます。このままでは飼い殺し状態の小林捕手にとって、新天地での活躍を期待した方が小林自身のためでしょう。
ロッテにとって、ソフトバンクに1.5ゲーム差で2位につけている今年は優勝のチャンスですから急いで小林を獲得する方法を探るべきです。
巨人は大城捕手が”打てるキャッチャー”として将来巨人の正捕手の座に座り続けるはずです。