~音喜多氏は正論!~
日本維新の会の音喜多俊参議院議員(38)が「謝られるべき!」と嚙みついた立憲民主党の小川淳也(50)。
自民党の前デジタル大臣の平井卓也(63)衆議院議員と野党連合で出馬する小川氏の一騎打ちとみられていた香川1区に日本維新の会の新人、町川順子(62)氏が参戦したことで、小川氏が町川氏本人に「やめてよ~、出ないでよ~、出るなら3区にしてよ~」なんて言ったらしい。
町川氏が断ると、今度は町川氏の実家を訪ねて88歳の父親に「降りてくれ」と頼んだとか。
こんな議員がいるの?町川氏の実家まで知ってたの?怖いですね!
これに音喜多氏が「謝れよ!」と言ったというのだ。そりゃ当然だろう!
~風見鶏?!~
小川淳也という議員のことはあまり知らなかったが調べてみると、2003年から何度も衆議院香川1区から出馬している。
民主党が国民をだまして政権を執ったあの”悪夢の民主党政権”が始まった2009年に初めて小選挙区で平井氏を破って当選している。
それ以外はすべて平井氏に負けて比例復活で当選し続けていたという。
今回の衆院選挙では、共産党などの野党連合で平井氏と一騎打ち。
”ひょっとしたら勝てるかも?”と思っていた矢先に邪魔が入ったというわけだ。
「票が割れちゃうでしょ!」って?
2017年の衆院選には共産党と対立していた小池百合子の「希望の党」から出馬してまた比例復活。今回は共産党を味方につけたのだ。
当選するためなら何でもする?立憲民主党にはこんな議員が多い。
昔、”政界の風見鶏”と呼ばれた人がいたのを思い出す。
~問題児?!~
Wikipediaを見ると、昨年11月にコロナに感染した後、今年に入って賑やかだ。
2021年2月19日、立憲・小川淳也議員のツイッターで乗っ取り騒動!乱暴な投稿に事務所が大騒ぎ→本人が投稿を認め謝罪「国会で質疑できないストレス、やさぐれていた」
”やさぐれる”とは、すねる。ふくれる。無気力で投げやりになる。などの意味だそうだ。どんな奴や?!
2021年2月19日、立憲・小川淳也さんが空港での違法駐車を謝罪「遵法精神を尊ばねばならない立場でありながら不適切だった」
小川氏は動画をよく流しているようですが、この時も、高松空港の駐車禁止エリアに街宣車を止めて動画撮影していたというのだが、「1~2分の短時間」「幸い通行車両がなかった」などと言い訳がましいことを言っています。
2021年8月18日、規制自粛が要請されていた中で香川に帰省したことをツイッターでコメントしたことから批判され、「帰省もままならず自粛されている皆様も多い中、軽率だったと深く反省しております。本当に申し訳ございません」と謝罪した。
8月といえばコロナ禍が始まって以来、最も陽性者が増えた時期で全国でも2万人を超え、地方の香川県でも100人越えの時期。
秋には衆議院選挙があることが分かっていて、小選挙区で負け続けていた小川氏は焦っていたのだろうとは思うが、ダメだろ!
このように、今年に入ってからネットを賑わしては”謝罪”を続けていたのだが、今回は謝罪どころか相手に「利用された」「悪用された」と言っているのには驚いた。
町川氏の”88歳の父親”といえばもうほとんど元気のない”お爺ちゃん”だろうに…
立憲にはたくさんの問題児がいるが、小川氏も同じようなものだ。
~反省なし?!~
「皆様様々ご心配をおかけしました。小川の「決意」を聞いてください!」
で、町川氏への”出馬断念要請”について述べている。反省の弁かと思いきや全く違った。
悪意に満ちた地元紙の報道を含め一連の経過で大変ご心配をおかけ致しました。私は選挙区選挙においては、一対一の構図に持ち込むべきだという信念で行動してまいりました。
それはこれまで誠意を尽くしてきた国民民主党と社民党、共産党であれ今度の維新の会であれ変わらない。私の側からする信念です。あらゆる関係者とあらゆるお話をさせていただきました。
電話にも出てくれない、面会要請も応じていただけない場合は控室まで出かけて参りました。(維新の)候補者ご本人からも思いをお聞きしました。随分と重なる部分がありましたので今回候補者として競合するよりはむしろ応援に回っていただきたいという想いもありました。
反省点が二つあります。ああいう場面を含めていろいろと利用され、時に悪用されることもある。このことも肝に銘じなければなりません。同時に(中村)喜四郎先輩と(辻元)清美ねえさんからは「あんたひ弱に見えるから気を付けなよ」とおりもいただきました。
本当に改めて自分自身の脇の甘さや至らなさも痛感しています。しかし、私なりの私の側からする誠意は尽くさせていただきました。
一旦これで区切りをつけたいと思います。このうえは全面的に戦わせてください。それはつまり、20年近く香川1区で全身全霊活動してきた自分自身を信じることであり、それを見守ってくださった様々気にかけてくださり、お世話くださった香川1区の有権者の皆様を信じる戦いだということです。
全く反省なし。自身の行動を正当化する発言に終始している。
”地元紙の報道”とは香川県の地元紙の四国新聞を言っているのだろう。この四国新聞が平井元大臣の一族企業であるということが地元民からすれば”どっちを信じていいのか?”ということになっているようだ。
維新の馬場幹事長は、
小川氏が国会内の控室に来て、「自分が野党の統一候補者だ」と言って町川氏の擁立断念を求めた
と話しているし、立憲の福山幹事長も「お詫び申し上げなければいけない」と言っているのだ。
他の新聞社の記事でも
小川氏は町川氏に対する出馬断念要請があった事実を認めた上で「お詫びするつもりはない」と述べている
としている。
事実を認めながら”利用され、悪用された”と言ってるのだから驚きだ。
~東大??~
維新は野党共闘に加わっていないのにも関わらず、小川氏は取材に対して
「野党が一本化を目指すのは当然で、できなければ立候補の自由がある」
と言っている。
野党が一本化を目指すのは当然?ってなぜ、その理由は?と問いたくなる。
暴力革命を目指し、警察・自衛隊を”暴力装置”と呼んで壊滅を目指す共産党と組んで政権を執ろうとする考え方は、国民のほとんどが理解できないでいる。
”立候補の自由”は小川氏だけではなく、誰にでもある。
町川氏にもあるのだ。
何が言いたいのか全く分からない。本当に東大出ているのかと疑いたくなる。
詐欺事件で逮捕され有罪判決を受け、悪名高き関西生コンとべったりの辻元清美を”姉さん”と慕うのだからどんな人間かは推察できる。
小川氏はまた比例復活当選するのだろう。
比例選では、ある程度の得票率があれば復活当選ができるのだが、得票率が低ければ復活当選もできない。
香川県民の投票行動に注目していきたい。