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吉川俊平投手(パナソニック)が違反理由は規定抵触!処分も?メジャー挑戦は?

~吉川峻平メージャーと契約するも規定違反~

社会人野球パナソニックの吉川俊平投手が大リーグダイヤモンドバックスとマイナー契約していましたが、これが日本野球連盟(JABA)の登録規定に抵触していたことが問題となっています。吉川投手は、今年のドラフトの目玉と言われていましたが、日本のプロ野球を無視して大リーグと契約したのです。過去、2008年には、田澤純一がメジャーリーグに挑戦したいと日本プロ野球12球団に指名しないよう文書を送付した田澤問題が起こり、田沢は日本プロ野球から指名を受けずにアマチュア野球から直接ボストンレッドソックスに入団しました。

大谷翔平選手もドラフトの目玉と言われながらメジャーリーグ入団を希望していたのですが、ドラフトで交渉権を引き当てた日本ハムが大谷選手と交渉し、将来メジャーリーグに行くことを承諾しながら日本ハムへの入団を決意させたこともありました。

氏名 吉川峻平(よしかわ しゅんぺい)

生年月日 1995年1月21日生

出身 大阪府吹田市

学歴 関西大学北陽高等学校卒、関西大学卒

身長 183㎝ 

体重 77㎏ 

投打 右投げ右打ち

 

~パナソニックを辞めてから契約しなおせ!~

日本野球連盟(JABA)は、日本の社会人野球を統括する団体です。JABAの規定に違反したというのならば、パナソニックを辞めちゃえばいいんじゃないの?辞めれば社会人野球とは関係のない人なのですから、改めてダイヤモンドバックスと契約し直せばいいんじゃないの?って思うのですが間違いでしょうか?日本野球連盟の登録規定には、

第 15 条 競技者は、日本プロフェッショナル野球組織が行う選択会議(以下「選択会議」という。)の日から翌年度の都市対抗野球大会終了の日までの期間、プロ球団と交渉することはできない。

という規定があります。しかし、これに違反した場合の罰則規定は調べた限り存在しません。ですから、この規定に抵触してなされた契約は無効ということになるのでしょう。であれば、ダイヤモンドバックスとした契約を一旦解除してから、パナソニックを退部し、無職状態となって、改めてダイヤモンドバックスと契約するというのが良いと思います。

~吉川投手はメジャーで通用するの?~

そもそも吉川峻平は、メジャーで通用する投手なのでしょうか?高校時代は内野手としてプレーしていましたが、高校2年の秋から投手に転向したそうです。最初に投手として出場した試合でコールド負けを喫したそうですが、3年生で出場した大阪大会では、26.1回を無失点という記録を残したそうです。

関西大学に入ってからは、3年春から先発を任されるようになり、京都大学を相手に完封勝利を収め、4年春のリーグ戦では先発2番手として完封で2勝を挙げ、防御率も1.30と活躍しました。その後、大学日本代表にも選ばれ日米大学野球に出場したそうです。

しかし、所詮、日本の大学野球です。大学時代に活躍してもプロ野球で通用しなかった投手はたくさんいます。メジャーで活躍した日本人投手は、やはり、プロ野球を経験して投球術を覚えてからメジャーに移籍した投手ばかりです。プロ野球を経験せずにメージャーに行った投手と言えば田澤がいますが、鳴かず飛ばずの成績です。

氏名 田澤純一(たざわ じゅんいち)

生年月日 1986年6月6日生

出身 神奈川県横浜市

経歴 横浜商大高校卒、新日本石油

身長 183㎝ 

体重 77㎏ 

投打 右投げ右打ち

 結局、田澤問題もアマチュア選手本人がメジャー挑戦を希望しているにも関わらずこれを阻害することは憲法で保障された職業選択の自由に反するとして、日本プロ野球ドラフト制度の例外として認められたのです。吉川投手も田澤同様にメジャー行きが認められるかもしれません。

吉川投手は、シンカーが独特な軌道でいい球を投げるらしいですが、ストレートは150キロ行かない程度だそうです。いくら変化球が良くてもストレートが150キロ以上出ないとメジャーでは通用しないでしょう。

もう一度プロ野球を目指して、やり直すというのもありでしょう。将来的には5年プロでやってメジャーに挑戦というのがいいんじゃないかと思いますね。

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