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大阪桐蔭の野球部が強すぎて面白くない&集めすぎ!弱すぎる阪神より強い?

~強すぎて面白くない!~

またしても大阪桐蔭高校野球部がセンバツ高校野球で全国制覇した。

決勝戦で18対1という一方的なゲーム展開。

甲子園の決勝戦は録画してでも見るのだが、こんな一方的決勝戦は面白くない。

大阪桐蔭は、1回戦の鳴門高校こそ3-1というロウスコアで勝利したものの、2回戦不戦勝。

そして準々決勝から決勝までは10点以上の差をつけて勝った。

準々決勝・市立和歌山に17-0、準決勝・国学院久我山には13-4、決勝・近江には18-1。

接戦でサヨナラ勝ちという試合なら見る側にとっては面白いのだが、10点差も離されたら見る気もなくなる。

強豪私立高野球部が県外から有望選手を越境留学させるやり方に納得できる人は少ないだろう。

私立の強豪高校では野球留学で県外から有望選手を集めるのが当たり前なのだが、高校野球というドラマを見ているとそれを忘れさせられてしまうこともある。

だが、大阪桐蔭のように一方的な力を見せつける勝ち方には考えさせられる。

~越境留学に規制を!~

以前、野球留学が社会問題となった際、高野連

特待生の人数は、各学年5名以下とすることが望ましい

としたが厳格な人数制限はしていない。

高野連が言っている”特待生”とは、いわゆる授業料免除とか何らかの報酬を受ける特別の生徒をいうのであって、他の学生と同様の立場の生徒なら自由に越境留学させることができるのだ。

”高校野球ミュージアム”に掲載されていた大阪桐蔭高校野球部の出身中学校などである。

追番 氏 名 学年 出身中学校 出身チーム
1 別所 孝亮 3 岐阜 広陵中学 岐阜中濃ボーイズ
2 松尾 汐恩 3 京都 精華中学 京田辺ボーイズ
3 丸山 一喜 3 大阪 大久保中学 大東畷ボーイズ
4 星子 天真 3 熊本 武蔵中学 熊本泗水ボーイズ
5 伊藤 櫂人 3 岐阜 日新中学 西濃ボーイズ
6 鈴木 塁 3 岐阜 美濃加茂東中学 瀬戸シニア
7 田井 志門 3 滋賀 瀬田中学 湖南ボーイズ
8 海老根 優大 3 千葉 こてはし台中学 京葉ボーイズ
9 谷口 勇人 3 京都 久御山中学 京田辺ボーイズ
10 川原 嗣貴 3 大阪 千里丘中学 北摂シニア
11 前田 悠伍 2 滋賀 高月中学 湖北ボーイズ
12 工藤 翔斗 3 愛知 竜神中学 瀬戸シニア
13 河田 流空 3 福井 角鹿中学 嶺南敦賀シニア
14 大前 圭右 3 和歌山 御坊中学 和歌山日高ボーイズ
15 砂川 佑真 3 大阪 寝屋川第七中学 寝屋川シニア
16 藤田 和也 3 石川 高尾台中学 金沢シニア
17 南 恒誠 2 兵庫 宝殿中学 中学軟式野球部
18 吉澤 昂 3 大阪 大和川中学 南大阪BBC

 

エース前田悠伍投手は滋賀県出身だ。

前田投手が、決勝で大阪桐蔭に敗れた近江高校に入っていたらどうなったろうと考えてしまう。

”高校野球は都道府県を代表して出場するもの”であるということを考えると滋賀県民は複雑な思いだったのではないか。

滋賀県民はこの春、近江高校野球部を応援していたはずだが、前田投手の活躍をどういう風に見ていたのであろうか。

”滋賀県民の敵”と見ていた人も少なからずいただろう。

上の表の中に大阪出身者は4人だけ。

大阪府の代表校とは言えないだろう。

遠くは熊本県出身者もいる。

大阪桐蔭がセンバツ4回優勝、夏5回優勝。

プロ野球を目指す高校球児たちは、”大阪桐蔭に行きたい”という思いを強くするだろう。

どこかで規制をかけないと今後も大阪桐蔭の強さに歯止めがかかることは無いように思う。

~タイガースより強い?!~

一方で大阪のホームチームである阪神タイガースは開幕7連敗として優勝確率は0%となり、すでにタイガースファンの希望を打ち砕いてしまった。

大阪桐蔭のセンバツ優勝を喜び、タイガースの優勝希望を失った大阪府民はどんな心境だろう。

大阪桐蔭の選手たちが高校野球さながらのプレイをすれば、大味な野球をする阪神タイガースよりも強いのではないかと思う人は多いはず。

大阪桐蔭野球部と阪神タイガースをそっくり入れ替えた方が、仮にコテンパに負けたとしても野球ファンを引き付けるエンターテインメントになるように思う。

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