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サッカーワールドカップの日本人サポーターによるゴミ拾いは偽善?捨てるな!

~偽善?本当に称賛?~

サッカーワールドカップカタール大会で日本代表がドイツを撃破して大金星を挙げた。

その試合終了後、またしても”日本人サポーターによるゴミ拾い”が話題になった。

日本人サポーターのゴミ拾いを”海外メディアが称賛””すばらしい試合後の伝統”などと誉めてくれる。

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)では、試合後のスタジアムでゴミ拾いをした日本人サポーターと現地スタッフが交流したことが話題を集めている。現地スタッフが「まず感謝を申し上げたい」と話す動画をインドの法務大臣が公開した。「日本人の善行を見てください!」と絶賛している。

最初にこれが報道されたのはいつの大会だっただろうか?かなり前になるように思う。

当時は、少しばかり、日本人としての誇りを感じていた。

しかし、何度も称賛されると、「もういいよ」とさえ思うようになってくる。

 

日本人サポーターがゴミ拾いで称賛されるのはサッカーの大会だけではないし、日本のゴミ拾いは世界中でも有名になっただろう。

日本人の行動を見て外国人が称賛しているという多くの報道に接するが本当だろうか?

日本人は偽善者だ!

と思われていないのだろうか?

本当に称賛されているのであれば、なぜ外国人はマネしないのか?

今回のW杯では「モロッコサポーターもゴミ拾い」という記事を見た。

しかし、欧米でゴミ拾いをするサポーターはいないようだ。

だとすれば、本当に称賛されていないのではないか?

~ゴミは持って帰れ!~

日本人サポーターたちがゴミ拾いをしているのは、日本人サポーターたちが座っていた席の周辺だけである。

何人かのサポーターが侍ブルーの大きなゴミ袋いくつも持っている。

同局は、日本人サポーターのゴミ拾いを「すばらしい試合後の伝統」と紹介。試合が行われたハリファ国際スタジアムでも、「サムライブルーファンは(ゴミを拾い)、スタジアムが来た時と全く同じ状態であることを確認して帰った」

なぜこれだけのゴミが出るのか?その方が不思議である。

ゴミを拾う前に

ゴミを捨てるな!散らかすな!自分で持って帰れ!

と言いたい。

自分で出したゴミは自分で片づける

これは日本人としての基本。

どこの観光地、行楽地に行っても「ゴミは持ち帰ってください」という看板をよく目にする。

そんなことは日本人にとって当たり前のことだろう。

日本人はゴミを拾う前に”ゴミを捨てない民族”であって欲しい。

ゴミを散らかさなければゴミ拾いをする必要はない!

日本人サポーターの中には、ゴミを拾って海外から誉められ、それに喜びを感じる人がいるかもしれない。

でも、よく考えてみると、食べたり、飲んだり、鼻をかんだり、汚れを拭いたりして出たごみを持ち帰らずにその場に捨てる連中が多くいるということの方が問題なのだ。

「世界に広がれ、ゴミ拾いの輪」 日本サポーターに感謝の声 W杯サッカー

という見出しの記事が多数ネット上にある。

そうじゃないだろう。

自分のゴミは自分で持って帰りましょう!

を世界中に広めることの方が大事だと思う。

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