~どんだけ頭イイの?!~
慶応大学のプロレス研究会に所属する無村架純(21)の記事を読んだ。
大学3年生の彼女は、来春に大学を飛び級で卒業しロースクールに進学するという。
ガリベンで頑張ったのなら分かるが…
「入学したときは、もう勉強は全くせず、遊び回っていまして……(笑)。そのときに知り合った人が犯罪者で、その中でいろいろと巻き込まれました。その際に警察の人とか、弁護士さんとお話をする機会があって、今は弁護士を目指すようになりました」
”大学入ってから遊びまわっていた””彼氏が逮捕された”?
どんな荒んだ生活をしていたのだろう?
何でも元地下アイドルだったというから驚きだ。
それでも、慶応大学に進学して、学生プロレスをやりながら、飛び級で卒業ってどんだけ頭がイイのか?
~プロレスは未熟!~
”世の中にはこんな人がいるんだなぁ”と思いながら、無村架純のプロレス動画を見てみた。
鬼留年翔vs無村架純(三田祭興行3日目 第4試合)
相手レスラーの名前はナンて読むのだろう?
”キリュウネンショウ”だそうだが、オニリュウネンの方がイイ。
ふざけた名前だなぁと思っていると、無村は”有村架純”のパロディか?
気づいたのが遅かった。
本名を調べたが公表してないらしい。
黒い空手衣を着て顔に黒色でペイントをした、学生にしてはチョット老けた感じのオニリュウネンがリングに上がる。
そして金髪のロングヘア―の可愛らしい女の子がふてぶてしい顔をして登場。
コスチュームは、黄色のショートパンツに黒色のTシャツ姿
無村選手がリングに上がる。
無村の手には手作り感の強いチャンピオンベルト風のもの。
無村は、慶応義塾大学プロレス研究会(KWA)の紅一点。
なのに、第40代王者にして初の女性王者となったそうだ。
女性1人だから戦わずしてチャンピオン??
そしてTシャツを脱ぎ、セパレート水着のような格好になった。
無村選手の画像を見るとこのコスチュームしか持ってないようだ。
誰かプレゼントしてやればいいのに。
学生プロレスを見たことがなかったが、ヒドい。
無村のパンチやキックはあまりにも未熟。
プロレスというものは、観客に、思い切り殴っているかのように、思い切り蹴っているかのように見せなければならないものだ。
体を鍛え、パワーをつけて、格闘的な演技をするのだ。
オニリュウネンは男だからほぼ無村の攻撃を受けているのだが、無村の攻撃には迫力が感じられない。
やっぱり”女の子感”が強い。
まあ、観客を興奮させるほどの演技ができるのならばプロになれるのだろうが…。
~お笑い?体育会系?~
「うちのサークルは他の学生プロレズ団体に比べて体育会みたいな色が薄い団体。それこそ練習に毎回行かなきゃいけないわけでもないし、参加しなくてもいいという結構ゆるいサークルです。そういう空気のおかげで、勉強は両立できましたね」
なるほど、そんなに訓練した感じがしないのはそういうことなのか。
だから勉強に力を入れることができたのだろうが、”両立”といえるかどうかは疑問だなぁ?
自分が両立できたと思えばそれでイイのかもしれない。
学生プロレスの動画をいくつか見たが、格闘技を見せるというよりも、”お笑い”の色が濃い。
体育会系ではない気がする。
~弁護士プロレスラー?!~
「甲子園と同じで必ず4年間で卒業するという文化です。そこにはかなさを感じますね。先輩とかの卒業を見てもどうしても心に来るものがあります。1年生の頃は全然ダメだった人がどんどんうまくなっていって、見せられるようになっていって、それでもこれ(学生プロレス)の将来はなく、4年間で必ず散っていくというのが感動的だと思います」
甲子園を目指す高校生のほとんどはプロ野球などの次のステージを目指し、日々汗まみれ、泥まみれの練習をして”ゆるい部分”はない生活を送っている。
その3年間と学生プロレスの4年間を同一視するのは違うような気がする。
それでも勉強においては努力したのだろう。
無村は、慶大卒業後にロースクールに進み弁護士を目指すという。
旧司法試験に比べて最近の司法試験は合格率も上がり合格難易度も低くなったそうだから無村のような天才はいずれ弁護士となるのだろう。
将来、無村が弁護士をしながらプロレスラーをやったら女子プロレスも盛り上がるかもしれない。
”弁護士プロレスラー”を目指せ!