~有料と無料の差!~
ニュース番組はネット番組が面白い。
テレビのニュース番組ではタブーには触れない。
最近ではコラボ問題、上海電力問題など。
だが、ネット番組では触れまくる。
昨年11月まで「虎ノ門ニュース」をYouTubeで見ていたが、突然の番組中止はショックだった。
しかし、「虎ノ門」を引き継ぐように「闇鍋ジャーナル」が始まった。
虎ノ門ニュースをやっていたDHCテレビの山田晃社長を柱に、保守論客の須田慎一郎、竹田恒泰、井上和彦、長谷川幸博などが出演して時事ネタを深堀りする番組だ。
「闇鍋」はニコニコ動画で有料会員を募り、有料会員になれば番組をノーカットで視聴できるが、有料会員以外はユーチューブで一部だけしか視聴できない。
評論家然とした論客がそれぞれの考え方を喋るのは面白いが、よくあるトーク番組の一線を越えることができていないように思う。
月額880円というから安くはない。
一方、「ニュース生放送 あさ8時!」(あさ8)は、YouTubeで無料で全てが見られる。
こんなありがたい番組はない。
ここは大きな差だろう。
~ゲストがイイ!~
そして自身の取材経験を生かした知識豊富な有本香(60)と自由奔放で時には危うい百田劇場と題する芝居を打つ百田尚樹(67)は名コンビだ。
百田劇場の下ネタ発言を有本が、「百田さん、いい加減にしてください!」と叱る。
百田はそれを無視して続ける。
有本も本気モードで怒り出す。
この掛け合いが面白い。
有本1人では真面目なニュース番組なってしまうのだが、ここに百田がいることで笑える場面も多いのだ。
そしてコアなゲストを招いて、問題の本質の解説が聞ける。
今年1月10日の配信では、コラボ問題を浮き彫りにした暇空茜氏をゲストとして電話出演させた。
暇空氏の頭の良さと蛇のようなしつこさを感じることができ、「公金チューチュースキーム」や「オンズブズブマン」という新語も聞くことができた。
今年1月12日には、山口県岩国市の石本崇議員による上海電力によるメガソーラー発電所問題、2月2日の配信では大阪市会議員の前田和彦議員による大阪市のIR事業問題について深い話が聞けた。
中国問題では石平、エネルギー問題では加藤康子などなど、専門分野の研究者らが出演する。
ここが闇鍋とは違う。
これだけのゲストを招きながら無料で視聴できるのだ。
ではなぜ、「2つの番組は一緒にやらないのだろうか?」という疑問はある。
有本香&百田直樹VS上念司の問題はあるが、そんなことはどうにでもなるように思う。
百田氏が言っている。
闇鍋ジャーナルは、虎ノ門ニュースのプロデューサーやスタッフなどが作っている。
闇鍋をつくることは私達は聞いてなかった。
と、理由はよくわからない。
虎ノ門にも出ていたKAZUYAは自身のYouTubeでこのように話している。
闇鍋にしてもあさ8にしてもまだまだ手探りというところでしょう。今後どうなるのかはわかりません。ただ今のところ”続きそう”っていう観点で言うと、闇鍋なのかなと思いますね。百田有本コンビの方はバランスがなんかギリギリのラインというか、見方によってはギスギスして見えるので見てる方としても気が気じゃないというかどうなんでしょうね。(中略)帯で番組をやるって言うのは並大抵のことではありません。これ週5とかでやってたらさ、単純に大変ですよ。この路線はどこかで限界が来るんじゃないでしょうか。
そうかな~?
百田氏は、執筆活動中とか言って休んだりしてますし、キツイときには無理せず休めばやっていけるでしょう。
内容もあさ8の方が濃い気がするし、闇鍋は出演者が多い分、話がまとまらない部分もあって、私的にはやっぱあさ8ファンですね。
有本氏と百田氏には頑張って欲しいものです。