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東京ドームのビールの売り子がかわいい&エリート!給料は歩合&時間は?

~カワイイ子ばかり!~

東京ドームでWBCを観戦した。

3月9日の日本vs中国戦、3月10日の日本vs韓国戦。

初めての東京ドームだった。

大谷やダルビッシュが球場に出てくるとワーワーと大歓声。

侍たちがホームランやヒットを打つと、観客全員が立ち上がり大歓声。

ところが、侍がヒットを打っても打球が速すぎてどこに飛んだのかもわからない。

観客は総立ちでグラウンドが全く見えなくなる。

臨場感はスゴイが野球を楽しむにはやはりテレビがイイ!

試合開始前、侍ジャパンの選手たちがグラウンドに出て練習を始めた。

試合開始の30分くらい前、ビールの売り子たちが観客席のあちこちに出てきた。

売り子たちは全員が短いキュロットスカートに胸元にハンカチタオルをかけている。

すぐに売り子たちは走り始める。

売り子はエビスビールやサッポロビール、キリン一番搾りなど、それぞれユニホームが違う。

売り子は誰もみんなカワイイ子ばかりだ。

ブスやデブ、そしてガリはいない。

みんな健康そうな体格で、笑顔がカワイイ。

~プロだ!~

一杯注文した。

一杯900円?

高いと思いながらもビールが飲みたい。

売り子を観察していると、手を上げて呼んだお客に近づき片膝をついて客の注文を聞く。

片膝ついた時には、既にコップに注ぎ口を突っ込み片手で泡を出している。

そして、注文が決まると一気にビールを注ぎ込むのだ。

”スゴイ!慣れたもんだ”と感心する。

若い男性客が売り子に話しかける。

売り子は笑顔で答える。

しばらく話し込んでいるのだが、売り子は笑顔で答えている。

別れ際に手を振る売り子もいた。

客の話も聞かなきゃいけないのか。

プロだなと感心するばかり。

~時給どれくらい?~

傍に座っていたおじさんは、エビスビールが好きなのかエビスビールの売り子ばかりに声をかける。

この女の子が気に入ったからなのだろうか?

売り子は走ってその客のもとに来ると、また膝をついて、片手で操作しながらお客の注文を聞く。

売り子の女の子たちは額に汗をかいている。

胸元に掛けているハンカチタオルで汗をぬぐう。

なるほど、大したもんだ。と感心する。

 

日中戦も日韓戦も後半には日本の勝利が確信されるくらいの点差に開いたため試合自体は面白くなくなった。

観客のうち、ビールを飲み過ぎたのか眠り込んでいる客もいる。

せっかく手に入れた高額なチケットで入場したのに、寝るなんてもったいない。

試合が終わる午後9時を過ぎたころ、ビールの売り子たちは、「ラストオーダーで~す」と言いながら回ってきた。

すると、客たちがどんどん注文する。

売り子たちが観客席で働く時間はおよそ3時間くらいだろうか?

時給1000円程度じゃ、手取り3000円程度にしかならない。

こんなハードな仕事が時給1000円じゃ割に合わない。

時給はどれくらいなのだろう?

レモンサワーやコーラの売り子たちもいるのだが、あんまり売れていないようだ。

ビールの売り子と比べたら楽そうだが、時給も違うのだろうか?

売り子を見ていると、色々な疑問が浮かぶ。

~カワイイ子しか採用されない?~

興味をもったので調べてみた。

ビールの売り子は”歩合制”だという。

僅かな交通費などは支給されるのだが、それ以外はビール一杯の販売価格につき何%かがフィードバックされるそうだ。

3時間で3万円を稼ぐ人もいるというからスゴイ。

重労働でも頑張れるはずだ。

売り子はキリンやアサヒなどメーカーごとに採用されるらしい。

そして初心者はジュースなどの販売に回されるという。

やっぱり、カワイイ子しか採用されないのだろうか?

カワイイ子が採用さることは間違いないそうだが、健康そうで運動経験のある子たちが採用されるらしい。

東京ドームは地方の球場に比べて観客数が多いことから売り上げも高く、稼ぎも大きいそうだ。

だから、売り子になるにはかなりの競争率だという。

倍率は最大で40倍という話もある。

40人が応募して1人しか採用されないというから狭き門だ。

だからカワイイ子ばかりが揃えられるのだ。

~エリート?!~

売り子が背負っているビールサーバーだけで16キロくらい、お金やカップも入れると20キロくらいになるという。

売り子はまず、ビール以外のアルコール販売から始め、売り上げがいい人がサワーやハイボールに移り、そこで一番になるとビールの売り子になれるという。

ビールの売り子は勝ち上がってきたエリートだそうだ。

膝をついて接客しなければならないため膝は黒くなるし、重いサーバーを背負っているため肩がすれて痛いらしい。

外野席は内野席に比べて階段が急なため余計にきついらしい。

「ビールの売り子と言えば、ちゃらちゃらした世界だと思われがちですが、彼女たちは、体力的にも、精神的にもすごい仕事をしています。悔しかったら泣くし、ライバルに勝つために真剣にやっている。華やかさだけではないですね。この仕事をやり通せたら、どこの会社でも務まりますよ」

一杯900円の意味が解ってきたような気がする。

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