~証拠はなかったのか?~
西武ライオンズの山川穂高選手(31)は、自身が招いたわいせつ事件で解雇される可能性が高まっている。
報道を見ていると勘違いしている人たちが多いことや一方的に山川選手が悪いといった風潮は残念に思う。
A子さんが被害届を出した時には罪名は”強制わいせつ致傷容疑”と報じられた。
ということは”性交はなかった”ということになる。
被害届は、明らかな虚偽や全く証拠がないなど特別な場合は別として、捜査機関は受理しなくてはならない。
A子さんは、”膣内やその他下半身などから出血するほどのけがを負っている”との報道があり、わいせつ行為の結果負傷したということで被害届が受理されたのだろう。
強制わいせつとは”暴行・脅迫を伴うわいせつ行為”で、性交があれば強制性交罪となる。
”無理やり服を脱がされた”との報道もあるが、A子さんは数日たって被害届を出している。
だとすれば、傷も癒えて確認できなかった可能性もある。
ボタンが外れたり破損した衣服も証拠となるだろう。
そして、防犯カメラ映像。
山川選手が無理やりA子を引き引きずってホテルに入る様子やホテル内で部屋まで連れて入る様子。
ホテル従業員の証言も重要になる。
警察は当然捜査しただろう。
A子の負傷、服の破損、防犯カメラ映像、ホテル従業員の証言といった証拠が揃えば山川は明らかなクロとなる。
~罪名が変わった?~
警視庁は5月23日、山川を強制性交の疑いで書類送検した。
山川は昨年11月、当時20代の知人女性に強制性交した疑いで警察の捜査を受けていた。山川は示談を提案したが成立せず、「相当処分」の意見書付きで書類送検された。
およそ半年間の捜査を経て、「厳重処分」ではなく「相当処分」という結論。
しかも性交があったとする強制性交罪で、負傷したことを示す”致傷”も外された。
捜査機関が捜査した結果、被害届のとおり犯罪行為があったから書類送致するわけではなく、捜査した結果、犯罪行為が判明しなくても被害届が出されている以上書類送検しなければならない。
強制性交罪は5年以上の有期懲役という重大犯罪であり、犯罪行為が認められれば逮捕される可能性が高い。
それが「相当処分」ということは犯罪があったとまではいえないということなのだろうと推測する。
~推定無罪!~
妻子がありながら若い女と〇〇したがる山川選手を擁護するつもりはなく、アホか!と言ってやりたい。
しかし、報道を見ると
A子は何度も山川選手らの飲み会に参加し、地方遠征先での飲み会にも参加している。
何度も山川選手に口説かれながら断り続け、最後には2人で会ってホテルにまで行ったのだ。
A子さんは警察の調べに対し、「3階へ上がってきて、と山川から指示され向かうと、そこはホテルの一室だった。最初はバーの個室なんだと思った」と主張しているようだ。
部屋の扉を開けたらそこがバーかどうかわかるだろう。
個室のバーだったらOKだったっていうこと?
何を言ってるんだ?と思ってしまう。
”山川穂高は不起訴でも解雇の可能性”
などと報じられているが、犯罪行為がなく不倫行為だけで解雇されるなら解雇されなければならないプロ野球選手は多くいるだろう。
山川選手と女性との間で示談交渉が行われていましたが、成立しなかったということです。
不思議なのは、なぜ示談交渉が成立しなかったのかだ。
よほど、A子さんの山川に対する恨みが強かったのか、それとも提示した金額が少なかったのか?
「送検前にも示談交渉は行われたが、被害者側からの示談金の提示は、相場の数十倍にのぼる1億円。処罰感情が強く、示談の成立を最初から考えていないようにもみえる」
いくら高額年棒をもらう山川選手でも1億円は厳しいだろう。
示談の成立を考えてないなら金額を提示するか疑問である。
このままでは不起訴の可能性が高いが、憎き山川選手に社会的制裁を受けさせ、野球選手生命を絶たつことが目的だったのだろうか?
いずれにしても、”推定無罪”の原則からしても”被害届→書類送検”というだけで山川選手を犯罪者扱いするべきではないと思う。
町長から白昼の町長室でレイプ被害を訴えた草津の元町議新井祥子の事件を思い出す。
新井元町議の発言だけを信じたフェミニストたちのおかげで草津温泉が「セカンドレイプの町」とまで呼ばれるようになってしまった。
この事件がこれから先どうなっていくのか結果を待ってからの報道でも遅くなかったのではないだろうか。