~高慢な女たち!~
京都駅に貼られた
「盗撮の被害にあわないために!!」
というポスターがTwitter上で話題になっているという「Jキャストニュース」の記事。
話題になっている理由はこうだ。
「盗撮は自衛できなかった被害者のせいではなく、勝手に人のスカートの中にカメラを入れてくる加害者のせいに決まってます」
「どこまで女性に自衛押し付けて男の加害性を無視し続けんの?盗撮される方が悪いみたいな言い方やめろ」
「こういう自衛を求めるポスターとかで知らず知らずのうちに『被害に遭うのは隙があるから』と刷り込まれしまうのでは?」
京都府警は、「気をつけましょう」と言ってるだけなのに女ってどこまで高慢なのだろうと思わせる記事だ。
~100%悪いのは法律論だけ!~
同じポスターは20年1月、22年10月にもツイッター上で注目を集めた。精神科医の香山リカさん(@rkayama)は20年1月26日、同日撮影したポスターの写真を添え「京都駅のポスター、エスカレーターの盗撮なんてする人が100%悪いのに、被害側の女性に横向いたりカバンでスカート押さえたりして乗らなきゃならないのか、なんか違わないかな…」と投稿していた。
香山さんは23年8月22日、取材に対し、このポスターについて「被害者に『隙』があるから痴漢にあうというメッセージは、すでに痴漢にあった経験のある人にも自責の念を与え、いわゆるセカンドレイプ的な影響があると思います」との見方を示した。
男には、チョット見えそうな格好をしている女性(可愛らしい子に限る)を見ると”見たい”と思う本能がある。
見えてしまった場合には犯罪にはならないが、能動的にのぞき込んだり携帯で撮影したりすれば犯罪になる。
しかし、”見られた”という被害意識はどちらも同じだろう。
”見えちゃいけないから気をつけましょう”ということも含まれているのだと思う。
当然、衣服で隠されている部分を盗撮すれば犯罪にはなる。
犯罪であれば当然、香山リカの言う通り法律的には100%悪いということにはなる。
しかし良い悪いは法律上の問題だけではないはず。
人道的、倫理的、道徳的、常識的に良い悪いという判断だってある。
~女性様だぞ!~
チョットだけ行動すれば見える、見えてしまうような恰好をしているってことは男をある意味誘惑している可能性さえあるのではないか。
撮影した奴が、法律的に100%悪いことに疑義はないが、道徳的、常識的には全く責任がないとはいえないのではないか。
こんなポスターで目くじらを立てる女性たち。
香山リカは、このポスターが”セカンドレイプになる”みたいなことを言っているが意味不明だ。
”私は女性様だぞ!女性様が何しようと文句言ってんじゃないぞ!”
”女性様に気をつけろだ、なんで女性様が気をつける必要があるんだよ!”
と言っているようにしか聞こえない。
警察は日本全国で自転車盗防止のために「カギをかけましょう!」と広報している。
精神科医の言い分なら、
自転車盗む奴が100%悪いのに、”自転車にカギをかけましょう”ってなんだ!カギかけてない方が悪いみたいな言い方はやめろ!
とおなじ論法だろう。
自転車盗被害にあう自転車の大部分はカギをかけていないから盗まれるのは事実なのだ。
盗撮しやすい格好しているから盗撮をしようという犯意が生じることだってありうる。
だから女性の方も被害者にならないように気をつけましょうって言ってるだけだよ。