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トムホーバス監督はスゴイ&怖い?女子バスケの銀メダルから男子!若い頃!

~ホーバスの力?!~

ついこの前まで女子バスケットボール日本代表のヘッドコーチ(バスケットボールでは監督とは呼ばない)をやっていた頭の禿げたトムホーバス

女子バスケットボール日本代表が東京オリンピックで初の銀メダルを獲得したことに日本中が驚いた。

その時のヘッドコーチがホーバス氏だった。

ホーバス氏は、日本代表のアシスタントコーチを経て2017年女子日本代表のヘッドコーチに就任した。

その4年後、2021年7月の東京オリンピックで女子日本代表は強豪フランスチームに勝利し銀メダルを手にしたのだ。

東京オリンピックで、ホーバス氏は、

「決勝でアメリカを倒して金メダルを取る」

と言っていたから、ビッグマウスだと笑っていた。

しかし、決勝のアメリカ戦では75対90と善戦したから驚いたものだ。

女子代表を銀メダルに導いた手腕が評価されて、海外からのオファーもあったようだが、最終的には2021年9月から男子日本代表のヘッドコーチに就任した。

男子チームも強くできるのか?そんなにうまくいくはずはないと思っていた。

ところが、強豪ドイツやオーストラリアには敗れたものの、格上フィンランド(24位)に大逆転勝利(日本は36位)。

一時18点差もあったから誰しもが負けをほぼ確信していたはずだが、ワールドカップで初めてヨーロッパ代表チームに勝った。

これだけの点差を逆転勝利するなんてことはバスケットボールの試合ではめったにないことだっただけに驚いた。

これだけでもホーバスの指導力の凄さを感じた。

氏名 トーマス・ウェイン・ホーバス(Thomas Wayne Hovasse)

生年月日 1967年1月31日(56歳)

出身地 アメリカコロラド州デュランゴ

身長 203㎝

 

続いて、FIBAランキング17位のベネズエラに第4クウォーターで劇的な逆転勝利を挙げた。

次戦のカーボベルデ(64位)に勝てばパリ五輪出場が決まるところまで来た。

間違いなく勝てる。

パリ五輪出場は間違いない。

 

日本男子は間違いなく強くなっている。

もしレイカーズの八村塁選手が加わっていればと思ってしまう。

いずれにしても、女子銀メダルに加えてここまで男子バスケを強くした以上、ホーバス氏の力を認めざるをえまい。

~イケメン&得点王!~

このホーバス氏は選手時代はどれくらいの選手だったのだろう?

イケメンだった。

ホーバス氏はアメリカ・ペンシルベニア州立大学卒業後、ポルトガルリーグを経て1990年に日本リーグのトヨタ自動車ペイサーズに入団した後、日本リーグで4年連続の得点王を獲っている。

その活躍が評価されて1994年には念願のNBAアトランタ・ホークスに入団したが、出場したのは2試合のみという。

その後日本でプレイしたが引退し、指導者となった。

何でもFBI(アメリカ連邦捜査局)に応募していたという話もある。

NBAでは活躍できなかったが日本バスケット界ではスーパースターだったのだ。

日本人女性と結婚し長男・長女を儲けて家庭では日本語で会話しているというから日本語もうまいわけだ。

~怖い!~

「ふざけんな!細かいこと!分かってないんだったらダメだよ!簡単なことじゃないですか!」

とポイントガードの河村勇輝選手を怒鳴りつけた場面は”このオッサン怖いな~”と見入ってしまった。

以前、女子日本代表の馬瓜エブリン(28)が、銀メダル獲得後、「ジャンクスSPORTS」に出演した際の記事。

番組冒頭、馬瓜が「銀メダル、約束通り取ってきました!」とMCを務めるお笑いコンビ、ダウンタウンの浜田雅功(58)に報告。銀メダル獲得後、ロッカールームでの選手らの第一声は「自由だぁぁぁぁ!!」だったといい、「トム(・ホーバス)監督がめちゃくちゃ怖いんですよ。身長2メートルくらいあるんですけど、眉間にしわを寄せて『何やってるんですか~!!」ってめちゃくちゃ怒るぐらい怖かった監督で練習も厳しかったんです。やっぱりその長い合宿から解き放たれて『自由だぁぁぁ!』って思わず」と理由を説明した。

ホーバス氏はまだ56歳。まだまだ日本のバスケット界を盛り上げてくれるだろう。

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