~野球とベースボール?!~
今シーズン、一時、ポストシーズンへ向け期待が高まったことがあったがもう昔の話だ。
今のエンゼルスはなんだ!MLBで一番弱いアスレチックスに3連敗!
このままでは大谷翔平がエンゼルスにとどまる必要はない!
Yahoo!知恵袋
ID非公開さん 2023/7/15 17:19
エンゼルスは何故こんなにも野球が下手なのでしょうか?
回答
同意見です。
中学野球?くらいに日本人としては感じてしまいます。
お国柄は分かりますが、大谷翔平を応援してる身としてはエンジェルスは野球下手に感じてしまいますね アストロズ、ドジャースなんかは監督も良いのか「強い」と感じてしまいますね
大谷翔平の活躍を期待してMLBを見てきた。
とりわけエンゼルスのファンとして応援してきた。
MLBを見るようになってすぐに感じたのは”日本の方がうまい”ということだ。
その見方は今でも変わらない。
よく言われる”ベースボールと野球の違い”は明らかだ。
野球は、精神や技術を磨き鍛える修練の上に成り立っていて、堅い守備力で1点を失うことを防ぎ競り勝つ。
ベースボールは、身体能力だけでホームランを打って多く点を取り、1点2点取られても3点4点取ればイイのだから小さいことは考えない。
そんなふうに見える。
また、MLBには、とことん練習をする習慣もないようだ。
日本のスポーツは野球に限らず昔から根性論でやってきた面が大きく、根性論を否定する今でもその精神は受け継がれている。
~練習しない!~
大谷翔平がMLBに渡って「練習をし過ぎだ」と、マドン監督が止めた話は有名だ。
練習をどれだけやるかで技術が磨かれ、精神面が鍛えられることは間違いない。
MLBではそれほど練習しないというのはエンゼルスの守備力を見ていると分かる。
まず、キャッチャーのパスボールが多すぎること。
野球ならばピッチャーの球が左右にそれたら体を左右に動かして腹や胸で止め前に落とすことが基本で、少年野球から教え込まれる。
しかし、スタッシーを始めMLBのキャッチャーはそんな捕球の仕方はほとんどしない。
左右に投球がそれてもグラブを左右に出すだけだ。
それで取れなければ後逸することは明らか。
少年野球なら監督から怒鳴られるレベルだ。
次に投手だ。
MLBにいた桑田真澄が言っていた。
「MLBでクイックモーションができるのは5人くらいしかいない」
と。
MLBの投手を見ているとランナーがいる時に盗塁をさせまいと完璧なクイックモーションで投球するピッチャーはほとんどいないし、エンゼルスの投手もできていないから、ランナーにとって盗塁は簡単なのだ。
次にバントだ。
バントをまともにできる選手はエンゼルスには大谷以外にはいない。
ベラスケスがたまにやるけどうまいとは言えないし、セーフティバントばかり。
ここは絶対送りバントだろうという時にもバントしない。
例えば、ノーアウトランナー2塁から始まる延長戦のタイブレークで相手の攻撃を無失点で抑えた場面、1点取れば勝利という時にもバントをしない。
しないというよりできないのだと思う。
スクイズで点を取るなんて見たことがない。
そして、野手の守備が下手すぎて見てられない。
サードやショートからのファーストへの送球を見てスゴイ肩だと感じることは多い。
これがベースボールの身体能力の凄さ。
ファインプレーとして捉えられる守備も多いのだが、ファインプレーは難しい捕球に見えたかどうかで決まるのであって、そんなに難しくない打球も難しく捕球すればファインプレーになってしまう。
これは日本でも同じだが、ファインプレーと称されるものでも、”一歩目が遅すぎでしょ”とか”今のコケる必要があった?”と思うようなプレーをファインプレーとすることも多い。
だからファインプレーが多いから野球がうまいとは言えない、左右にそれた打球より正面に来た打球の方が難しいこともあるのだ。
外野手の返球でも肩が強い外野手はMLBの方が多い
ところが、肩が強いという自信からノーバウンドでホームに投げてとんでもないところに行き、返さなくてもいいランナーを生還させる場面も多い。
野球では子供の頃から、外野からのバックホームはワンバウンドで投げるように指導されるがベースボールではそれはないようだ。
自分の肩の力をアピールするために思いっきりノーバウンドで投げる。
それがキャッチャーにまともに返れば超ファインプレーと称賛されるが、とんでもないところに行くことを恐れていないようだ。
ランダムプレーでのミスも多い。
ランダムプレーとは挟殺プレーのことで、挟んだランナーをタッチプレーでアウトにすることだが、これもMLBは下手だ。
プロ野球ではこの練習を何度も繰り返すが、MLBではそんな練習はあまりしないという。
ランダムプレーは練習すればするほど上手になることは間違いないのに。
エンゼルスの野手にはトラウトを始めレンヒーフォ、ドルーリーなど日本に来れば助っ人として活躍するだろうと思う選手はいる。
組織的、系統的なプレーをする野球の中にこれらMLB選手が入ればその力が発揮されることもある。
しかし、一人ひとりの個性や身体能力でやるベースボールの中では図抜けた選手しか光らないように思う。
~日本人監督&スタッフ!~
じゃあどうすれば強いチームが作れるのか?
ベースボールでなく野球をやることだ。
そのためには日本人の監督やコーチを雇って日本式の練習をして野球の作戦を立てるしかない。
WBCで日本代表を優勝に導いた栗山英樹などを監督にしたら面白いだろう。
スタッフの多くを日本人で揃えて野球をやらせるのだ。
そうでなければどれだけお金を使ってイイ選手を集めても勝ちにはつながらない。
大谷が再びトミージョーン手術を受けるというニュースが届いた。
だとすれば大谷はエンゼルスに残って来シーズン休養し、来来シーズンから再びマウンドに上がることになるだろう。
それまでにエンゼルスに”野球”を叩きこんで大谷が戻ってきた時には優勝を目指せるチームになっていて欲しい。