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大谷翔平物語はエンゼルスで優勝して歴史!日本人の誇り&侍は残留で映画に!

~エンゼルス残留!~

日本人の誇りである大谷翔平選手(29)は、肘の手術で投手としては2年後からの復活となる。

大谷ロスを感じずにはいられない。

そして、今シーズン終了後にFA(フリーエージェント)となるため大谷選手がどこの球団に行くのかが話題になっている。

大金を用意しているという球団も取り沙汰されている。

”勝ちたい”という思いが強いスーパースター大谷選手にとって、弱いエンゼルスから出て行った方が良いという評価も多い。

しかし、大谷選手は、エンゼルスに残留するだろうと思うし、そうあって欲しいと願う。

~エンゼルスを選んだ理由!~

今一度、大谷翔平がなぜエンゼルスを選んだのかを思い出して欲しい。

大谷獲得のための一次審査の為に資料を送ったのはメジャー30球団のうち25球団に及ぶ。

ヤンキースは海の者とも山の者とも知れない大谷に、はなから300万ドルを用意したという。

でも大谷は、一次選考時点でヤンキースを蹴った。

この事だけ見ても大谷がお金に対する執着心はうすいことが分かる。

大谷選手は西海岸の球団を希望し、比較的小規模な市場を持つ球団を希望していたという。

ヤンキースは東海岸で大規模な球団だ。

そして最終選考まで残ったエンゼルスは金額を釣り上げた。

大谷選手の代理人バレロ氏は大谷選手がエンゼルスを選んだ理由をこう伝えた。

「エンゼルスとの強いつながりを本人が感じて、メジャーリーグで今後目標を達成していくうえで一番手助けになりそうな組織だったから」

日本から来た若者はまだスーパースターではなかったし活躍が確実視された選手でもなかった。

それなのに、強く有名な球団に入って活躍することを望まなかった。

普通の選手なら、MLBで通用するかどうかも分からない状態で、”自分の力で手助けしたい”なんて考えはしない。

大谷選手自身は、エンゼルスに決めたことに

「説明するのは難しいのですが、エンゼルスなら、何かが性に合う気がしたんです……。細かく切り分けていくと、沢山の要素が絡んでくるわけですが、僕はただエンゼルスでやってみたいと思った。この思いは言葉では説明しきれないものです」

と話した。

この女性(男性)とならうまくやっていけそうな気がするという夫婦にも通じる思いだろう。

大谷は、”このチームらな俺の力で強いチームに変えられる”と思ったのかもしれない。

~大谷物語の完結!~

エンゼルスは大谷選手の活躍で注目を集め、今年の夏は大谷選手のおかげで観客動員数が激増したそうだ。

エンゼルスはそんな大谷を手放したくない。

2021年シーズンを終え、大谷は記者の「プレーオフを逃し、フラストレーションがたまることはあるか」との質問に

「ありますね、やっぱり。もっともっと楽しいというか、ヒリヒリする9月を過ごしたいですし。クラブハウスの中もそういう会話であふれるような9月になることを願っていますし、来年以降そうなるように頑張りたいなと思います」

選手として勝ちたい、優勝したいという思いは当然のことだろう。

エンゼルスはプレーオフに進出するため、この夏大きな補強をしたがそれでも弱小球団のままだった。

大谷選手はホームラン王を取るだろうし、投手として10勝をあげ、個人の成績としては申し分ない。

WBCでも侍ジャパンを優勝に導き、自身MVPを受賞した。

個人的には素晴らしい1年になっただろう。

大谷選手は、エンゼルを優勝に導けなかっただけでなく、弱小球団にしたままでエンゼルスを去ってよいのだろうか?

大谷は責任感の強い男だし、侍魂を持った日本男児だ。

例えば、史上最高額の移籍金でドジャースに行ってポストシーズンを制してワールドチャンピオンになったとして、それで満足する大谷選手は見たくない。

大谷翔平の活躍は漫画にしたらバカバカしいと笑われるくらいのレベルだ。

野球漫画は、主人公が弱小チームに入って強いチームに変え、優勝を目指してそれを成し遂げる結末だから面白い。

大谷選手がいつの日か弱小球団のエンゼルスをポストシーズンに導いて優勝を決める姿を見せることで、”大谷翔平物語”は完結されるのだ。

アメリカ人には納得できないかもしれないが、真に日本の侍として、歴史上の人物として語り継がれることになるだろう。

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