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喫煙ルームの廃止で新幹線→飛行機!国鉄の借金はタバコ税!酒や弁当が臭い!

~タバコは悪者?!~

どこまでタバコを悪者扱いするのだろう。

JRが、新幹線の喫煙ルームを全面廃止するという。

タバコの身体への害悪よりも”ポイ捨て防止”のために東京などで路上喫煙が禁止された。

外国で路上喫煙を禁止する国はほとんどないのに。

「健康への意識が高まっている証拠でしょう。東京では2020年の4月には一定基準の喫煙を有する場合をのぞき、屋内での喫煙も禁じられています。さらに歩きタバコに対して罰金などを設けている自治体もあります」

そして屋内まで、どこで吸えっていうんだ。

 

改正健康増進法が施行されて以降、官公庁や民間企業まで敷地内全面禁煙になったところが多い。

法では屋内禁煙をうたい、分煙を推奨しているのにそれを無視して全面禁煙。

全く喫煙者の権利について考えていない。

今や喫煙率はおおよそ25%となり、少数者だ。

世の中、多様性、多様性と言いながら、LGBTなどの少数者の権利を守ろうとする動きは活発化しているが、同じマイノリティの喫煙者の権利は守ろうとしない。

”何が多様性だよ”と笑ってしまう。

昭和の昔は喫煙率が85%あったといわれ、国会の中にも灰皿が置かれていた。

昭和の終わりでも、会社事務所内には灰皿が置かれ、煙の中で仕事をしていた。

そんな人たちは今は後期高齢者となり、史上最高に長生きをしている。

そんなことを考えればタバコが体に与える害は限定的なのだろうということは誰もが分かっているはず。

~喫煙者は高額納税者!~

タバコの価格の大半は税金である。

感謝されても良いはずなのに、と思う。

実際、たばこの価格には国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類が含まれ、約6割を占めている。例えば1箱580円の商品なら、税負担は357.6円(61.7%)。

喫煙者がどれだけ日本国経済に貢献しているかを考えて欲しい。

喫煙率が下がってからこの税金は極度に減少しており、日本経済に及ぼした影響は大きい。

今回の新幹線の喫煙ルーム廃止を決断したJRに言いたい。

JRの前身の国鉄は杜撰な経営によって数十兆円の借金を抱えた。

今でもたばこ1本に1円分がこの借金の返済に回されているのだ。

JRからすれば”喫煙者様”なのに、この仕打ちはない。

以前、出張で東京駅から東北新幹線を利用した際、新幹線に乗ってすぐに喫煙ルームを探したがなかった。

3時間半ほどタバコを我慢しなければならなかった。

東北新幹線にはもう二度と乗らないと思った。

ところが、すべての新幹線で喫煙ルームがなくなるという。

~臭いものは他にも!~

喫煙ルームから席に戻った客が臭いなどという人がいるという。

厚化粧の女性の横に座ったら化粧臭い。

傍でビールを飲んで酔った奴は酒臭い。

つまみの匂いまで臭い。

隣で駅弁でも開かれたら臭い。

臭いと思うものはタバコ以外にもある。

~新幹線は高いくせに!~

新幹線は短距離には便利だが、長距離は時間もかかって不便だし、料金も高い。

昔、飛行機は金持ちの乗り物というイメージだったから、新幹線に乗っていた。

今や逆転した感がある。

例えば飛行機の場合”福岡―羽田間”は少し早めに予約すれば3万円切る価格で往復できる。

新幹線の場合は往復4万円を超える。

飛行機は早くから禁煙となったが昭和の昔、新幹線や飛行機の全ての座席に灰皿が付いていたことを若い人は知らないだろう。

飛行機は国内線なら長くても2時間程度で目的地へ到着する。

喫煙者は空港に着いたらすぐに喫煙所に駆け込んで一服する。

ところが新幹線の駅には喫煙ルームはほとんどない。

 

喫煙ルームでタバコを吸うことがどれだけ迷惑をかけるというのだろうか。

JRも喫煙者のおかげで国鉄の借金を返済していることを認識して、喫煙乗客のことを考えて欲しいものだ。

喫煙ルームがなくなれば、長距離の新幹線に乗ることはないだろう。

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