~恐怖の渋谷ハロウィン!~
東大中退のホリエモンこと堀江貴文(51)の発言を見るたびに、”偏差値と頭の良さは違う”ということを思い知らされる。
こんな人を国会議員にしなくてよかった。
こんな人がプロ野球球団のオーナーにならなくてよかったとつくづく思う。
またこんな輩の発言をイチイチ取り上げるマスゴミにもうんざりする。
バカな若者たちが軽トラを転覆させた事件を始め、酔った若者たちや外国人によるけんかや器物損壊事件などなど。
渋谷の街を恐怖の街に変貌させてきた渋谷ハロウィン祭。
渋谷で暮らす住民や飲食店の経営者や店員たちにとっては気が気ではない一日となっていた。
「また恐怖のハロウィンがやってくる」と思っていただろう。
~自己保身?!~
そんな中、今年のハロウィンを前に、長谷部健渋谷区長(51)は、”ハロウィン目的で渋谷に来ないで”と自粛を呼び掛けてきた。
その甲斐あって、ハロウィンの日、渋谷の街は例年に比べて平穏に過ぎて行った。
これに対してまた意味不明の発言をした、渋谷区長と同じ年のホリエモン。
長谷部 健(はせべ けん)渋谷区長
2023年10月29日に公開した「渋谷区がハロウィーン厳戒態勢になっていることについて解説します【本日誕生日】」と題した動画で堀江さんは、梨泰院の群衆事故が、遺族による行政を相手取った訴訟問題に発展していることに触れ、「渋谷区もそうやって訴えられるリスクがあると判断したんだと思います」と推測し、「要は自己保身ですね」と切り捨てた。
1年前、韓国ソウルの梨泰院でハロウィンを前に集まった若者たち159人が死亡した雑踏事故は悲惨だった。
日本でこんな事故を絶対に起こしてはならないと誰もが思った。
とりわけ雑踏事故の責任的立場にある行政関係者たちは強く決意したに違いない。
渋谷区長も当然にそう思ったはずだ。
それを”自己保身だ”と批判する若者がいたとしてもおかしくない。
が、50歳を過ぎたオッサンがこんなことを言い、それが当然のごとくネット記事になるのを黙って見ていられない。
渋谷区長は、ハロウィンで集まる若者たちがこんな悲惨な事故に巻き込まれないように、そして、住民の安全を確保するため、区長の使命として決断したのだろう。
渋谷区長の決断は、立派だった。
~勇気ある行政方針変更!~
コロナ前、渋谷区はハロウィンで人が集まることを歓迎していた。
《ハロウィーンを渋谷の誇りにSHIBUYA PRIDE SHIBUYA HALLOWEEN》
の看板も掲げられていた。
しかし、その後の経緯を見て住民や来街者の安全を確保するためには方針変更を余儀なくされた。
進めていた行政方針を必要があれば勇気をもって変更することは絶対に必要だ。
渋谷区長の判断は正しかった。
~渋谷区は正しかった!~
これに意味不明の批判をする頭のおかしい奴も一定程度いるのは仕方ないのだが、こんなおバカな発言を記事にするな。
「せっかく世界中からハロウィーンをやりにくる渋谷は世界的な街になっているのに、行政がこうやって禁止をしてしまうというのはどうなのかな」と疑問を呈する堀江さん。ハロウィーン期間に向けて、渋谷の街中に路上飲酒禁止を訴えるのぼりなどが掲げられていることにも言及し、「アホか、みたいな。20歳以上になったら自己責任やろっていう話なんですけど、ほんとにそこも監視社会みたいになっちゃって、まったくウザいですね」と非難した。
世界中から外国人がハロウィンをやりに来るわけないだろう。
日本に住んでいる外国人が調子に乗って参加したり、観光客が見に来ているだけだ。
こんな仮装パーティーみたいな祭りは世界中どこでもやっていることで日本にしかないわけではない。
有名映画バイオハザードでも舞台になった渋谷は元々、”渋谷のスクランブル交差点”で世界的に有名になったのであって、ハロウィンで有名になったのではない。
勘違いも甚だしい。
”二十歳になったら自己責任”っていうけど、トラック転覆事件の犯人たちも全て二十歳以上だったし、二十歳過ぎた若者たちが暴れているんだ。
事件を起こした奴に”自己責任だろう”って言って何の意味があるんだ。
そして、人が集まる祭りなどは雑踏事故防止のため警察官や警備員が動員される。
犯罪の検挙や未然防止、群衆事故防止など人身の安全確保を目的としている。
それを監視社会と呼ぶなら監視社会は必要であるはず。
”ハロウィン祭り”なんて”祭り扱い”しているけど、日本の祭りは伝統文化によって引き継がれ、それぞれの祭りに日本独特の意味があるもの。
ハロウィンなんて日本人にとって全く縁のない意味のないもので、祭りなんて呼べるものじゃない。
渋谷区の判断は間違っていなかった。