~重い決断!~
8月4日の電撃的な結婚発表から約105日での電撃離婚には日本中が驚いた。
羽生結弦(28)はフィギアスケートでオリンピック2連覇を果たした超人気アスリートである。
人気があり過ぎるから困ることもあるのだろう。
羽生は離婚の原因について、(マスゴミが妻の名前を暴露したことで)
「妻の親族や関係者などに対する誹謗中傷やストーカー行為そして許可のない取材や報道がされているため」
と公表した。
その上で、
「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断を致しました」
と離婚理由を発表した。
”妻の将来の幸せを考えて離婚する”という。
何という重い決断だったろう。
マスゴミの金儲けのためのスクープ報道によって1組の夫婦が離婚させられた。
結婚相手は家から出ることもできなかったそうだ。
~大手は報じなかった!~
どこのマスゴミが結婚相手の実名を報じたのだろうかと思っていたら、結婚相手の地元の田舎の新聞屋だった。
山口県周南市にある株式会社新周南新聞の発行する「日刊新周南」で報じられたという。
周南市に住む友人に連絡してみたが、「聞いたこともない」「誰も読まないよ」と言っていた。
羽生が結婚を発表したとき、マスゴミは結婚相手は誰なのかを当然調べた。
大手マスコミはいち早く情報を掴み、結婚相手の名前を報じるか否かを検討したに違いない。
しかし、超人気者の羽生結弦が敢えて結婚相手の名前を伏せたことや名前が公表されることで関係者らにどれだけの不幸や迷惑が及ぶかということを考えたのだろう。
ところが、想像力の無い田舎の新聞屋が9月19日にスクープとばかりに報じてしまったのだ。
日刊新周南が報じる前の9月16日、「週刊女性PRIME」が羽生の新妻は8歳年上の元バイオリニストで「元タレント」「身長165㎝の才女」「共演歴」とのタイトルで報じている。
ここまでの情報を掴んでいれば当然名前も分かっているはずだ。
しかし、同誌は名前までは報じなかった。
日刊新周南が実名を報じた後、他のマスコミが一斉に名前を報じてしまった。
その後は、羽生が言うとおりに幸せな新婚生活は崩壊したのだろう。
明らかにこの責任は新周南新聞にあることは間違いない。
誰がこの記事を書いたのか?
記者~「羽生結弦の結婚相手は〇〇ですよ。間違いないですよ」
編集者~「そうか、まだどこの新聞社も出してない、スクープだ。すぐに記事を書け」
とまあこんな感じかなぁ。
~田舎の新聞屋が逆切れ?!~
羽生の離婚理由の原因となった田舎の新聞屋は全く反省の色は見せず、逆切れして羽生を批判している。
この新聞屋は自身が悪いことをしたとは微塵も思っていないようだ。
担当者の弁である。
「報道後、熱心なファンから『本人が名前を出していないのに、なぜ名前を出すんだ』と苦情が来たことはありました。我々からすると、なぜ結婚相手を隠す必要があるのか、全く理解できません」
”想像力の無さ”なのだろう。
本来なら羽生は、妻の名前を公表して結婚式や披露宴も開いて、幸せな花嫁にしてあげたかっただろう。
しかし、羽生の妻というだけでどんな被害や迷惑行為が及ぶかを想像した羽生自身は妻の名前を隠すことを決断した。
大手マスゴミも結婚相手の個人情報を把握しながら羽生の心情を察し、名前を公表しなかった。
マスゴミにもかろうじて残っていた”良心”だった。
しかし、それを無視するように名前を公表した新聞屋がいた。
「小さな新聞社とはいえ、人権については重く考えていますし、掲載前に弁護士に相談しました。ウソを書いたのであれば訂正しますが、地元が歓迎しているという事実を書いただけ。記事を出した後についても、末延さんサイドからはクレームなどは一切来ていません」
人権について弁護士に相談する必要はない。
弁護士に相談することは、名前を公表することで訴訟や何らかの賠償責任が生じるかどうかだろう。
名前を公表することによって羽生や結婚相手及びその関係者らにどのような迷惑を及ぼすかについては考えていなかったようだ。
”事実なら何を報道しても良い”という稚拙な考え方がこの問題を起こしたとも言えるのではないか。
羽生の妻として名前も公表していなかった末延さんサイドからクレームを言えるはずもないことすら分かっていない。
言えば事実を認めたことにもなるし、言ったところで何にもならないことが分かっているから言わなかったということは想像できる。
それを末延サイドからクレームがないのだから悪いことではないという厚顔さに憤慨するしかない。
~無茶苦茶な理屈!~
「うちが叩かれていることは把握しています。また、羽生さんがSNSで明かした内容についても把握していますが、田舎に住む我々には有名な方の感覚はよくわかりません。 ご本人は有名アスリート。しかも奥さんも芸能人です。にもかかわらず、プライベートが、プライバシーが、とメディアを批難する。羽生さんは少し前に写真集を盛んに宣伝していましたが、都合のいいときだけメディアを使い、都合が悪ければメディアのせいにする。これはいかがなものか。
ネットの発達した現代社会において、田舎に住もうが都会に住もうが、結婚相手の名前を公表することによってどんな懸念があるかは誰でも想像できる。
都合のいい時だけ田舎をアピールする感覚は恥ずかしい限りだ。
羽生が写真集の宣伝にメディアを使っていたことは知らないが、メディアを宣伝媒体として使うのは出版社であり、羽生自身ではない。
しかも宣伝したメディアには広告費などのお金が支払われるのだ。
それとこれを一緒にするレベルの低さには唖然とする。
ところが、彼女の名前が公になり、取材が殺到したら『じゃ離婚します』と。『いや、ちょっと待ってくれ』という思いです。我々からすれば地元の子が泣かされた。最後までまゆちゃんを守ってくれよ。男なら最後まで守り抜けよ。それが素直な気持ちです。
”じゃ離婚します”ってそんな軽々しく決断したわけではないはずだ。
泣きながら夫婦が語り合って重い決断をしたに違いないのに、こんな言葉で小ばかにするとは…。
地元の子が泣かされた???
都合のいい時には田舎とか地元とかって、羽生の妻は光市出身で中学から東京に移り住んでいる。
新周南新聞社は、昔、徳山市と呼ばれていた周南市にある。
光市と周南市は一部県境を接してはいるが、全く別の地域であり、周南市にある会社が光市を地元と呼ぶのはおかしい。
光市にも同社の新聞を読む人がいるかもしれないがほんの僅かだろう。
”いやちょっと待ってくれ”??
って、なんでお前が言うの?それを言いたいのは羽生の方だろう。
”最後までまゆちゃんを守ってくれよ”って誰のせいでこうなってるんだ?
それを言っている担当者様は、末延麻裕子さんと親しいの?会って話したことがあるの?
どんな気持ちでこんな言葉を使えるのか不思議な新聞社だ。