~イソジン事件!~
橋下徹元大阪府知事・大阪市長が政界を引退したころ、その後継者として世に出てきたのが吉村洋文(48)氏。
イケメンで外見もカッコイイ、男からすれば信用できないタイプ。
それでも大坂市長・大阪府知事を歴任してテキパキとした喋り口で国民の人気も上がっていった。
吉村知事に対する好感度も影響して大阪維新の会と日本維新の会も支持率も上がり、衆議院選挙や地方選挙でも目覚ましい躍進を遂げた。
一方で、吉村氏が世に出てきてから好感を抱くことが出来なかった男たちは多い。
その後、この男はやっぱり信じられないと思うことが小さなことを数えると度々あった。
最も大きなことは、コロナ禍でのイソジン事件だった。
2020年8月、コロナ禍の日本。
”特効薬が欲しい”と誰もが望む中、吉村知事は、
ポピドンヨード入りのイソジンが効く!
と声高らかに発信した。
翌日、薬局からイソジンが消えた。
しかし、すぐに嘘だとバレた。
うがいしたら口の中のコロナウィルスの量が減ったというだけのことをいかにも”コロナに効く”と言って国民をだましたのだ。
あの時、この男はバカでいいかげんな奴だと誰もが思った。
~無責任!!~
そして、大阪万博の運営費や建設費は日ごとに跳ね上がり、道路整備費など総費用は3兆6千億円を超えると言われている。
そんな中、”万博は国の事業”とか言って、大坂府や市はこれ以上金を出さないと。
大阪という地方で開催される祭りに国家予算が使われる。
そのほとんどは国民の血税から支払われるのだから黙って見ていられない。
橋下徹などは、”3兆、4兆の経済効果がある”などと言っているのだが、にわかに信じがたい。
ここにきて、警備費などの運営費は、当初809億円とされていたが、人件費の高騰などにより1000億円以上に膨れ上がると見込まれているとのこと。
これに対して吉村知事は、
「運営費については、国が『もし赤字になっても補填しない』という風に明言しています。これは大阪府・市も当然同じです。チケットの収入で賄っていくっていうのが基本的な考え方になります」
チケットの売り上げで運営費を賄えればいいが出来なければどうするのかということについては言及していない。
無責任極まりない男だ。
万博の前売りチケットは11月30日に販売がスタートした。
12月8日に各券種合わせて54,072枚が売れたのだが、販売目標の1400万枚のわずか0.4%と全く売れていない。
昭和の万博は、外国人さえほとんど見たことのなかった時代の日本国民にはとても興味があったし、地方の人たちも一度は見てみたいと思ったものだ。
しかし、今の時代は外国に対するあこがれも薄らいできたし日常生活でも外国人は目にすることが多い。
絶対に見に行きたいと思う国民は少ない。
~どこが身を切る改革?!~
維新の党は選挙の為に”身を切る改革”と言いながら、国民の血税をこれだけ無駄遣いしているのだから、笑える。
親中派といわれる維新の会は、それを隠す気持ちもなく、堂々と万博で中国製のEVバス100台を使うという。
日本産業の発展すら考えていないことは明らかである。
私立高校の高校授業料無償化まで主張しているがこれも全て税金で賄うんだよな。
子どものいない世帯の税金も使われる。
箸にも棒にもかからない高校生もタダなら行こうって思うよな。
何を考えているんだと思うね。
維新の会も吉村知事も好きにはなれない。
「好き嫌い.com」では、好き派31.85%、嫌い派68.15%という結果だ。
関西では人気が高い維新も吉村も全国的には不人気であることは間違いない。