～警備員は超おばあちゃん！～
刑事課の女性警察官が大根万引き？
いや警備員に暴行してケガさせて強盗致傷になってしまった。
11日、上尾市のスーパーマーケットで商品を盗もうとした際、警備員にけがをさせたとして県警は、12日上尾警察署に勤務する女を強盗致傷の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、上尾警察署刑事課の巡査部長丹羽未由容疑者（36）です。
大根を万引きして、警備員に見つかって「すみません」って捕まったら単純に窃盗罪。
初犯なら簡単に終わる可能性もあるが、警察官だから逮捕される可能性が高い。
捕まったら逮捕？逮捕されなくてもクビになる。
丹羽容疑者は11日午前10時すぎ、上尾市緑丘のスーパーで、大根2本を盗んで逃げようとした際、追いかけてきた79歳の女性警備員をふりはらい、右肘に全治1週間のけがをさせた疑いがもたれています。
スーパーの警備員は私服で買い物客を装い、怪しい客や過去に万引きしたのではないかと思う客を見つけると監視し続けるという。
超おばあさん警備員は、丹羽容疑者の顔を覚えていたのかもしれない。
「あの人だ。万引きするかもしれない」
と行動を監視し続けた。
案の定、買い物かごと一緒に持っているエコバッグの中に大根2本を入れた。
この瞬間声をかけてはいけない。
まだ万引きとは言えない。
丹羽容疑者は他の食料品をレジで購入したが、2本の大根はエコバッグに入れたままレジを通さなかった。
そして何食わぬ顔でスーパー店外に出た。
瞬間、超おばあさん警備員は「チョットお客さん、袋の中の大根見せてください」と声掛けした。
丹羽容疑者は、「ワッ見つかった、ヤバイ！」振り返るとそこには超おばあさん。
ちょっと振り払えば逃げおおせると思った丹羽容疑者。
ところがチョットのつもりが超おばあさんにとっては強い力が加わり右肘にケガ。
ウッソー、振り払っただけで全治一週間？
窃盗犯人が逃げ切るために暴力を振るえば事後強盗罪という重罪になってしまうのだ。
ケガをさせたら強盗致傷罪という超重罪だ。
警察官の万引き事件なんていうニュースはままあるが、79歳のおばあちゃんを警備員として雇っていることの方が驚きだ。
～クレプトマニア？！～
勤務中に大根を万引きって、エッ2本も？
一度に大根2本も万引きしたら見つかるでしょ。
36歳女性だから夫も子供もいて晩御飯にでも使おうと思ったのだろうか？
それでも大根2本は多いよな。
防犯カメラの映像から丹羽容疑者を特定し、12日逮捕しました。
調べに対し丹羽容疑者は「スーパーに行くと商品を取ってしまおうという気持ちになってしまう」と供述しているということです。
丹羽容疑者は、病的窃盗または窃盗症といわれるクレプトマニアという精神的病の可能性が高い。
これがなかなか治らない病らしい。
クレプトマニアになる大きな原因には、ストレスや不安、寂しさを感じやすい性格であることが挙げられます。それらの感情を埋めて気持ちを落ち着かせるために、窃盗という行動を繰り返すと考えられます。買い物依存やアルコール依存のように、その行為によって気持ちを満たします。
36歳で多忙な刑事の仕事に家族の晩御飯まで。
そりゃあストレスたまるわ。