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マルハンの火事はフォルクスワーゲンが原因!ボロ!燃費の不祥事でEV!

~ボロクソワーゲン?!~

この夏、暑さ真っ盛りの8月、神奈川県厚木市のパチンコ店「マルハン厚木北店」で起きた駐車場火災。

立体駐車場に駐車されていた150台以上の車が燃えた。

営業員が勤務中にパチンコ店でサボっていて会社の車が焼けたなんて話もあった。

運の悪い営業員だ。

発生から長期間、火事の原因は公表されていなかったが、消防や警察の調査で出火元の1台の車両が特定された。

そして、その車がなぜ出火したのか、その原因も明らかになった。

厚木市消防本部は25日、出火元はフォルクスワーゲン(VW)の「ゴルフ TDI」だったと明らかにした。

VWグループジャパンは同日、火災について「遮熱マットの取り付け位置の不備に起因している可能性を排除できない」と発表した。

同社は22日、「ゴルフTDI」など9車種6512台(輸入期間2021年2月~23年11月)について、国土交通省にリコールを届け出た。

同省によると、リコールは、エンジンの熱でブレーキ液のタンクが溶け、液が排気系部品に触れて火災になる恐れがあるとの内容。マットが正しく取り付けられていなかったことが原因としている。

フォルクスワーゲンは昭和の時代から”ボロクソワーゲン”と呼ばれていた。

平成になってVWの車を購入した知人が、「故障ばかりの金喰い虫」と言っていたのを思い出す。

ボロクソワーゲンは変わってないんだなぁと思った。

そして、パチンコ店大火災の原因がVWだったと聞いて、妙に納得した。

~不祥事からEVへ!~

VWといえば数年前にもディーゼル車の燃費をごまかしていたことがバレ、社長が辞任するという不祥事もあった。

米環境保護局(EPA)が18日、VWのディーゼル車で排ガス試験の時だけ排ガス量を減らす違法なソフトウェアが使われていたと発表し、発覚した。対象は2009年~15年に発売されたVWの「ジェッタ」「ゴルフ」「ビートル」、傘下のアウディ「A3」と、14~15年にVW「パサート」のディーゼル車の5車種。

VWといえば第2次世界大戦前に悪名高いナチス政権が設立した国営会社。

戦後、日本と共に復興を成し遂げたドイツ人によって世界トップクラスの自動車メーカーとして君臨し続けてきた。

そしてポルシェやランボルギーニ、アウディなどを傘下に治める大企業になった。

しかし、近年では日本のトヨタに販売台数で追い抜かれた。

[ボルフスブルク(ドイツ) 6日 ロイター]-独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が、電気自動車(EV)で世界のトップに君臨するという野望で実現できるとすれば、それは、排ガス不正という同社史上最悪の事件から生まれた、リスクの高い、思い切った「賭け」のおかげかもしれない。

自社の命運を賭けて800憶ユーロ(約1兆円)もの巨額を投じたVWは、EV量産で収益性を確保するという大勝負に出た。これはどの自動車メーカーもいまだ近づくことさえできない壮大な目標だ。

VWは、ハイブリッド車を含めた内燃機関、いわゆるエンジン付きの自動車では日本のトヨタには勝てず、不祥事などから業績が悪化した。

ゆえにVWは電気自動車(EV)に舵を切ることになった。

その後、EV量産はヨーロッパおよび米国の自動車メーカーに拡大し、日本の自動車産業を駆逐するため、”温室効果ガスの削減”という風説を掲げて世界中にEVの波が広がった。

日本でもこの影響を受け、EV購入時の補助金を出すなどEV販売拡大に注力し、日本の自動車産業の衰退化を早めている。

~やっぱり日本の自動車!~

日本国内でも、ベンツ、BMW、アウディなどお金持ちを気取った人々がエンジン付きドイツ車を運転している。

国産の自動車の方が技術的にも安全性でも優れているのに、なぜ?と思う。

”フェラーリの火災はよく起こる”や”ボルボの故障が多い”などは有名な話。

今回のVW火災で外車の故障率や危険性を認知するべきだし、外車購入から国産車購入へ切り替える人が増えればイイと思う。

VWの車両が出火元と分かっても日本の法ではVWに賠償を求めることはできないようだ。

各自が加入している車両保険による契約によって補償を受けるしかないという。

パチンコ打つためにパチンコ店の駐車場に駐車していただけで車が丸焼けになって、何の補償も受けられないとはヒドい。

今後、駐車場に駐車する際には、近くにVWだけでなく、外車の近くには駐車しないようにしよう。

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