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野党の審議拒否にうんざりの理由は!連休明けなのにいつまで続く?

  • 野党の審議拒否問題

これまで森友問題、加計問題、文書改ざん問題等で与党の揚げ足取り国会を続けてきた野党、官僚によるセクハラ問題も政治問題にしてしまい、自分たちが提出した法案審議もサボっています。

世間は、ゴールデンウィークですから自分達も休んでいいんだろうって感じなのかな。しかし、この間も野党議員には給料が支払われるんですよ。有給休暇ってことなのでしょうが。

じゃあ、野党議員は何してるのかなって思いませんか?野党議員の言い分では、「休んでません。きちっと合同ヒアリングやってます。」って言い訳してますが。

合同ヒヤリングって何?それ仕事なの?て思いますが。合同ヒアリングっていうのは、時々テレビでも放映されますが、結局、財務省や防衛相などの官僚を集めて官僚と野党議員が対面して座り、野党議員が官僚に対して公開質問を行うものです。

野党議員でも国民から票を頂いて国会議員に当選している方々ですから、公僕である公務員官僚とは、当然、力関係が違います。野党議員の立場が上であることは間違いないのです。

野党議員が官僚に対して「あれはやったのかこれはやってないのか」「なぜやらないんだ、何をやっているんだ」等と追及する場なのです。これって明らかにパワハラによるいじめだと思います。

  • 野党には政権を取る気はないことが明らか

これまで報道されてきた国会を見てみると、野党が注目されるのは、閣僚のミスや疑惑を追及する場面です。普通に審議しているところはマスコミはあまり報道しません。これはマスコミの問題ですが、野党議員は何のために存在しているのかと疑問を抱きたくなるほど与党の揚げ足取りに徹しているような気がします。

結局、立憲民主党を始め、与党と比較した場合、議員数が少なく、自民党から政権を奪取しようと、いくら頑張ってもできないことは火を見るより明らかです。日本国が、「2大政党制になれば良くなるのではないか」と考える人は多いと思いますが今の野党ではありえない話なのです。

早く、自民党と互角に対抗できるような野党ができることを私も望んでいますが、与党の揚げ足取りばかりやっている今の野党では永遠に政権を取ることなどできないのです。

ただ、野党の中でも「維新の党」だけは審議拒否せずに仕事をしています。維新の党には、大阪府知事の松井さんや大阪市長の吉村さんなど立派な方もいますが、橋下徹を欠いた維新の党では、期待感も薄らいでおり、政権を取るだけの力はないと言っていいでしょう。

こんな日本の政治状況を見て、北朝鮮や中国、そして韓国など日本を嫌う国には喜んでもらっているのですから、立憲民主党や共産党など反日政党からすれば思い通りの活動ができているのかもしれません。

  • おかしな世論調査

最近の世論調査では、自民党の支持率が低下して不支持率が60パーセント台などという報道もありますが、野党の支持率はほとんど変わっておらす、国民が野党の今の国会対応について支持していないことは明らかです。

自民党支持層も一定の人数がいますが、野党とりわけ、共産党や社民党、そして今では立憲民主党も含めて固定して支持する人達がいます。しかし、世論調査などで大事なのはいわゆる無党派層の人たちです。この無党派層がどちらに傾くかで世論調査の結果が大きく変わってくるのです。

世論調査の結果、無党派層が今の自民党を支持できないと表明していることは明らかですが、野党を支持しているということはないのです。

マスコミは、与党の不支持率は報道しますが、野党の不支持率を報道しないのは何故でしょう。調査もしていないのでしょうか?調査しているのであれば公平に報道するべきです。

野党の支持率が上がっていないのでれば、当然、野党の不支持率も上がっているはずですからこれを明らかにすることが「審議拒否は良くない」ということを野党に自覚させることに繋がってくるのではないでしょうか。

  • 「安倍首相の人柄」知ってんの?

また、世論調査の結果、自民党への不支持理由について、「安倍首相の人柄が信用できないから」という理由が多かったのが気になります。これを理由に挙げた人達は、安倍首相と会って話をしたことがあるのでしょうか?安倍首相の人柄をどうやって知ったのでしょうか?

それは、報道を見て、安倍首相の発言を聞いたり、安倍首相の態度・容姿を見たりしただけで安倍首相の人柄を語っているのでしょうか?テレビのコメンテーターなどはほぼ与党に批判的で安倍首相に対する批判がほとんどですから、自分で政治の中身を知ろうとしない人は、当然、与党批判ひいては安倍首相批判になりがちですから、安倍首相の人柄が信用できないということになっていくのでしょう。これは安倍首相の人柄ではなく、「マスコミが与える安倍首相の印象」ということでしょう。

そもそも、報道などというものは、体制批判することによって視聴率が稼げるわけですから当然偏向報道になるのは避けられないとしたら、結局、世論調査というものも報道の在り方を反映しているとしか思えない気がします。

  • いつまで審議拒否を続けるのか?

野党は、福田事務次官のセクハラ問題や文書書き換え疑惑について麻生財務大臣の辞任を求め、麻生大臣が辞めるまで審議拒否を続けると言っています。麻生大臣が辞める必要がどこにあるのか私には分かりませんが、麻生大臣が辞めても野党に利することは何もないと思います。

野党は、大臣を辞めさせることを目的として議員活動しているだけのような気がします。野党議員は与党がつまづいた時に大臣辞任を求め、そのことに力を使っていますがそれが国会議員の仕事なのかと言いたい。

 

こんな野党議員達たちも国民が選んでいるんだということを、投票した人達は自覚してもらいたいと思います。そうでなければいつまでもこの様な国会運営が続きます。

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