~安田純平人質解放後、さっそく政府批判!~
24日、シリアで解放され帰国した安田純平がさっそく政府を批判した。
解放時の状況に関しては、武装組織に車で国境まで運ばれ、トルコ側に受け入れられたことを明らかにした上で「トルコ政府に引き渡されると、日本大使館に引き渡される。そうなると、日本政府が動いて、解放されたと思う人もいるかも知れないので、それだけは避けたかった」と3年間、手をこまねいていただけの政府を暗に批判した。
という記事が報道されました。何故、日本政府から救われたと思われることが嫌だったのか?この言葉で安田純平という人間の本質が分かったような気がします。
~韓国人と名乗った理由が不自然~
3年以上前、最初に、安田純平が人質として拘束されたことが確認されたのが「助けて下さい」と日本語で書かれた紙を持った動画が投稿された時です。この時は日本人を名乗っていたのですが、今年7月に投稿された動画では「私はウマル、韓国人です」と名乗っていました。
当時、安田純平は「日本と韓国の二重国籍を持っていて、日本政府が動かないため、韓国政府に助けを求めた」との見方がありました。しかし、解放後、韓国人を名乗った理由について
日本人であることとか、私の実名を言うと、他の囚人が聞いて、もし彼らが解放された場合、私の監禁場所を知っているので、例えば日本側に通報するとか、他の組織に通報するとかしたら、ばれてしまう。だから、実名を言うとか日本人とか言うのは禁止されていたんです
と語りました。これはおかしい!と思いました。通常、人質となった場合は、目隠しをされたり、塀の中で監禁されたりするわけですから、解放された人質たちが、自分たちがいた場所を知りうるはずはないはずです。解放された後「私はここで監禁されていた」とか「今ここに〇〇人の人質たちがいる」などと説明ができるとするならば、ある程度自由に生活できたということになるのです。
名前 安田順平(やすだ じゅんぺい)
生年月日 1974年3月16日(現在44歳)
出身 埼玉県入間市
職業 フリージャーナリス
最終学歴 一橋大学社会学部卒業
~やはり、「プロの人質」か?!~
最初の動画公開で「助けて下さい」と訴えてから、3年後の今年7月に、再び、韓国人を名乗って「助けて下さい」と訴える動画が出るまで、日本中は、既に殺されているんだろうと思っていました。それが再びの動画投稿で「助けて下さい」と言いながら「顔色も良く、人質前とほとんど変わらない顔つき」に驚かされました。この時点で「アレ?」と思った人は多かったと思います。
そして、解放されてから報道された映像でも「少しやせてはいるものの、健康そうで顔色も良かった」と思いました。本人は「20日間、何も食べていなかった」と言っているそうですが、外見からはそうは見れませんでしたし、喋りもハキハキしてとても元気な様子でインタビューを受けていました。もっと衰弱しているのが普通でしょう。トルコで食事をしたとしても回復が早すぎませんか?
安田さんは、過去に4回人質になって、全て無事に解放されているのです。戦闘状態が続ていて治安が悪化しているとして日本政府が退避勧告を出したり、渡航しないよう勧告していたにも関わらず、それを無視してそのような地域に入る。そして、身代金を要求することが分かっている過激派組織の人質となる。そして無事解放。過激派組織も人質は飯のタネです。タダでは解放しないでしょう。金にならないと分かった時点で殺してしまうのです。これまでも殺されてきた日本人が何人もいたのですから。
でも、安田さんだけは今回で5回の人質解放です。不思議です。これが安田さんがプロの人質と言われる所以なのです。
~安田純平は、反日!~
安田さんは、これまでも政府批判を繰り返してきた人です。
シリアのコバニには欧米からもアジアからも記者が入っていて、フェミニストの若い女性やら学生メディアやってる大学生やらまで集まっているが、日本は経験ある記者がコバニ行っただけで警察が家にまで電話かけ、ガジアンテプからまで即刻退避しろと言ってくるとか。世界でもまれにみるチキン国家だわ。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年6月19日
戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年4月3日
見ての通り、政府を批判しておいて「助けて下さい」はおかしいでしょう。そして、解放された後も「日本政府に助けられたんじゃない。日本政府に助けられたと国民が思うことだけは避けたかった」と言っているのです。
「自己責任論」が再燃しています。しかし「自己責任論を過剰に取り上げるメディアが問題だ」と批判するジャーナリストもいます。安田さんの場合は「自己責任論」というレベルの話ではないのです。5回目の人質です。4回の人質経験から何も学ばなかったのでしょうか?
「取材のためにジャーナリストが命を懸けて戦場に入る」と言えば、命を懸けて国民の知る権利にこたえる職業人としてとてもかっこいい話に聞こえます。
「日本国家には邦人保護の義務があり、邦人が拘束されれば救出する義務を負う」ということを知った上で、この様な行動をとり、人質として拘束されたら「助けて」と叫ぶのです。そして解放して救われたら政府批判!何という人間なのでしょうか?
~日本政府が過激派に身代金を支払ったかどうかは安田純平自身も知りえない!~
日本政府が、過激派に身代金を支払ったのだろうか?支払っていても国は支払ったとは言えないのです。もし、支払ったとしたならば、それを知って、自分も助かるかも知れないと考え、安田さんと同じことを繰り返す人間が出てきてはいけないからです。また、過激派に身代金を支払えば、その金でまたテロが起き、殺人に加担することにもなるからです。
政府は安田さん救出に身代金を支払ったかどうかは絶対に言いませんし、今後分かることもないのです。そのために内閣には50億円以上の機密費と言って、説明不必要、領収証不必要で使えるお金があるのです。このお金はもちろん税金です。
機密費を使っていなくても、外務省は安田純平の情報を得るために何度も中東に赴いていることは間違いない事実です。これにも当然税金が使われているのです。
身代金を支払ったのかどうか、国民は知ることはできませんが、解放された安田さん自身も分からないのです。それなのに、解放されてすぐに、政府を批判する根性は、反日ジャーナリストと言われても仕方がありません。