~「小さなナッツ姫」とは?~
21日、韓国メディア「メディアヌオル」が朝鮮日報一族のパワハラを告発する記事と共に、録音記録が含まれた映像を公開しました。
その映像では、韓国最大の発行部数を誇る「朝鮮日報」パン・サンフンの孫娘で、株式会社朝鮮放送(TV朝鮮)パン・ジョンオ代表の小学生の娘(10歳)が、50歳代の運転手に対して暴言を吐き、殴るなどしたと場面が映されていたというのです。
この娘は「小さなナッツ姫」と呼ばれるようになったそうです。記事では…
おじさん、私はもうおじさんと生活したくない。今すぐ降りて。私は言ってなかったら、おじさんは解雇だよ。本当に狂ったみたい。
私は負ける人間ではない。口喧嘩では1等だ。私はもともと善良な人だったのに、おじさんのせいで悪くなるのが嫌だ。前のおじさんも酷かったけど、おじさんはもっと酷い。前のおじさんがそれでもお前よりはマシなようだ。
お前の母親と父親のしつけが悪く、おかしかったんだ。お金もなくて、病院にも歯医者にも行けなかったんだ。貧しくて。
お金を稼ぐのなら、正しく稼げ。おじさんのように馬鹿みたいに生活する人なんていない。
私はおじさんが嫌い。おじさんに死んでほしい。それが私の願いだ。おじさん、死んで。本当に死んでほしい。
TV朝鮮 パン・ジョンオ代表
と運転手を侮辱したり、死んでほしいと叫んだというのです。にわかには信じられませんね。10歳の子がこんなことを言えるのかな?って思います。
~「小さなナッツ姫」の言ったとおりに運転手解雇!~
「小さなナッツ姫」が言ったとおり、この運転手は24日に解雇されたそうです。朝鮮日報側は、「メディアヌオル」に対し、
運転手は、事故処理と車両管理に未熟だった。随行するハン・ジョンオ氏の家族と関係が円満でなくなり、3ケ月以内の勤務終了を通告した
と答えたそうです。
~10歳の子供がこんなことを言えるのか?~
10歳の子供が「解雇だよ」「私はもともと善良な人だった」「お前の母親と父親のしつけが悪く」「お金を稼ぐのなら正しく稼げ」「おじさん死んで、本当に死んでほしい」なんて言わないし、言えないでしょう。だけど、映像が残っているというのですから本当に言ったんでしょうね。
10歳の子供が、お父さんかおじいちゃんに言いつけたのでしょうか?「あの運転手は嫌い!未熟よ!」なんて。ひょっとしたら、逆かもしれません。お父さんやおじいちゃんが、日頃から「あの運転手はダメだ!」などと子供の前で言っていて、それを子供がまねしたのかもしれません。
~日頃からハラスメントを受けていた!~
この子供のハラスメントを運転手が録画していたのでしょうから、日頃からされていたのだと推測できます。豊田真由子元衆議院議員の「このハゲーッ!これ以上私の評判を下げるな―ッ!」は、日頃からパワハラを受けていた秘書が、豊田真由子のパワハラを公にするために録音していました。小さなナッツ姫の場合は映像があるそうなのですが、日頃から罵声を浴びせられる運転手がドライブレコーダーのようなもので録画していたのでしょうね。
パワハラ(パワーハラスメント)とは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、又は職場環境を悪化させる行為」と定義されています。
小さなナッツ姫はこの運転手と同じ職場で働く者ではありませんからパワハラではありませんね。日本には、他にセクハラ、マタハラ、アカハラなどたくさんのハラスメント言葉がありますが、どれも該当しないようです。また新たなハラスメント言葉を作らなければなりませんが、日本では無いでしょうかね。
~「小さなナッツ姫」の由来~
「小さなナッツ姫」の由来は、ご存知の通り大韓航空ナッツ・リターンで事件です。2014年12月、ジョン・F・ケネディ国際空港で離陸のため滑走路に向かい始めた大韓航空機で、ファーストクラスの乗客として乗っていた韓国財閥の一つである大韓航空機の副社長で大韓航空機社長の娘である趙ヒョナが、CAがマカダミアナッツを袋に入れて提供したことに腹を立てて、CAに対して「今すぐ飛行機から降りろ」と指示するなどしたことからチーフパーサーともめて航空機を搭乗ゲートまで引き返した事件です。
その後、趙ヒョナの妹で大韓航空機専務である趙ヒョンミンが会議中に広告代理店の社員に水をかけた事件など、韓国とはそういう国なのでしょうね。
21日、韓国政府は、日本との「12.28慰安婦合意」により設立された「和解・癒し財団」の解散決定を発表しました。国と国との約束を、後になって「それはダメだ」と反故にするということを平気でやる国ですから「小さなナッツ姫」くらいで驚いてはいけませんね。