政治

韓国レーダー照射問題で言い分を変遷!食い違う日韓の主張で韓国は否定?

~韓国レーダー照射問題を否定!~

韓国は「電磁波の照射は一切なかった。悪いのは日本の哨戒機でむしろ威嚇的だった」と言い出しました。

今月20日午後3時頃、海上自衛隊のP1哨戒機が石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域内の上空で韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けたというニュースが報道されました。

日本政府はこれを韓国に抗議したところ、韓国は、「北朝鮮船舶を捜索中、気象条件が悪かったために駆逐艦の搭載レーダーを総動員した」と説明しました。

~日本の哨戒機をロックオン!~

「火器管制レーダー」とは、艦艇や航空機などから砲弾やミサイルを発射する直前に、目標物を捕捉するためにレーダーを照射し、位置や速度をつかむものです。いわゆる洋画などであるように、「敵機をロックオン状態にするため」のレーダーです。

砲弾を拳銃に例えるならば、拳銃の銃口を相手に向かって構え、射撃体勢をとることと同じです。

ただ、レーダー照射を受けた艦艇や航空機は、これを回避するためにレーダー照射を受ければ直ちに感知する逆探知装置を搭載してます。日本のP1哨戒機もこの逆探知機能により、韓国艦船からの照射レーダーを確認したのです。

~韓国の言い分が変遷!~

韓国軍は、当初、レーダーを使用したことを認めていました。作戦活動中にレーダーを使ったが、日本の哨戒機を追跡する目的でレーダーを使った事実はない。遭難した北朝鮮の船舶を探すためだった。誤解がないように日本側に十分に説明したい。」と言っていたのです。しかし、船舶が上空にいることはありませんから日本側の主張が正しければ、韓国の言い訳は矛盾することになります。

その後、日本側が、韓国駆逐艦からのP1哨戒機への「レーダー照射は2回行われた」と発表しました。これに対して、韓国軍関係者は「日本の反応は多少行き過ぎ」などと反発していました。

しかし24日、韓国軍合同捜査本部幹部は、記者会見で「レーダーと連動する撮影用カメラで哨戒機を監視したが、哨戒機に向けた一切の電波放射はなかった」と主張し、言い分を変えたのです。

これに対して日本側は「P1哨戒機が照射を受けたことを示すデータが証拠として残っている」と対抗しました。

~韓国マスコミも「日本が悪い!」~

韓国側の行為に対して日本政府が怒っているのに韓国側からの謝罪はなく、韓国のマスコミは「韓国軍が攻撃行為をしたかのように主張するのは行き過ぎだ」「結局、日本が韓国に対して持っていた悪感情が今回のことを契機に表出したとみるほかない」などと言っているのです。

また「この程度のことで3日も韓国を非難するのは他意があると疑われてもおかしくない。安倍首相が支持率挽回のために反韓感情を利用した」とまで言っているのです。

韓国では、政権支持率が下がれば反日感情を煽ることはよくありますが、日本にはそんな文化はありませんし、反韓感情をあおっても日本国民は政権を評価するようなことは全くありません。

また、驚いたのは「日本の哨戒機が韓国軍の上空を通過することがいけない」との報道もあるのです。事件が起きたのは日本の排他的経済水域です。排他的経済水域とは領海とは違うので、その中で経済的な活動はできませんが、日本の了解を得れば進入することは可能なのです。

哨戒機はそんな海洋内での潜水艦の捜索を目的に飛んでいるのですが、日本の排他的経済水域内に入っておきながら、日本の哨戒機が韓国の船の上を通るのがいけないと言っているのですからもう話になりません。

~謝罪もできない韓国!~

韓国という国は、なぜ「ごめんなさい。今後は気をつけます。」という素直な謝罪や反省の言葉が言えないのでしょうか?相手が日本という永遠の敵国だからなのかも分かりません。しかし、これが他国ならば攻撃を受けていた可能性だってあるのです。

2018年、韓国との間では、解決した慰安婦問題をちゃぶ台返し!観艦式では日章旗はダメ!そして、日韓請求権協定を無視した徴用工賠償請求問題など色々なことがありました。日本も平成の時代が終わる2019年です。新しい韓国との付き合い方を考えていくべきです!

 

-政治
-, , , , , ,