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GACKT(ガクト)の格付け連勝はやらせ?失敗&負けないのはなぜ!

~GACKTが格付けで連勝記録を更新~

元日放送のテレビ朝日系「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2019お正月スペシャル」に出演し、全問正解で連勝記録を58に伸ばしたGACKTが話題になっています。この番組は、芸能人が出演して、一流の食材で作った料理や一流の楽器演奏など偽物と本物を並べてどちらが本物か当てるといういわばバラエティクイズ番組です。

55連勝中のGACKTは、昨年に引き続きロックバンドX JAPANのYOSHIKIとチームを組み、全問正解を果たしました。

1問目のワイン問題では1本100万円のワインと5千円のワインを飲み比べました。2問目はストラディバリウスなどの総額35億円の高級楽器による四重奏と安価な楽器での四重奏を聞き分ける問題。3問目は中華料理、フレンチ、和食などから、超高級食材と安価な食材、そして「絶対に間違えてはいけない食材」の中から超高級食材を当てるという3択問題でした。

「絶対に間違えてはいけない食材」では、例えばカニ料理に対しては「かにかま」、干しアワビに対しては「イカ」などの食材が使われていました。4問目はプロのオーケストラとアマチュアオーケストラを聴き比べる。5問目は、1億円の盆栽とお菓子で作った盆栽で、最後が最高級の神戸牛サーロインとスーパーで販売されている肉のステーキでした。

GACKTとYOSHIKIのコンビは全問正解で、GACKT個人は四重奏、牛肉問題に正解し、チームで回答した超高級食材問題にも正解。結果、58連勝まで連続全問正解記録を伸ばしたのです。

~格付け番組で有名に!~

GACKTは10年近くこの番組に連続出場して一度も間違えたことがない超一流芸能人として番組の広告塔になっています。この番組では他の芸能人出演者が間違った回答をして格付けを落としていくことの面白さもありますが、それよりもGACKTが正解を続けるのか?間違いを犯すのか?ということの方が視聴者にとっての重要な興味となっています。

GACKTは一応歌手ということで全国ツアーなどもやっているそうですが、この番組に出演するまではたまにテレビで見るくらいで大したヒット曲もなく、それほど有名な芸能人ではありませんでした。今でも本名や年齢、出自までもが特定されいないようですが・・・。

しかし、この番組の視聴者は、GACKTが味覚、視覚、聴覚などが試される問題で全て正解し続けていくことに、「この男はいったい何者なんだ」という興味を持ち始め、現在まで正解し続けていることに驚きながら「いつ間違えるのか」に興味を集中させ、それを気にしながら番組を見ている人たちが視聴率を支えているのです。その結果、今回の視聴率も平均19.7%という高視聴率を記録しました。

~GACKTは間違えられない!~

この番組で、GACKTは特別扱いで、解答時に出演者である芸能人達が正答と思ったAかBまたはCを選び、ABCが表示されている部屋に入るのですが、GACKTは、GACKT部屋という金塗りの専用の部屋をあてがわれ、GACKTやそのチームの仲間だけは他の芸能人と違ってGACKT部屋のABCの部屋に入るのです。

この部屋には自由に食べられるお菓子などが置いてあり、GACKTとYOSHIKIは回答が発表されるまでの間、自由にお菓子を食べ続けていました。今回もYOSHIKIがバクバク食べていたお菓子がTwitter上で盛り上がり、売り切れになるメーカーも出たというのです。

それだけ、この番組の中でGACKTの役割は重要で、絶対に間違えること、イヤ、間違えさせることはできないのです。もし、GACKTが間違えればGACKTの連勝伝説はストップしてしまいます。それでもGACKTの勝率はすごいものなのですが、視聴者は、GACKTが連勝を続けていることで「ひょっとしたらGACKTが間違えるんじゃないか」という少しの不安と期待というスリル感を味わっているのです。

ですからGACKTが1問でも間違ってしまえばそのスリル感を味わうことはできなくなり、この番組に対する興味も半減どころかほとんどなくなってしまうのです。番組制作側もそのことは十分認識しているはずですから、GACKTに間違わせるわけにはいかないのです。

~「ヤラセ」であることは間違いない!~

この番組の視聴者の中で、「GACKTが答えを知っているはず」と思っている人たちは多く、そう感じ取る人の方が健全だと思います。これをGACKTが真剣に答えて連続正解をしていると考えている人がいたら幸せな人間です。あり得ないことをあり得ると考えられる人たちなのです。

そういう人たちは「投資すれば元本は保証します。配当も出します」や「この株を購入すれば絶対に儲かります」などといった絶対にありもしないことを信じてだまされる種類の人たちだということです。

例えば、58問をAかBか?という問題について、単純に二者択一で回答した場合の確率は2の58階乗分の1となり天文学的確率になります。ただ、GACKTが自信をもって答えられら問題が何問あるかで確率は変わってきますが、GACKTでもAかBかを悩んで解答を出す場合も何度かありました。それもやらせかもしれませんが?

どちらか悩んで回答した場合に1問も間違えずに正答し続けること自体不可能なのです。悩んで答えた結果、正答していた場合でもGACKTはその違いを自信を持って解説し、最初から分かっていたかのような説明をすることも多々ありました。

ネット上でもGACKTの58連勝が「ヤラセである」と指摘している人は多くいます。ヤラセという言葉が適当かどうかは分かりませんが、最初から回答を聞かされて答えているか、AとBどちらが正解でも良いようにAの部屋、Bの部屋両方の部屋にGACKTを入らせておいて、正解したように撮影している可能性もあります。

番組の視聴率を高めるためにGACKTというヒーローを作り出し、ヒーローがミスを犯すところを一度見てみたいという視聴者の興味を増幅させていく方法が番組制作者側の作戦だとしたらこれは演出となるのか?それともヤラセとなるのか?それは真実が暴露されてからの視聴者の声で判断されることでしょう。

 

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