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麻生太郎大臣が辞任しない理由は?あの発言を失言とするマスコミの悪意!

~不可解な抗議行動~

 福田純一前財務事務次官の女性記者へのセクハラ報道について、麻生大臣の発言に対してマスコミが批判を繰り返しています。この発言をめぐって抗議する街頭行動が東京都や大阪市等で相次いでいるとの報道もされています。

映像では、抗議行動する人たちのほとんどが、組織的に発注作成されたような同種のプラカードを持ち抗議している様子が映し出されていました。

明らかに組織的に作成したプラカードであることは誰もが分かるはずです。人の発言に対する抗議行動は、心から許せないと思う人たちが自然発生的に集まって行うものならば意味があると思います。

しかし、明らかに全員が組織的に作成されたプラカードを手にして抗議行動を行っているのです。

反日勢力とされる人たちでしょう。心から麻生大臣の発言にNoと反対する人たちではなく、何らかの反日組織に所属する人たちが組織の指揮下に入り抗議行動を行っていることが一目瞭然であります。

この人たちは何のために抗議するのでしょうか?

麻生大臣の発言

麻生大臣は、5月4日、訪問先のフィリピンでの会見で、「セクハラ罪っていう罪はない」「殺人とか強制わいせつとは違う」などと発言しました。

この部分だけが切り取られて報道されましたこの発言の前に記者は何という質問を発したのかそれさえ明らかにされず、

「セクハラ罪という罪はない」と発言した。

という報道がされたのです。

麻生大臣がこの様な発言をするのは、例えば記者が、

福田事務次官は懲戒処分にならないのですか?

被害者の告発によって刑事訴追を受ける可能性があるのではないですか?

などと質問があったからこそこの様な発言をしたのであろうことは、良識ある者ならわかるはずなのです。

マスコミの切り取り報道は過去たくさんありました。

「切り取り報道されることは当たり前との認識が必要だ」「不用意な発言はするな」などと指摘、批判されてきました。

大臣たるものそういったことに気を付けるのは当然のことかも知れませんが、切り取った部分だけを捉えて、

  女性蔑視だ!

  セクハラを軽く見ている!

などとの批判が野党議員やワイドショーのコメンテーターから聞かれます。

 「セクハラツミはない

と発言したかのような報道ぶりです。

麻生大臣は、顔も強面ですし、大金持ちで大衆の考え方とはずれのある人間だとは思います。過去には国会答弁で漢字の読み間違いを指摘され、漢字も読めないのかなどという批判も多数ありました。

だからと言って本人の発言内容と異なった趣旨で報道することは許されません。

「セクハラ罪は刑法上の規定としてない。」と発言してるのに「セクハラツミハない」と捉えて報道してはいけません。

また、麻生大臣の

「女性記者にはめられた可能性は否定できない」

と繰り返したこと。

 

これも「はめられた」と断言しているわけではなく、可能性が否定されていない以上、「福田事務次官を懲戒処分することもできないではないか。」と言いたいのです。

麻生大臣こそハメられたのです。

 

~撤回するなよ!~

しかし、さすがの麻生大臣もこのバッシングによってこれらの発言を撤回しています。「撤回するなよー」と言いたい。撤回したからと言ってマスコミによる批判が緩まる訳でもなく、馬鹿なコメンテーターたちがそれなら許そうと思うはずがないではないか。

野田女性活躍担当大臣が、この発言について、「いじめ罪がある、ないっていう議論ではないわけです」などと批判している。

財務事務次官を辞任した福田前次官の今、起こっている問題と、一般論としてのいじめ問題をごちゃまぜにして、同じ党員であり、大臣である麻生さんのことを批判する野田さん。

こんな人が総裁選に出馬するなんて言ってるんですから自民党も終わりです。

こんなことで、麻生さんが辞任する可能性だって出てきてしまったのです。野党が、福田事務次官のセクハラ問題で「麻生大臣も辞任すべき」と煽っていたのは、誰もがバカげていると思っていました。

しかし、この発言で反自民党や反体制派のマスコミは麻生大臣の辞任要求を活発化してくるに違いありません。

私は、麻生大臣を応援しているわけでも自民党を応援しているわけでもありませんが、「セクハラ罪はない」と事実を発言した麻生大臣が、このことによって辞任するのであれば、マスコミの悪意ある切り取り報道で今後も大臣を辞めさせることが簡単にできるのではないかということを心配しているのです。

マスコミに犯された日本国を何とか守りたいと思っているだけなのです。

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