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中村時弘愛媛県知事とは!加計学園に関する会見での発言に違和感と怒り?

・中村愛媛県知事の柳瀬氏への意味不明の批判

5月10日、柳瀬元総理秘書官が、衆議院予算委員会で参考人招致され、2015年に3回にわたって首相官邸で、加計学園関係者と会ったことを明らかにしました。

愛媛県職員が、面会記録として「首相案件」と発言したことに関しては、  「いつもは総理と呼んでいて、首相ということはないので違和感がある。」と発言しました。

また、朝日新聞が、4月10日に「愛媛県や今治市職員とも面会していた」と報じたが、柳瀬氏は「愛媛県や今治市職員と面会した記憶はないと言っていたが、報じられている情報から愛媛県や今治市職員とあったかもしれない」と発言しました。

これに対し、中村時広愛媛県知事記者会見で、意味不明の発言を繰り返しています。中村知事は、柳瀬氏の発言に対して、愛媛県の信頼というものに関わるようなものもあって、非常に残念。ウソというものは、発言した人だけではなく他の人にも迷惑をかける」と言いう趣旨の発言をし、柳瀬氏の発言をウソと決めつけました。

柳瀬氏は、予算委員会において、「首相官邸で加計学園関係者と一緒に愛媛県や今治市の職員達とも会ったかもしれませんが自分には記憶がない」と説明しているのです。

これに対して、中村知事は、「なんて失礼な奴だ。柳瀬氏に会った職員には、同僚も家族もいるプライドもあるんだ。残念ながらこちらの意図は柳瀬氏には通じていなかったのかなー」という趣旨の発言。

 

・首相秘書官にとって記憶すべき人達ではなかった

普通、会社で、他社の方や、関係する機関の方と会うときには、きちんとアポを取って、誰が来るのかを調べます。実際に会ったら、名刺を交換して、重要な人かどうかを判断します。今後もまた会うかもしれない人だとか、今後はもう会うことは無いだろうと思う人かで、名刺の保管の仕方も変わってきます。重要な人物かそうでない人物かで記憶の差が出るのは当然のことでしょう。

その中で誰がメインなのか?どういう趣旨で面会に来られるのか?についても自分なりに考えるはずです。

結局、柳瀬氏の記憶に、愛媛県や今治市職員の記憶がないというのであれば、職員らの陳情意見や申述は、秘書課にとってはそれほど重要性がなかったということを柳瀬氏は語っているだけのことで、記憶に残るほどの方々ではなかったということに他ならないのです。

それに対して、中村愛媛県知事が「ウソを言うな。失礼だ」というのも分からないではありませんが、それだけのレベルだったということなんだと思います。

 

・一言一句メモできるはずはない

中村知事は、総理秘書官の発言は後に報告しなければならないから一言一句メモしてるはず」との発言をされました。

一言一句メモしなくても報告はできるはずです。通常、会議に出席してメモを取るときに、他人が言った発言を一言一句たがわずに記録する人がいるでしょうか。通常は省略してメモしますよね。

柳瀬氏が、加計学園関係者の面会で、獣医学部新設の解禁は、『総理が早急に検討していくと述べている案件である。』との説明をしました。」と発言しています。

そのことを、愛媛県職員が、「首相案件」と端的にメモしたとします。この職員は優秀な職員ですよね。柳瀬氏が発言した前記発言を4文字でメモする。大したものです。

それを野党議員は、「首相案件」と書かれているということは、加計理事長が首相の友人だから優先してやれと首相が言ったんだ」などと疑っています。いや、国民が疑うように仕向けています。

また、これに一人馬鹿が出てきたなと思うのですが、中村愛媛県知事が、「柳瀬氏が愛媛県を軽んじている。馬鹿にしている。」という思いから、「柳瀬氏はウソを言っている。」と記者会見してしまったのです。

柳瀬氏は、会ってないとは言ってないのです。「会った記憶がない」と言っているだけなのです。

それを、中村知事は、「会ったのに会ってないとウソを言うな」と言っているのです。こちらには「柳瀬氏から受け取った名刺もあるんだぞ」と言っているのです。

相手が名刺を渡そうとしたら、誰でも自分の名刺を渡しますよ。名刺があるからどうなんだ、馬鹿か!

 

・愛媛県知事が怒っている訳、理解している人がいますか? 

愛媛県の職員なんか、柳瀬氏は最初から頭にないわけです。加計学園関係者や吉川泰弘東京大学名誉教授との面談がメインであって、愛媛県職員や今治市職員はそのツレでしかなかったわけです。

県職員や市職員が総理秘書官と会うなんてことは職員にとっては一生に一度もないことで、それはそれは職員にとっては一大事だということだそうですが、柳瀬氏にとっての職員は金魚の糞だったということです。

中村愛媛県知事、何にそんなに腹を立ているんですか?

 

 

 

 

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