政治

桜田義孝大臣が失言&言い間違いで辞任!あがり症でかわいそう?発言の全文は?

~桜田大臣の失言は秘書の責任!~

とうとう桜田義孝国務大臣(東京オリンピック・パラリンピック協議大会担当)が辞任に追い込まれました。国会でも質問されると顔を真っ赤にして必死で答弁する姿は本当にかわいそうでした。桜田さんは焦っている時、顔に出ていましたから分かりやすかったですね。

それでも鬼のような野党議員たちは、大臣の失言について追及の手を休めず辞職勧告を繰り返しました。子供たちからすれば国会でも”いじめ”をやっているように見えたでしょう。

そんな中、また大きな失言をやっちゃいました。桜田大臣は4月10日夜、東京都内で開かれた高橋比奈子自民党衆院議員のパーティであいさつしtたのですが、その中で…

東京オリンピックは来年です。世界中の人が日本に来て岩手県にも行くと思います。おもてなしの心を持って復興に協力していただければありがたい。そして、復興以上に大事なのは高橋さんです。よろしくどうぞお願いします

と言っちゃったんですね。カンペは作ってなかったんでしょうかね。これまで何度も失言を繰り返してきた桜田大臣です。多分、人前で発言すると時には緊張して舞い上がってしまい、心にもないことを口走っちゃうんでしょう。

この時も高橋議員の応援と復興を絡めて発言したのですが、「復興以上に大事なのは…」はまずかったですね。「復興と同じくらい大事」とか「復興の次に大事」などと言えばなんら問題はなかったのですが…。ちょっと頭が回らなかったみたいですね。

でも、これはカンペも作ってなかった秘書の責任でしょう。大臣が失言することは誰にでも予測できることでしょうから、大臣が失敗しないようにあらかじめカンペを作ってやるべきですよ。どこの首長でも挨拶するときには秘書らがカンペを作って何度も読み直して失言がないように点検して首長に渡すんです。

首長はそれを落ち着いて読むだけで拍手を受けるのです。桜田大臣が「カンペは要らん」と言っても絶対に持たせなければ行けなかったのです。過去に何度も失言を繰り返しているのですから。

~桜田大臣はどんな失言してた?~

桜田大臣のこれまでの失言や言い間違えについてはたくさん報道され、野党からも批判の的になりましたが、それほど必死になって怒るほどのものではなく、案外ほのぼのとしたものが多かったように思います。あまりに数が多いので主なものだけを書きます。笑えます。

大臣就任会見で、「東京オリンピック・パラリンピック競技担当大臣の桜田義孝です」という自己紹介を噛んでしまって3回間違えたところから始まりました。

そして、「蓮舫議員」を「レンポウ」と何度も間違え、蓮舫議員から怒られていましたが、レンホウでもレンポウでもどっちでもいいじゃないかと思いました。

そして、昨年暮れ、競泳の池江璃花子選手が「白血病」と診断されたことが明らかになった際のインタビューで、「がっかりしている。盛り上がりが若干下火にならないか心配だ」などと発言し、野党側から叩かれたことは有名です。

しかし、これは「発言の切り取り」であることが指摘され、この発言の前に「池江選手に早く良くなってもらいたい」「治療に専念してもらいたい」と発言していることが後で分かり、マスゴミに対する批判が殺到しました。

これについて桜田大臣は、「突然の話にショックを受け、率直に残念である旨を発言をした。発言の中で、『がっかりしている』、『盛り上がりが若干下火にならないか心配だ』という部分については配慮を欠いたと思い、おわびをし、撤回したい」と陳謝し、撤回しました。本当にショックだったんでしょうから問題ないように思います。

昨年11月の衆議院の委員会で、サイバーセキュリティ戦略本部副本部長を務めていた大臣が野党議員からパソコンの使用状況を尋ねられて「自分でパソコンを打つことはない。ただサイバーセキュリティは国の総力をあげて総合的にやることで、落ち度はないと自信を持っている」と発言したことが世界的に話題になりました。確か、「USB」が何かも分からなかったということもあったように記憶してます。

大臣は発言後の記者会見で、「私自身はパソコンを日常的には使わないが、事務所では当然、パソコンを使って仕事をしており、利用する者に対してはセキュリティ対策に万全を期すよう、いつも指示している」と述べたことも話題になりました。

良いじゃないですか、パソコンを知らなくても指導はできるんですから!スポーツやったことない人が五輪担当大臣になってはいけないんですか?

ただ、笑えない発言もありました。

2013年10月、福島第一原発で放射能に汚染されたごみを焼いて出た焼却灰の処理をめぐって、千葉県での懇談会の席上で、「(焼却灰は)原発事故で人の住めなくなった福島に置けばいい」と発言していたことが暴露され、桜田大臣はこれを認めてしまいました。

2016年1月、従軍慰安婦について、「職業としての売春婦だった。犠牲者だったかのような宣伝工作に惑わされ過ぎだ」とも発言しています。これらは明らかな勉強不足、知識不足としか言いようがありません。でも大臣になる前の発言ですから許してやってください。

~だけど苦労人!~

氏名 桜田 義孝(さくらだ よしたか)

生年月日 1949年12月20日(69歳)

出身 千葉県柏市

学歴 明治大学商学部(夜間)

経歴 千葉県議会議員、衆院議員

大臣任期 2018年10月2日~2019年4月11日

桜田氏は、頭は悪いのでしょうが、大工をしながら夜間の大学に通い、建設会社を設立した後、千葉県議会議員となりました。その後、国会議員となり、大臣にまで上り詰めたのですから大したものです。

このような方がよく大臣までのぼりつめたなと思うのですが立ち回りがうまかったのでしょうかね?そういう意味では大変な苦労をして現在の地位を気づいてきた苦労人なのですが、大臣だけではなく、国会議員の器じゃなかったということなのでしょう。

「これまでこんな大臣がいたか?」と思う人もたくさんいますが、この人は大臣をクビになっても国民は忘れられないでしょうね!

 

 

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