事件

悠仁さまの刃物(ピンクの包丁)事件の意味は?自称・長谷川薫を逮捕!

~”自称”長谷川薫とは?~

26日正午頃、秋篠宮悠仁親王が通われるお茶の水女子大学附属中学校で、悠仁親王の机に2本の刃物が置かれていた事件が発生しました。昨夜犯人が捕まったと報じられました。何の目的でこの様な犯行に及んだのか?背景は何のか?また、警視庁はどうやって犯人を捜しだしたのか?興味深いところです。

秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが通われるお茶の水女子大附属中学校(東京都文京区)で悠仁さまの机の上に刃物が置かれているのが見つかった事件で、警視庁捜査1課は29日、建造物侵入容疑で、住居・職業不詳、自称・長谷川薫容疑者(56)を逮捕した。調べに対し、「学校に入ったことは間違いない」と容疑を認めている。男の関係先として京都市が浮上しており、動機や経緯を詳しく調べる。

”自称”という意味は、「裏が取れていない」ということです。つまり、犯人が自ら氏名を名乗ったが身分を証明するものを所持していない、若しくは、住所地を管轄する警察署に身元を問い合わせても把握できていないなどということです。逮捕されたのが夜ですから市役所なども宿直体制で戸籍や住民票の確認もできないでしょうから、”自称”のまま報道したということなのでしょう。

ただ、ウソの氏名を言ってもすぐにばれることですから、「長谷川薫」という名前は間違いないはずです。ウソの名前を言っていたとしたならばバカです。

~長谷川容疑者は何故侵入できた?机が分かった?~

この事件は、長谷川容疑者が白昼堂々と工事業者をかたって校舎内に忍び込み、悠仁親王の机を探し出し、

ピンク色に塗られた刃物2本が粘着テープで約60㎝のアルミ製の棒に固定された状態で悠仁さまの席と隣席にまたがる形で置かれていた

というのです。

長谷川容疑者は、

教室の机に貼られた生徒の名前を書いたシールを見て、悠仁さまの机だと認識したとみられる

と報じられました。

悠仁さまが「菊組」であることは報じられていますから教室はすぐに特定できたのでしょう。しかし、"シール”がなければ悠仁さまの机がどれか分からず、刃物を適当に置いて帰ったのか?という疑問が浮かびます。この事件は、「悠仁さまの席に刃物が置かれていた」ということで大きく報道されたのです。もし、「悠仁さまが通われる教室内に刃物が置かれた」とうニュースではニュースバリューも低下してしまうはずです。

長谷川容疑者は、

インターホンで、「水道工事の者です」と学校関係者に説明し、入り口を開錠させたという

と報じられましたが、あまりにも堂々とした手慣れた犯行に思えます。職員が、「うちは水道工事は今やっていません」と断れば長谷川容疑者の犯行は未遂で終わりです。開錠した職員が、何も考えずに開錠したのであれば重大な過失を問われることになるでしょう。

考えてみて下さい。長谷川容疑者が侵入したときは、悠仁さまの教室は空だったのです。これは偶然でしょうか?もし悠仁さまが教室内にいたら長谷川容疑者はどのような行動をとったのでしょう?恐ろしい話です。

長谷川容疑者は、机にシールが貼られているのを知っていたのか?その時間に教室が空になるのを知っていたのか?学校が水道工事中であることを知っていたのか?水道工事と言えば開錠してくれることを知っていたのか?など色々な疑問が浮かびます。

~長谷川容疑者は"右翼”の顔?!~

この事件を知った時は、天皇家に対する極左集団による犯行かとも思いました。しかし、長谷川容疑者の顔は左翼というよりは”右翼の顔”です。風体もそうです。

右翼であれば、動機については秋篠宮様の「即位拒否発言」が関係している可能性があります。4月21日、朝日新聞1面に

2017年6月に退位を実現する特例法が成立した後、秋篠宮さまは自身の即位について、周囲に「兄が80歳の時、私は70代半ば。それからはできないです」と漏らされた

という記事が掲載されました。これをネット上では「即位拒否発言」と言っているようですが、秋篠宮は拒否しているわけではありません。兄が80歳になっって退位した時には自分が即位してもわずかな期間だけしか天皇であり続けられない。そうなれば国民にも迷惑をかけるからそんなことはできないという発言だと思います。

しかし、これを「天皇になることを拒否した」と報じるマスゴミもいるわけですから、馬鹿な右翼は「秋篠宮はけしからん」と憤る人がいてもおかしくはありません。秋篠宮様の発言は4月21日の朝日新聞に報じられ、事件はその5日後の4月26日に起きています。長谷川容疑者が右翼であれば、この発言に怒って犯行に及んだ可能性は十分に考えられます。

もし左翼系の思想の持ち主であるならば、このままいけばいずれ天皇に即位される悠仁さまに対する不満から「令和」になる直前に犯行に及んだということしか考えられませんがそれなら単なるバカです!

~警視庁の捜査にアッパレ!~

警視庁は防犯カメラの映像で、長谷川容疑者が平塚の東横インに入って行ったことを突き止めたのです。お茶の水女子大付属小学校の防犯カメラに長谷川容疑者が映っていた。ここからスタートして、「リレー方式」でその周辺の防犯カメラを大量の捜査員が手分けして確認していったのです。現代の日本には数限りない防犯カメラが設置されています。そのほとんどの設置場所について警察は把握しているのでしょう。しかし、ダミーのカメラもありますし、警察に非協力的な人間もいますから、単純に確認するという作業だけではないでしょう。簡単に全ての画像が線のようにつながっていくわけでもないでしょう。また、電車に乗ってしまえば、どこで降車するのか分かりませんから、犯人が乗車した電車の沿線の駅構内のカメラを全て確認しなければなりません。大変な作業です。

ただ、今回は、「60㎝以上の長いもの」が入る袋またはカバンを所持していたはずですから、比較的追跡はしやすかったのかもしれません。警視庁は、犯行後の長谷川容疑者が東横インに入って行ったのを確認した。そして、犯行当日、長い棒状のものが入る袋かカバンを持った長谷川容疑者がホテルを出ていった画像を確認し、間違いないこのホテルの宿泊客だと分かったのです。

そして、宿泊客名簿を確認し、「長谷川薫」という名前を確認したのでしょう。偽名を使っていたら別ですが、住所は報道にあるとおり「京都」と書いていたのでしょうか?

~長谷川容疑者は次の犯行を計画か?!~

しかし、犯行後3日目の夜までなぜ、同じホテルに宿泊していたのでしょうか?長谷川容疑者は大学構内の一部の防犯カメラの配線を切断していたというのです。そこまで用意周到な犯人がなぜ、逃走せずに連泊し続けたのでしょうか?

考えてみて下さい。部屋の指紋も全て拭き取り、犯行後服装を変えてホテルから出る。偽名であればその後の捜査は簡単ではありませんし捕まらない可能性の方が高いのです。それでは長谷川容疑者はなぜホテルに残っていたのでしょうか?

長谷川容疑者は29日夜にホテルに戻ってきたところを逮捕されたのですから、当然この日の夜も宿泊予定だったのです。そして、「令和元年5月1日」まで東京に潜伏し、次の犯行を計画していた可能性が高いと考えられます。

長谷川容疑者は建造物侵入罪で逮捕されました。それほど重たい罪ではありませんからすぐに娑婆に出てくるのです。その後の行動は警察からしっかり監視されるでしょうから簡単には悪いことはできないでしょうが、絶対にできないということはないのです!

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