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大阪府職員たばこ休憩で職務違反!職場対策や喫煙休暇取得を考えろ!

~職務専念義務違反はないでしょ!~

大阪府職員が、勤務中、喫煙のために2年間でおよそ440回以上、合わせて100時間以上、席を離れたことが地方公務員法に規定する職務専念義務違反に当たるとして、訓告処分を受け、49歳の職員は、辞職したと報じられました。

職員は、勤務場所を無断で抜け出し、タバコを吸うため近所の喫煙室のある建物に行っていた、と。土曜、日曜、祝日、有給休暇などを除けば公務員の勤務日はおよそ500日程度、その内、440回、1日1回も行ってないじゃないですか!それでも職員は、1日2~3回行っていたと認めているそうです。府が確認できたのが440回ということなら、報道する側も「実際は何回以上」ときちんと取材して欲しいものです。

時間にして1回約15分程度だそうです。3回行ったとしても45分です。タバコを吸う時間としては、長いかもしれませんが、これを昼休休憩時間と置き換えたならば何の問題もないはず。この職員は、昼休み休憩時間も休憩していたのでしょうね。

~喫煙休暇を作れ!~

大阪府にも路上喫煙禁止地区があるから、勤務場所から出た路上で一服ということもできなかったのでしょうか?どこかの駐車場に入って、携帯灰皿をもって一服すれば15分もかからなかったんじゃないですかね。わざわざ喫煙室のある遠い建物のまで行ってタバコを吸うと言うのは単に喫煙目的だけではなかったような気がしますね。職場から逃げたかったのではないでしょうか。

 

報道では、「今年3月、『この職員が勤務中に席を離れて喫煙に行っている』との通報があった」となっていますが、通報する奴も奴ですね。直接上司が注意すれば済む話でしょう。この職員は、「訓告」つまり、注意を受けただけですよ!それだけで自分からか退職するのですからよっぽど勤務が嫌だったのでしょうね。タバコを吸いに行ったくらいでチクられるんですから、人間関係もかなり悪かったのだろうと推察します。

嫌煙派の方々は、「喫煙者たちは、タバコを吸うために席を離れて仕事をさぼっている」とよく言いますね。じゃあ、タバコ吸わない人は、勤務中、全く休むことなく仕事しているのですかね。そんなことはないでしょう。人間の集中力なんて長時間続くものではないし、お菓子を食べたり、お茶を飲んだり、世間話をしたりでタバコ吸う人と変わらないくらいサボってますよ。(いけない)休憩していますよ。

そもそも、休憩とサボりは違いますね。休憩とは集中力維持するために神経や精神を休ませる行為です。サボりというのは、仕事をせずに怠ける行為です。この職員は、タバコを吸う時間が5分として、片道5分もかけて喫煙所まで行っていたとすると、サボりが入っているように思えます。

公務員ですから有給休暇も自由に取れるはずです。新年度に、「私は1年間で〇〇回喫煙しますから〇〇時間は休憩しますので、あらかじめ〇日間休暇を取っておきます。」という喫煙休暇を作っておくってのはどうでしょうか。

~喫煙場所を確保しない大阪府の責任!~

そもそも、何ら科学的根拠もないのに、喫煙がいろんな病気の原因になるとか、副流煙が喫煙よりも害があるなんて言うことを国民が信じていることが問題なのです。嘘も言い続ければ真実になってしまう風潮から、健康増進法で受動喫煙を無くすなんてことを決めているのです。そんな理由で、庁舎内に喫煙ルームや屋上に喫煙スペースを作らない府の責任もあるのではないでしょうか。

 

府職員の中にもある程度、喫煙習慣のある人はいるでしょうから、そもそも憲法で保障された個人の自由である喫煙は、他人に迷惑がかからない方法で許容するべきなのです。最近では小池百合子の飲食店での全面禁煙条例案や、奈良県生駒市の喫煙後45分はエレベーター乗降禁止なんて馬鹿なことをやってますね。こんなことやるから、遠くまで時間かけて行ってタバコを吸う人が出てくるんですよ。多分、全国的に喫煙に厳しい役所などの職員は、同じようなことやっている人がかなりいると思いますよ。

都会では、路上喫煙を禁止する条例などを作って外から禁煙にしてしまったのです。先に建物内から禁煙すれば、建物から一歩外に出て喫煙することもできたのです。当然、いたる所に多数の灰皿を置いておけば、ポイ捨てだってある程度防げたはずです。それを間違って外から禁煙したものですから、中を禁煙にしてしまえば吸うところが無くなって当たり前なのです。

でも、49歳公務員が注意されただけで退職したってことは、やはり職場の嫌われ者だったのかもしれませんね。嫌われている人だから、チクられたんでしょうね。好感の持てる人だったら皆さんそんなことでチクりますか?タバコだけの問題ではないかもしれませんね。

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