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グレタトゥーンベリの演説!背後に環境団体!小泉進次郎&トランプ?

~地球温暖化の原因はCO2なのか?~

地球温高を唱える人は、産業革命以降世界の気温が1度上昇したとか1.5度上昇したなどと言います。日本ではもっと上がっている気がします。それは当然です。道路という道路はアスファルト舗装され熱を吸収し発散します。自動車は一体何台存在するのか?夏になるとフライパン状態の自動車が熱を吸収し発散します。昔はなかったエアコン、電車や新幹線。鉄筋コンクリートのビル群などなど気温が上がる要素を考えるとキリがありません。

このことは日本だけでなく世界的にも同様です。そんなモノがなかった産業革命前と比べてたった1度や2度の上昇というのは信じられません。もっと高温になっていた方が自然だと思います。

地球温暖化を唱える人たちはそんなことは無視して全てCO2などの温室効果ガスが原因だと言います。温室効果ガスが気温上昇の原因ではないと私も断定しきれませんが、それだけではないはずなのに、それだけを主張するのです。

パリ協定で世界の気温上昇を産業革命前の2度未満に抑えると主張しました。温度を押さえるのであれば世界のアスファルト舗装道路を土に戻すことや自動車の生産を減らす。鉄筋コンクリートの建築物を減らすなどした方がよっぽど効果的に思えます。

CO2を削減することだけで温暖化を食い止めることなどはあり得ないと思っています。実際、科学者の中にも温暖化の原因がCO2ではないと言っている人もいますし、温暖化していないという人や、地球が寒冷化している人もいるのです。ということは地球が温暖化しているという結論は科学的には断定もされていませんし、証明もされていません。

~16歳のグレタさんに何が分かる?~

9月23日、ニューヨークで開催された国連の気候行動サミットで16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリ興奮気味に泣きながら演説し、世界的に有名になりました。

聴衆を前にして自分の思いをぶちまける演説。自分の頭の中で考えながら思いを込めて演説するうちに感情が高ぶり興奮して涙が出てくるということはあると思います。しかし、グレタさんは、いちいちカンペを読みながらの演説でした。当然何度も読みながら練習したことでしょう。それなのに、なぜこれだけ興奮して涙まで出てくるのだろうかと不思議に思いました。アスペルガーということを聞き、なるほどと思いました。結局グレタさんは、興奮しやすい性格なのでしょう。この涙で世界中が同情のような共感を抱いたように思えました。

演説の内容は、「今の大人たちが間違っている」という趣旨でしたが、何を間違っているのか具体的なことは言いませんでしたし、地球温暖化説について科学的な説明もありませんでした。

もし今起きていることを本当に理解した上で何も行動を起こしていないのであればそれは邪悪なことです。私は信じたくない

大人たち、とりわけ世界各国の代表者たちは何も理解していないというのです。「理解しているのであればきちんとやれ」と言っているのです。世界各国の代表者たち以上にグレタ本人の方が理解していると言いたかったのでしょう。

グレタさんがどれだけ優秀な人なのかは分かりませんが、まだ16歳。しかも学校をさぼってデモなどに参加するなど環境保護活動家として活動しているというのです。誰の影響を受けてグレタさんがこの様な活動をするようになったのかは分かりませんが、地球温暖化のメカニズムやCO2などの温室効果ガスの影響などについてどれだけ理解しているのでしょうか。疑問です。

まだ16歳ですから、しっかりと学業に励んで科学者になって地球温高のメカニズムを勉強、追求してその結果、間違いなくCO2が原因であることを信じることができるようになってからこの様な活動を行うべきだと思います。

グレタさんは、この度のニューヨーク演説のためにニューヨークへ行くのに飛行機を使わずにヨットを使ったそうです。飛行機はCO2を排出するからだそうですが、そんなパフォーマンスは必要なかったと思いますし、ヨットでニューヨークに行くのにどれだけ金がかかったのでしょう?

NYへヨットで行くというアイデアは資産家や環境保護活動家から出たもので、ヨットを戻すために2人の人間が飛行機でNYに行き、待機しているという話が明らかになると、批判の声は一層高まっていった

というのです。この話からすると、グレタさんの背後には潤沢な資金を有している環境保護団体が付いていることは間違いないでしょう。

~小泉進次郎はズルい!~

私は以前から小泉進次郎「ズルい」と言ってきました。精悍な顔立ちで女性人気も高く総理大臣候補にも上がっていました。しかし、進次郎の発言は、批判を受けないように気をつけながらうまく立ち回っているようにしか見えませんでした。環境大臣になって以降、やっと世間がそれに気づいてきたようです。

進次郎はアメリカ留学の経験があるだけあって英語で演説していましたがその姿は誰が見ても格好よく映ったでしょう。しかし、喋ったことは何も具体的な話はなく、記者からの質問にも答えられず、あいまいな言葉を使って逃げました。

気候変動に取り組むには、すべてが楽しく、クールで、セクシーでなければいけない

と意味不明の発言。翌日の記者会見でセクシー発言に対する質問が飛ぶと、

それを説明すること自体がセクシーではないよね。…やぼな説明はいらないですね

相変わらずの意味不明な発言です。こんな男を次期総理として推していた人たちが多数いるということが日本の怖さだと思います。

そして、進次郎は、グレタさんの演説について

目に力があるし、腹の底から思っていると分かる。How dare you。あれは強烈でしたね。

強烈だった。重く受け止めた

と話しました。グレタさんの言っていることが論理的に正しいのか正しくないのかや16歳の少女が演説することの良否についてはコメントせず、「誰からも批判を受けないような形」での発言だと思いますね。いつもの「進次郎節」と言っても良いと思います。

これに対してトランプ大統領は、

彼女は明るく素晴らしい未来を夢見るとても幸福な若い女の子のようだ。ほほえましい

「茶化すような発言」と言われていますが、私にとっては「大人の発言」に聞こえます。トランプ氏は冷静にグレタさんの演説を聞いていたのだろうと思います。

「こんな女の子に何が分かるのか?誰かに利用されているのだろう」と思いながら、グレタさん本人を傷つけないよう、けれども批判しているのです。進次郎とは力量の差を見せつけたと思いますね。

今回のグレタさんの演説と進次郎の演説や語りは本質的に似ているように思います。グレタさんの演説には何ら具体的な問題点や解決策はなく聞いている人の感情に訴える手法、進次郎も日本としての具体的な方針も示さず、何とか失言をせずに好感を得るための手法でした。

グレタさんが今後どのような活動をしようともノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんのように世界の人々すべてに感銘を与えることもないでしょう。化けの皮が剥げた小泉進次郎も同様にこれまでの進次郎節を続けていたのでは日本国民から相手にされなくなると思います。

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