～韓国庶民が支持した文政権！～
2014年の大韓航空ナッツリターン事件が象徴的でした。父親が会長を務める大韓航空の当時副社長だったナッツ姫こと趙顕娥（チョ・ヒョナ）による従業員に対する横暴ぶりは韓国社会の財閥と庶民の差を公にして海外にも広めました。韓国は長年にわたって財閥と外国人が裕福なだけで一般庶民は貧しい生活を送ってきたのです。
そんな中で、労働者階級による富裕層への恨みが、文在寅政権を誕生させたのです。韓国国民は共産主義化までは考えていなかったでしょうが、韓国の経済構造を変えなければ庶民の幸福はないと考えたのでしょう。そこで、財閥に頼り過ぎていた朴槿恵元大統領が財閥からの献金を受けたりという政界と財閥との癒着ぶりを許すことができなかった世論の中で、出てきたのが左翼政権である文在寅率いる”共に民主党”です。
”共に民主党”は、反日や朝鮮統一を旗印に庶民の支持を集め、庶民の味方をアピールするための最低賃金を上げるなど庶民が喜ぶ政策を打ち、反日感情を国民にあおって自分への支持を獲得としたのです。
そして、文大統領は反日と南北融和を図っていったのです。韓国国際観艦式での日章旗掲揚拒否から始まり、レーダー照射、徴用工判決、日本製品不買運動、GSOMIA破棄などすべて文大統領の計画通りの反日攻勢が続いたのです。しかし、これまで韓国による反日行動に対して黙認してきた日本が韓国に対する輸出管理を強化して韓国をホワイト国から除外したことは文政権にとっての誤算だったのでしょう。
一方、文政権は南北統一のための一歩となる首脳会談を開催し、米朝首脳会談の橋渡し役を行ってきました。そして今年8月15日、日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」で
2045年の光復100年には平和と統一で一つになった国、「ワンコリア」に向けて礎を整備する。統一すれば、世界経済第6位圏の国、国民所得7万～8万ドル時代が開かれる
と演説しました。そして「２032年に南北でオリンピックを開催する」とも言ったのです。
文大統領は元々北朝鮮で生活していた人ですし、”韓国民族の統一は韓国民の悲願”だということは当然のことですし、”ワンコリア”という考え方は誰も否定はしません。ただ、金正恩を筆頭とした「金一族体制のままの統一」というのはあり得ませんし、成就したとしても韓国国民にとっては不幸の始まりとなるだけでしょう。
～韓国の崩壊は始まっている！～
文政権の反日政策に反して、財閥などの経済界は日本との良好な関係を維持していくことで韓国の経済も維持できると考えています。そうしなければ韓国経済が破綻することを分かっているのです。
今月25日、日韓の財界人が集まって開催された日韓経済人会議では、
両国が築き上げてきた互恵的、良好な経済関係が危機に瀕しているとしながらも「政治・外交が緊張状態でも経済交流は活発に継続しなければならないと」日韓の経済協力関係の維持を訴えています。
しかし、青瓦台にはこの危機感はなく、「南北統一すれば日本なんか必要ない」とさえ思っているようです。そうでなければ文政権によるこれまでの反日行動の説明がつきません。
BSフジのプライムニュースを観ていてやっぱりと思いました。司会のフジテレビ報道局解説委員長の反町理、愛知淑徳大学教授真田幸光、韓国経済に詳しい鈴置高史の「縮小する韓国経済の行方”デフレ”懸念とこれから」の中のやりとりです。
反町～（韓国は）自爆という道を進んでいるんだけれども誰も助けることができない状態にはまりつつあるという理解でよろしいですか？
真田～基本的にはそうだと思います。
反町～鈴置さんもそうお考えになりますか
鈴置～そう思います。
反町～ええ！
鈴置～ですから私たちは一つの国が破綻に進んでいるのを見ているのかもしれません。
反町～ちょっと怖くなったんでCM行きましょう
日本の経済人が「韓国経済はいずれ破綻する」と断言しているのです。
韓国の主要産業である自動車、造船、半導体産業は悪化の一途をたどり、財閥の収益も大幅に減少しする中、若者の4人に１人は職がない状況で、2018年には100万人の自営業者が廃業に追い込まれたというのです。韓国経済がかつてないほどの危機に陥っていることは明らかです。
「ざまあみろ！」というわけにはいきません。日韓は貿易相手国として双方が第3位の規模ということですから、韓国経済が破綻すれば当然日本への影響はあるわけですから…。
～韓国を相手にする国はない！～
先日の国連総会でのトランプ大統領と文大統領の会談を観られた方は分かると思います。トランプは安倍首相との会談では笑顔で安倍首相の手を握ったりと友好的なムードでしたが、文大統領の発言に対しては笑顔も見せず、全く関心を示してない様子が表情を見て取れました。
北朝鮮の金正恩は文大統領に対して
二度と同じテーブルにつくことはない
と言っています。それを無視するかのように文大統領は今でも北との統一を模索しているのです。
残るは中国ですが、中国も経済成長の限界の中、米中経済戦争を迎え韓国に手を差し伸べるなど余裕は全くありません。ロシア絶対に経済での支援などできる国ではありません。
韓国を助ける国などないのです。
～文在寅の処刑！～
韓国はGSOMIAを破棄し、北朝鮮のミサイル実験に対しても容認する態度を示すなど軍部の反感を買っていることは間違いありません。文大統領がこのまま統一朝鮮の道を歩めば、経済は破綻するだけではなく、これまでにない軍部の反発を招くことは必至です。韓国が崩壊する時、軍部がクーデターを起こし、軍部による暫定政権となる恐れもあります。そうでないとしても曹国（チョ・グク）問題も含め韓国野党と共に文下ろしに向かいます。
そうなれば文大統領は韓国を崩壊させた張本人として朴槿恵同様に弾劾にかけられるでしょう。そして歴代大統領以上に韓国民の恨みを買います。韓国には死刑制度がありますから”銃殺”に処せられることとなるような気がします。
「文政権が悪いのであって韓国民が悪いのではない」という話を聞きますが、文政権を大統領として選んだのは韓国国民です。今でも韓国国民の40％が文大統領を支持しているのです。韓国民が悪いのです。それに気づかない韓国民はかわいそうです！