事件

神戸市の東須磨小学校で教員らのパワハラ&いじめ!激辛カレー?わいせつ?

~教員による犯罪が多すぎる!~

最近、教員によるわいせつ事件が度々ニュースになっています。いじめを苦にした自殺事件なども珍しい事件ではなくなってしまい、「またか」という程度のニュースになってしまいました。

そんな中、兵庫県神戸市の小学校で教員を教員らがイジメるという事件が報道されました。「先生がイジメしてて子供らのイジメがなくなるはずないじゃん」って思いますよね。

兵庫県といえば先日、尼崎市の小学校教師の伊藤優容疑者(32)が林間学校の施設で小学5年生の女子児童4人の体を触った強制わいせつ罪で逮捕されたニュースがあったばかりです。

全国のほとんどの教員が真面目に子供たちのために一生懸命働いていることとは思いますが、ほんの一握りの"バカ教師”が不祥事を起こすことで全ての教員が批判の目で見られてしまいます。

しかし、この度の事件は複数の教員が一人の教員をイジメていたのですからこれまでの個人的な不祥事とは少し違っているようです。

~いじめではなく犯罪行為!~

神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代男性教員が、同僚の先輩教員4人に暴行や暴言などのいじめ行為を昨年から継続的に受けていたことが3日、関係者への取材で分かった。加害側の教員たちは男性教諭を羽交い絞めにして激辛カレーを目にこすりつけるなどしたほか、男性教員の車を傷つけ、無料通信アプリ「Line(ライン)」で第三者にわいせつな文言を無理やり送らせるなどしていたという。

信じられません。これはいじめではなく"犯罪行為”です。”羽交い絞め交い絞めにして激辛カレーを目にこすりつける行為”は、羽交い絞めにするだけで暴行罪、激辛カレーを目にこすりつければ当然目が痛くなりますから病院で診断書を取れば傷害罪になります。恐ろしい教員たちです。

車にキズをつける行為は器物損壊罪、Lineで第三者にわいせつな文言を無理やり送らせる行為は強要罪です。強要罪は、脅迫又は暴行を用いて人に義務なき行為を行わせれば成立します。3年以下の懲役で罰金刑はありません。

強要罪と言えば、茨城県の常磐道であおり運転を受けて殴られた事件で、あおり運転行為を暴行罪や道路交通法違反で処理したのでは罰金刑で終わってしまうため、罰金刑のないより重たい強要罪で逮捕したことが話題になりました。強要罪というのはそれほど重たい罪であるということです。

この様な度重なる犯罪行為によっていじめられた男性教員は精神的不安定になり休暇療養中とのことですから、一連のいじめ行為で精神を破壊した傷害罪も考えられます。

~女性教員まで?他の教員は?~

関係者によると、加害側の教員は30~40代の男性3人、女性1人。LINEで別の女性教員らに性的なメッセージを送るよう強要。男性教員の車の上に乗ったり、その車内に飲み物をわざとこぼしたりした。

加害者側の教員には女性1人も含まれていたというのです。女性教員も同じように犯罪行為を犯したのでしょうか?わいせつメールを別の女性教員に送らせていたというのはいじめというよりも被害教員を利用して加害教員たちが楽しんでいたということでしょう。陰湿でどうしようもない奴らですね。

また、コピー用紙の芯で尻を叩いて腫れさせ、「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせていた。男性教員は「羽交い絞めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられたりした」とも訴えているという。

コピー用紙の芯というのがピンときませんが、日常的にそんなことをしていたとしたら、どんな職員室だったんでしょう?他の教員も見てみぬふりをしていたというのでしょうか?

一連の行為について、同校の管理職は今年6月ごろ、別の複数の教員からの相談をきっかけに把握し、加害側の教員を指導。市教育委員会には、7月に「人間関係のトラブル」などと報告したとされる。

他の複数の教員からの相談をきっかけに管理職が把握したそうですが、そんな行為を見たらその場で注意してやることもできなかったのでしょうか?それが教員の実態なのでしょうか?悪いことをする子供には注意できても悪いことをする教員には注意すらできなかったのでしょうか?情けない話です。

見るに見かねた何人かの教員が自分で注意することもできずに管理職に相談したということなのでしょう。見てみぬふりをしていた教員たちも処分されるすべきでしょう。教員としての資質がないとしか言いようがありません。

~対応が遅すぎる!~

9月になって市教委は、男性教員の家族から男性教員の状態について連絡を受け、事実関係の調査を始めた。被害の内容や時期、回数など詳細を確認した上で処分を検討するもよう。

加害側の4人は10月に入って休んでおり、市教委は速やかに人事異動などで人員を補充する方針という。

男性教員側は、処分内容や職場の改善状況を踏まえ、刑事告訴について検討するという。

管理職が事実を把握したのは”6月頃”なのに、”9月になって調査を始めた”って?夏休みだったから?遅すぎませんか?管理職が被害教員に会って表沙汰にしないように説得していたのかと疑いたくなります。説得しても被害教員は許す気持ちがないことがわかり、告訴されて公になる前に報道に投げたって感じに見えますね。

~若手の指導・教育は難しい!~

どこの職場にもどうしようもない若手社員や若手従業員がいます。何度言っても理解しないとか人間性が普通じゃないからまともに相手にできないという人はいるのです。

ひどく叱ればパワハラと言われる時代ですから以前よりも余計に若者たちの指導・教育は難しくなっています。しかし、そういった若者たちをどのように指導・教育するのかが職業人としての使命です。

どうしようもない奴をどうやって使うかということはとても難しいのですが、だからと言ってイジメてはいけませんし、犯罪行為までしてはいけないのは当然のことです。それが学校という教育者たちの中で行われたのですからどうしようもなく腹立たしい気がします。

若手の育成ということは何処の職場でも重要な課題ですし、それができなければ組織の向上もあり得ないのです。

~厳しい処分と氏名の公表を!~

被害教諭が告発した場合、普通であれば加害教員たちは逃走・証拠隠滅のおそれはないとして任意捜査となるのが一般的です。そうなれば加害教員たちの名前が公表されることもないでしょう。

しかし、4人の共犯事件ということになれば”口裏合わせ”という証拠隠滅のおそれがありますから逮捕するべきでしょう。そして氏名を公表するべきでしょう。

更に、”見てみぬふりをしていた教員たち”の厳しい処分も合わせて行うべきだと思います。

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