事件

奈良県の郡山南小学校でもパワハラ・いじめ?4人の教員が休職!

~関西の教員いじめは”外国人枠撤廃”の影響?~

神戸市東須磨小学校での若手教員へのいじめ・パワハラ問題が話題になっています。激辛カレーを目にこすりつけたり、自動車の上に乗ったりなど、考えられないいじめを動画撮影までしていたのは子供たちに教育する教員だったのですからありえない事件です。

こんなことが小学校という教育の場で行われていたことに驚愕しますが、校長を始めとする周囲の教員も見てみぬ振りをしていたことが許せませんし、驚きを通り越してこれからの日本は大丈夫かという不安が募る事件です。

今になってネット上では加害教員たちの名前が暴かれ始めましたが、刑事責任をとるべき事件だと思います。私はこの事件を知ってすぐに”神戸市の東須磨小学校で教員らのパワハラ&いじめ!激辛カレー?わいせつ?”という記事を投稿しました。するとすぐに教員と思われる方から、

教員採用の外国人枠を撤廃し、韓国人教員らが入り込みこの様なことが日常的に行われている。児童に朝鮮語を教えたり、朝鮮の歌を歌わせたりしており、このようないじめ行為は韓国の風俗が入り込んだ影響である

というメールをいただきました。

これが事実なのかどうか調べましたが真偽は分かりませんでした。ただ、この方が言われるように関西地方では公立学校の教員採用で外国人枠が撤廃されていて、外国人教員がいることは間違いないようです。事実なら文部科学省も考え直さなければいけないのではないかと思っています。

~奈良県でも同様のパワハラか?~

東須磨小学校の教員いじめ問題が話題になっている中、やはり関西の”奈良県大和郡山市の郡山南小学校”でも同様の事件があったようで、男女4人の教諭が一斉に休職しているそうです。

奈良県大和郡山市の市立郡山南小学校で、2~3年生の学級担任を務める教諭の男女4人(20~50歳代)が2学期が始まった9月以降に一度も出勤していないことが、わかった。同僚とのトラブルが原因とみられ、市教委は「学校の聞き取り調査の結果、4人へのいじめやパワハラなどは確認されていない」としている。

東須磨小学校では20代の男女教員が”いじめ”にあっていたとの報道ですが、今回は20~50代の男女4人が被害者ということで、若手ばかりでなく、ベテラン教員までが被害に遭っていたようですから東須磨小学校のいじめとは質が違うようです。今のところ休職中の4人の教員が口を開いていないので具体的に何をされたのかが分かりません。

~”厳しい接し方”はどこの職場でもある!~

市教委によると8月下旬、4月から同小の鍵本光弘校長に「厳しい接し方をする教諭がいる」との訴えがあり、名指しされた教諭5人から経緯を聞き取った。鍵本校長が話し合いの場を設けようとしたところ、始業式があった9月2日、4人から「体調不良で3か月間の休養が必要」との診断書と一緒に休暇願が郵送されてきたという。

「”厳しい接し方をする教諭がいる”との訴え」とのことですが、これは学校側が発表したものでしょう。厳しい接し方をする同僚や上司はどこの会社にもいますから、これだけで4人が精神的ダメージを受けたとは考えられません。4人の教員は学校側には具体的な被害を訴えているはずですから、学校側がオブラートに包んで発表しているようです。

~学校側の対応に恐怖心?~

同小側が4人の自宅を訪問したが会えず、電話をかけても応答がなかった。9月中旬に鍵本校長が手紙を送ると、「ご迷惑をおかけしている。体調が回復したら復帰したい」との返事が4人から届いた。授業は教頭や市教委の職員らが代行。市教委や学校に保護者から「無責任だ」などの苦情が寄せられているという。

市教委は4人が復帰後に改めて事情を聞くといい、鍵本校長は「児童や保護者に心配をかけてしまい、申し訳ない」と話している。

「小学校が自宅を訪問したが会えなかった」というのはどういうことなのでしょうか?会って話をすることもできないというのでしょうか?それでは何も解決しないように思いますし、きちんとどんな被害に遭ったのかを学校側に告げるべきでしょう。

しかし、そんな単純なことではないようです。Twitterには休職中の教員の友人と思われる方の投稿がありました。

まっこり @makkorimattari

奈良市で教員してる友人が、辛すぎる訴えてきました。本人からきたメールをメモにコピペしたものです。#拡散希望#郡山南小#パワハラ

少し聞いてください以前よりいじめを受けて、いじめによるストレスから心臓を病んで、いつ死んでもおかしくない状態の担任の命を守るため、管理職に訴えたのですが、何の改善もせず。

こちらから、市教委に訴えたところ、今度は市教委と学校が団結し、「いじめ、パワハラはなかった。」とし、加害側を擁護することに至ったのです。もちろん子供たちには、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。周りからいろいろ言われるのは仕方ないと思っています。だけど、学校側の対応に、私たちは怖くて怖くて、学校に行けなくなってしまいました。

全員から聞き取りした結果、いじめはなかったと...、書いていたけど、いつ死んでもおかしくない被害女性のことは一切書いてなくて、体調不良を理由に...と嘘をついているような書き方までされています。♡14 11:24-2019年9月18日

このTwitterが事実だとすると被害を受けた教員は、学校のことを怖がっていて学校側の教員と会うことさえできなかったということなのでしょう。

~教員採用のあり方を考えるべき!~

東須磨小学校のいじめ問題で被害にあった若手教員のニュースで思うことは、「いじめる教員は悪い!」これは誰もが持つ感情ですし当然のことです。しかし、厳しいことを言わせていただければ、大学を卒業して教員になり子供たちに学問を教えながらも”いじめ”などの問題についてどう人と接するかなどと言うことも指導していかなければならないのです。そんな教員が繰り返しいじめに遭い続けて精神的に病んで休職する。自ら加害側の教員らと戦うこともできない、上司に相談しても対応してくれない。自分で警察に訴えることもできない。

そんな教員が子供たちに何を指導できると言うのでしょうか?学問的試験だけに合格して教員採用されている現状に問題があるのではないかと思っています。学問と人間性は全く別の領域です。しかし、一度の採用試験で人間性を見抜くことは困難ですから、一定期間の条件付き採用としてその条件を厳しいものにするべきです。この教員は社会人として教員としてやっていけるのかをその期間に厳しく見極めることが必要な気がします。

~教員に仲間意識はないのか?!~

郡山南小学校の教員については、被害教員がどんな被害に遭ったのかが分からないため軽々しいことは言えませんが、友人と思われる方のツイッターには”いじめ”と断言しています。4人の被害教員が団結して学校側と戦うべきでしょう。戦い方はいくらでもあります。

市教委が動かないなら、県教委へ。県教委がダメならば法務局の人権擁護委員会への相談。東須磨小のように事件になるならば警察に告発する。そうでなければ弁護士を雇って民事裁判を起こし慰謝料請求をするなど方法はいくらでもあるのです。

4人の被害教員のうち、1人2人が精神的に止んで休職したのであればあり得ることとは思いますが、一度に4人の教員が精神を病んで一斉に休職するというのは自らに与えられた試練から逃げているようにしか感じられません。

本当に4人が極めて酷い被害を受けて全員が本当に精神を病むなどの出勤できない状況なのだとしたら、東須磨小学校と同様、加害者でも被害者でもない他の教員は何をしているのでしょうか?見てみぬ振りでしょうか?教員には仲間意識はないのでしょうか?

教員がサラリーマン化しているという批判はよく聞きますが、サラリーマンにだって仲間意識はあります、仲間が困っていれば助け合う精神を持っています。何故学校ではそれができないのでしょうか?学校教育の将来を憂います。

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