スポーツ

大迫傑がマラソン大会を創設?プロの選手は賞金目当て?オリンピックは?

投稿日:

~大迫傑選手がマラソン大会を創設?!~

大迫傑選手のツイッターが話題になっています。

男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が19日、自身のツイッターを更新し、21年3月をめどにマラソン大会を創設する意向を示した。「よって再来年2021年3月辺りを目処に日本で世界の差を縮めるための大会を作ります。候補地、正確な時期、スポンサー、全く決まっていません。でも意志があるその先に、同士を含め、色々なものが着いてくると僕は思います。これが本当のアスリートファーストだと信じて」と投稿した。

大迫選手といえばプロのマラソンランナーであり、2018年10月シカゴマラソンで日本新記録2時間5分50秒を出して1億円を日本実業団陸上連盟から受け取り、さらに元SKEアイドルだった橋本あゆみさんが嫁ということで有名です。

大迫選手は今年9月に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(Marathon Grand Championship)では2時間11分41秒という平凡なタイムで3位に入りましたが、東京オリンピック日本代表内定とはなりませんでした。

~公共に迷惑をかけるマラソン競技は増やすな!~

そんな中、大迫選手がマラソン大会を創設するというのです。IOCが東京オリンピックマラソン競技を札幌で開催する案を発表したことについて大迫選手はTwitterで「どっちでもいい」として

それ以上に気になっているのが「今回のMGCで選手に賞金がなかったこと」だといい、「日本ほどの注目度がないアメリカのマラソンの選考会は出ると聞きます。あれだけ注目された大会、お金はたくさん動いている筈なのになぜ僕らの手に渡らなかったのでしょうか。もしも交通整備や人件費で一杯一杯というのなら運営が問題があるのではないのか」と疑問を呈した。

マラソン大会は公共の道路を舞台として一般の交通を規制して2時間以上もかけて行われる競技です。はっきり言って公共に迷惑をかけてまでやるべき競技ではないと思っています。しかしこれもスポーツ文化であり、経済効果をもたらすための自治体の経済活動ですから全てをやめろとは言いませんが増やすことはできるだけやめて欲しいと思います。

マラソンや駅伝競技に参加する選手は勝つために一生懸命やっているのでしょうが、どれだけ一般市民に迷惑をかけているかということも理解するべきです。どうしてもやりたいのであれば、公共に迷惑をかけない形で観客席のあるコースを作って行うべきでしょう。

マラソンや駅伝大会は常に土曜や日曜の休日に行われています。一般の方がせっかくの休日に外出するのにどれだけ迷惑を被っているのか、またたくさんの警察官が動員されます。警察官は当日の勤務員がマラソン警備に就くことはできませんから休日の警察官が警備に駆り出されているそうで、主催者側からお金が出るわけもないので手当はないそうです。

警備員も休日である土曜日や日曜日に駆り出されて大迷惑だそうです。一般市民は車で外出して交差点に差し掛かったらしばらくの間通行止めになり、走るコースによっては渋滞に巻き込まれるのです。「そんな競技が必要ですか?」と言いたいのです。

~マラソン観戦はそれほど面白くない!~

そして「選手は名誉の為だけに走っているのではないのです。僕らは走ることでご飯を食べ、家族を養っているのです」と強調。「自分や他の選手、今後のアスリートのために、純粋に二時間を非公式で切った世界との差を縮めたい。そして日本人選手の価値を高め、陸上競技がかっこよく見え、稼げる仕事にしたい。そのためにはまず僕が速さを求める大会を作ること、そして運営のお金の流れを知ることが必要です。よって再来年2021年3月辺りを目処に日本で世界との差を縮めるための大会を作ります」と宣言した。

”お金を稼ぎたい”という気持ちは分かりますが、マラソンだけでなくお金が稼げないマイナースポーツ競技はたくさんあります。オリンピック種目でいえばテコンドー、カヌー、ホッケーなどです。これらの競技の選手たちだって自分の競技する種目で飯が食えれば嬉しいでしょう。なぜ飯が食えないのかということです。

国からの強化費などの支援金はあるでしょうが、大迫選手はそれでは足りないとして巨額な賞金が出る大会を作りたいということなのでしょう。賞金の原資はスポンサーから提供されたものや放映権料などでしょう。そのようなお金が欲しいのであれば観客や視聴者が見ていて面白い競技であることが絶対条件です。

申し訳ないですけど、マラソンが面白いと思って見る人はそんなにいないと思います。私も休日の暇な時に国際大会レベルのマラソンをやっていればテレビを一応は点けます。しかし、”手に汗握る”というほどの面白さを感じたことはありません。

スタート時点で”どんな選手が出ている”かを見る。裏番組を見ながら時どき、”誰が1位か””知っている選手が何位か”などを知りたくて見ます。そして裏番組に戻り、”そろそろゴールかなという頃に見る”といった具合で、ズーッと最初から最後までマラソン競技を見続けることはありません。なぜならば、ほとんど選手が走っているだけで動きがないからです。

他の球技のように”選手同士のコンタクト”や”すごいテクニック”などを見ることができるわけでもありませんし、ほぼほぼ同じような映像しかないし、変わると言えば風景ぐらいで、”選手の抜きつ抜かれつ”などと言う場面を見ることはそうそうありません。

正月の箱根駅伝もそうです。なぜ大学生の関東大会が日本テレビで2日もかけて長時間放送されるのかという疑問をいつも持っていますが、他に見るようなスポーツ番組もないため、仕方なくテレビをつけているような状況です。まあ選手が倒れこんだり、フラフラになって走る姿が映れば「大丈夫か?」という興味で見ますが、それほど夢中になってみるようなものではないと思っています。

それでもたくさんの警察官や警備員を動員して片側車線を通行止めにして行われることに関してはいつも「警察官や警備員だって正月くらいゆっくりしたいだろうに…」と思って見ています。

今回のMGCは男女同時開催でTBS系で放送された男子は関東地区で平均視聴率が16.4%、女子はNHKで放送され平均視聴率は13.5%という高視聴率だったそうですが、私もチャンネルを変えながら両方を見ました。片方を最初から最後まで見続けたという人はそういないでしょう。ズーっと見続ける必要が無い競技だからです。ただ今回は東京オリンピック代表内定をかけた戦いという付加価値があったからこれだけの視聴率がとれたのでしょう。今回のMGCの中で私が印象に残っているのは”コブクロの小渕健太郎の君が代”だけです。賞金金額が増えたからと言って面白いマラソン大会が見られるとは思いません。

~賞金は外国人が持っていくだけ!~

陸上競技というのは人気のある野球、サッカーなどとは違って技術を磨いたからどうなるっていうものでもありませんし、生まれ持った体質でほぼ決まるような競技だと思っています。中学校や高校で校内マラソン大会が行われると以外にも運動神経もない日頃運動で目立たないタイプの人間が速かったりします。筋肉には速筋と遅筋があって”遅筋が発達している人が長距離走に向いている”とか”吸った酸素をエネルギーに変える力が発達している”人が長距離走に向いていると聞いたことがありますから生まれ持ったものがとても影響する競技のようです。

また”人種によっても長距離に向いている人種とそうでない人種がいる”ということも耳にします。日本の国際大会でもトップでゴールする選手はケニヤやエチオピア勢です。日本人選手は「日本人で1位」などと称され、強いアフリカ勢と区別されているのが現実です。申し訳ないけど”賞金をもっと出せ”と言うのであれば「日本人選手で〇位」などという解説がなくなるようにしてから言ってもらいたいものです。

さて、大迫選手は「世界との差を縮めたい」「速さを求めるための大会を作る」と言っているのですが、既存のマラソン大会では日本のトップクラスの選手は世界との差を縮めるために速さを競っているのではないということでしょうか?具体的に”どうやったら世界との差が縮まるのか?””速さを求める大会になるのか”を示して欲しいと思います。

昭和の昔、日本の男子マラソンは強かったのです。東京オリンピック銅メダルの円谷幸吉選手、メキシコオリンピック銀メダルの君原健二選手、その後も宗茂、宗猛、瀬古利彦、伊藤国光など世界的な選手がたくさんいました。賞金もほとんどなかったはずです。

しかし、アマチュア競技にも賞金が出るようになるとアフリカ勢がどんどん日本にやってきて日本人選手との差を広げていったのです。ケニアやエチオピアでは、”マラソンが速ければ日本に行って金儲けができる”ということで地元にたくさんの陸上クラブができ、マラソン活躍する選手が英雄となり、”走ればお金持ちになれる”ということでたくさんの子供たちが長距離走をやっているのです。

もし大迫選手が言うようにマラソン大会の賞金金額が高騰すればケニヤやエチオピアの選手がもっと増え、それ以外の国にも長距離走に適した体質を持つ国の選手が出てくる。そういっ人種が日本の賞金を持っていくような気がします。今でもケニヤやエチオピアの選手が賞金を持って行っているでしょうし、いくら高額賞金が出る大会を増やしても外国勢選手が持って逃げるだけのような気がします。

賞金を高額にすることで日本選手と外国人選手の力の差が縮まるとは考えられませんそれよりも日本独自の駅伝を廃止して長距離選手はマラソンだけに絞ったほうがいいのではないでしょうか?マラソンファンの方には失礼な内容になってしまいましたが、私の意見です。m(__)m

 

-スポーツ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください