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辛坊治郎がウェークアップでバカ発言&謝罪!フリー&講演料&著書多数!

~金持ちの辛坊治郎に怖いモノなし!~

昨日、毎週土曜朝に放送される「ウェークアップぷらす」を見ていました。辛坊治郎(63)「野党はバカ!」発言を聞き、気持ちの良い朝を迎えることができました。さすが、人気フリーアナウンサーであり、著書多数につき印税ガッポガッポで1回の講演が100万円以上という高額講演料の大金持ちです。ヨットで太平洋横断中にクジラにぶつかってヨットが大破しても”への河童!”

「金さえあれば好きなことが言えるんだなー」とうらやましい限りです。他のワイドショーの司会者は、野党による与党の揚げ足取りに乗っかってテレビ局側の意向を忖度しながらの発言をする人ばかりです。

辛坊治郎の”タバコ嫌い”、”クジラ嫌い”など自分の嗜好で、独善的にコメンテーターの意見をぶった切る手法には腹が立つこともありましたが、他のワイドショーと違う、”テレビ局やスポンサーに忖度しない彼の発言”は「いい加減にしろ!」と叫びたくなる野党に対して”鉄拳”を加えてくれた心地よい発言でした。

番組では、今回の問題の焦点が会の前日に都内ホテルで開かれた安倍晋三首相の後援会「前夜祭」の夕食会会費が5000円だったと伝え、野党は首相側が差額分を負担した場合は、公職選挙法に抵触する可能性があるとして追及する構えだが一方で安倍首相は15日に記者団に「事務所や講演会としての収入、支出は一切ない」と述べ、「大多数がホテルの宿泊者であり、事情を踏まえ、ホテル側が設定した」と説明した。

辛坊氏は今回の問題で「私、関西でメディアやってて不思議なのは、こうやって、けっこう大騒ぎになってますが、在京のテレビ局にしろ新聞社にしろ全員幹部が毎年参加していて実態知らないはずがないんでね」とコメントした。さらにホテルの前夜祭での会費に関する野党の追及について「みんな分かっているだろうって話で。1000人の政治資金パーティで1000人分食事を用意するパーティなんてないですから」とし「そんなこと今、追及している人たちは全員分かっているはず。なんでそれを堂々と言うかな?この人たちは」と指摘した。

これにゲスト出演した元大阪府知事の橋下徹氏が「問題点を政治資金パーティ化してますねというところを追及すりゃいいけども、そこを越えて政権を倒すとかそういうレベルじゃないのは、今の世論調査見ても、このぐらいのことで政権が倒れる話じゃないってみんな国民も分かってますよ」と応じたが辛坊氏は「だけどね、これを連日聞かされると追及している野党の人たちはバカなんじゃないかと多くの人は思います」と持論を展開した。

~検察に告発して裁判でやれ!~

今、野党が与党攻撃の材料としているのが総理大臣主催の「桜を見る会」です。鬼の首を取ったかのように立憲民主党や共産党が攻勢を強めています。森友・加計学園問題が収束して野党も憲法改正論議や少子化問題、拉致問題などなど真摯に日本国民のために取り組むのかと思った矢先に”「桜を見る会」の安倍首相の私物化””公職選挙法違反に抵触する”などと訴えているのです。

毎日のようにこのニュースが報道されていますが、日本国民のほとんどは「どうでもいいー」「他にやることあるだろー」という意見だと思います。また、野党が、桜の会の費用など比べものにならない国民の血税から報酬を貰いながら、まともな国会論議を行わず”与党の揚げ足取り”に終始しようとしているのです。

確かに安倍首相が自身の後援会会員をたくさん呼んだことは悪い。安倍さんも「今後は気をつける」と言えば済む話です。これを公職選挙法違反の可能性ありというのであれば、それは検察に告発して捜査を委ね、裁判で白黒つけるべきです。国会という”国民のための立法の場”という貴重な時間を費やしてやることではないし、やったところで野党の追及だけで有罪を勝ち取れるわけでもありません。最終的には時間の浪費でしかないと気づくだけです。

ただ、野党にとってはこれが違法かどうかはさほど重要ではなく、与党批判をして与党にダメージを与えて支持率を少しでも低下させようとしか考えていないのです。そして野党の攻撃力を国民にアピールして野党の支持率を高めようと言う考えなのですが、そんなことをしても刹那的には国民も影響を受けるでしょうが、すぐに支持率は回復してしまうのがこれまでの実態です。なぜならば、与党を支持する以外にまともな政党がないからに他ならないのです。いつまで同じことを繰り返すのか!本当に野党は無能でバカだ!

~辛坊の最終的謝罪に残念!~

辛坊アナは、元々は日本テレビのアナウンサーだったのですがフリーに転身して、代表番組「そこまで言って委員会」の名司会で一躍有名になりました。この番組は以前は「やしきたかじんの」名前を冠していましたが、辛坊治郎あっての番組だと思います。金だけでなく知識豊富という印象は誰でも思っているのではないでしょうか?

辛坊治郎にはこれまでにも国会議員としての誘いも度々あったそうですが、党派に所属して組織人となれば今のような自由な発言はできなくなるでしょうから面白みも半減するでしょう。だれにも忖度することなく自由に発言できるからこそ面白いのでしょう。

その後もスタジオで議論が続いたが、橋下氏が「辛坊さん、野党バカだとか言うのは放送法上問題だと思うから僕の方から謝っておきますね」と話すと、辛坊氏は「は?」と聞き返し「今、野党バカだとか」と橋本氏が繰り返すと「そんなこと言ってませんよ、私」と辛坊氏は笑った。

続いて「だからさっきも言っているように、野党にしろ東京のメディアにしろ毎年出ているわけだから、それも春だろ。今、秋で春の段階で問題にするんだったら、その時点で出席して全部見えたとこでやっているわけだから、その時点で問題にしろよ」と持論を展開。「今年の4月に行われている話だから、その時に出席している東京のメディアの連中は全員見ているだろっていう話だよ」と続けた。その上で橋下氏が「政治をチェックするのがメディアだから、東京の政治部バカだって言ってください」と辛坊氏に振ると「東京の政治部バカだろ」と右手人差し指でカメラを指さしていた。

この問題を特集した最後に辛坊氏は「今案内が出まして、バカ発言は謝れと来ましたが謝りません!」とカメラ目線でコメントし次の特集に移った。

しかし、クレームが多数寄せられたのか、最終的には番組のエンディングで局と番組サイドから指示を受け、「お詫びと取り消しさせていただきます」と謝罪しました。辛坊もテレビ番組制作という組織人として働いている以上仕方ないのでしょう。

辛坊アナが謝罪したことは残念ですが、これまで「桜を見る会問題」をテーマに野党をバカ呼ばわりしたのは辛坊アナが初めてでしたから痛快な気持ちにさせてもらった国民は多いのではないかと思います。

~サンデーモーニングでは正反対!~

翌日曜の偏向報道番組「サンデーモーニング」でもこの問題を取り上げ、司会の関口宏が「若い人が『何が悪いのか分からない』と言っている」とし、これに対して姜尚中(カン サンジュン・69)が、

「長期政権によって党と国家と公はイコールであるという空気が流れていて、これどうして悪いのってなっている。党は近代においてはひとつの政治結社に過ぎない。公は党とは違う公イコール国家とは違う。そういう区分けができなくなってそういった既成事実が積み重なっていくっていうことなんでしょうね。」

と意味不明の発言をしました。何が言いたいのか「長期政権によって権力側がマヒしている」とい言いたいのかとにかく長期政権を続けてきた自民党が国家になってしまったことが悪いと言いたいようでしたがよく分かりません。

続いて、元朝日新聞記者の高橋純子とかいう女です。

「端的に言うと公私混同ということですよね。人の税金を使っておもてなしならぬエコヒイキをしている。問題を指摘されて予算額と実際に使われた支出額をごまかした。こんな開き直りを平然とやっていた。そして問題が大きくなると「じゃあ止めます」としてしまうこの無責任さはいかがなものかと思います。」

と野党と同じように政権批判を繰り返していました。

局や番組によってこれだけ差があるのです。サンデーモーニングのスタンスは常に政権批判ですから野党の与党攻撃に乗っかるのが鉄則ですが、テレビ番組ももっと国民のためになる番組を作るべきで、「国会が国民のために論議される場になるよう」野党に促すべきだと思います。このような番組を放映することで野党は”自分たちを支持している国民がいる”という勘違いをしてしまうような気がします。

きちんと、「法律違反があるなら法廷で争え!国会は国民ためになる議論をつくせ!」と主張するべきです。そうでなければ野党は政権の揚げ足取りに終始していつまで経っても与党と政権争いができる野党は生まれないのです。

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