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堺市の給食持ち帰り事件の教員は悪質!懲戒処分の減給は適法&なぜ?

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~問題の本質は「もったいない」ではない!~

給食持ち帰り問題が話題になり、表面的な記事だけを読んだロンドンブーツの田村淳などのタレントが

悪いことなのかな?食品ロスが問題となっている昨今…教えるべき事はどうやってロスを無くすかじゃないんですかね?

などtweetしたり、ワイドショーで老害の尾木直樹(72)などが意味不明な発言を繰り返しています。本質的な問題はそこではないのです。

堺市教育委員会は25日、廃棄予定だったパンなど学校給食の残食総額約31万円分を自宅に持ち帰っていた60代の私立高校教諭を減給3カ月の懲戒処分としたと発表した。教諭は同日付で依願退職した。

市教委によると、教諭は平成27年6月ころから今年6月にかけ、廃棄予定だった給食の残食(パン約千個、牛乳4200本)を自宅に持ち帰っていた。用務員の男性に自分のカバンやあらかじめ用意した発泡スチロールの箱に詰めるよう指示していた

この記事を何も考えずに読んだ時には、「どうせ捨てるんだから持って帰って家族で食べる方がイイじゃん」って考えるのは普通の人でしょうね。教育評論家を自称している尾木ママは

ロスがもったいないまでは大賛成、でも校長に相談するなど給食担当教師としては全く責任を果たせてないと思います

と意味不明の発言をしています。尾木ママは昨年ネット詐欺に引っ掛かるような認知症手前の高齢者です。いつも、誰でもが言えるような発言しかしませんからよくこんな人が教育評論家と称してテレビに出ているな~と思っていました。やはり、問題の本質が分かっていないのです。

~問題の本質は何か?~

この記事をよく読むと

教諭は全額返済したのに依願退職した

カバンや発泡スチロールをあらかじめ用意していた

ということに首をひねります。

この教員は給食として生徒たちに出す「常にパンと牛乳が余ることを分かっていた」ということなのです。そしてなぜ依願退職しなければならなかったのかですが、全額返済しただけでは問題は解決しなかったということなのです。

この教諭は多分、一旦定年退職した後に給食担当として再雇用されたのでしょう。その教諭が公費を使って生徒たちの補食を業者に発注していたわけです。そうだとすれば、ほとんど余らせることなく発注することも可能だったはずなのです。

~玉川徹が本筋に近いコメント?~

これについて日頃”おバカ発言”のモーニングショーの玉川徹が、本筋に近い発言をしていました。

処分はおかしいって言っている廃棄にお金がかかる、フードロスとかじゃないと思う。もしか、それを言うんであれば、毎日、余っていたわけでしょ?ある一定数が。だったら先生はその数を少なくするって形で発注を変える方向に働きかけなきゃいけないと思う

もう少し玉川徹がもの事を知っていればまだ言うべきことがあったのでですが、いつも玉川は知ったかぶりはしますがそれほど知識もない人間ですからここまでなのでしょう。

~故意に多く発注していた?~

行政機関は常に問題が起きない程度、例えば「個人情報を出さない」や「市民からの批判や苦情を受けない」程度に報道発表をします。しかし、それ以上の取材に対してはノーコメントを貫くのです。それは今回の堺市教委も同じです。

問題の本質は、この教諭は自分たち家族でパンや牛乳を食べるため、それを持ち帰るために出席生徒の数よりも故意に多く発注していた可能性が強いということなのです。そうでなくたまたま余ってしまったモノを持ち帰ったのだとすれば、金銭の返還と教育庁戒告などの懲戒処分で済む話です。

夜間高校の生徒たちは真面目に日中働いて苦学している方もいます。また全日制に入れず仕方なく夜間高校に通う生徒もいます。後者の場合には怠惰な生活を送り授業をさぼったりして退学する生徒も多数います。高校を卒業しようと頑張って出席しようとする生徒の人数というのは自ずと定まってくるのです。

ただ、昼間に働いている生徒も多く、仕事の都合で急きょ欠席する生徒も多いため、毎回、生徒全員分を用意しているわけではない。過去の統計に基づき、毎回、生徒数の7割程度の数を準備。しかし、あらかじめ生徒に給食が必要かどうかを確認していない見込みの発注のため、どうしても1日に10~30人分の残食が出ていたという。

給食担当のこの教諭は「生徒数の7割程度の数を発注していて毎回10~30人分を余らせていた」ということが問題なのです。しかも数年間にも渡ってです。当日の生徒の出席予定数を算出するのに”過去の統計”に基づいていてということに何の意味があるのかと言いたい。いつも真面目に出席する子、確実に欠席する子以外どちらかあいまいな生徒はそれほど存在しないと思います。

給食担当の教員が給食以外にどんな仕事をしていたのかは分かりませんが、誰もが携帯電話を持ち歩いている時代ですから、出欠が不確実な生徒には電話して確認すれば済むことです。そうすることである程度の出席者数を把握し、その数人分の余分を用意しておけば30人分の残食が出るようなことはなかったはずです。

~犯罪の疑いも?!~

この給食は生徒の捕食として用意されるもの、いわば”夜食”です。それが公費負担ということで市立高校ならば市民の税金から支出されていたこと自体に疑問を感じます。市民の税金によって賄われる給食であるならば”電話確認”くらいのことを給食担当の業務としてさせるべきでしょう。

数年間、これだけ給食を余らさせる発注を繰り返し行い全く是正させなかった定時制校長や教頭などの責任は当然重いはずなのにこれら管理職に対する処分はないままなのです。ここが本当の問題なのではないでしょうか?

もう一つ、この教員が処分された理由は地方公民法違反だといいます。法第32条の”法令等及び上司の職務上の命令に従う義務”及び第33条の”信用失墜行為の禁止”に違反したということになって減給という懲戒処分を受けているのです。もしこの教員が、故意または未必の故意的に給食を余らせる目的で発注していたとするならばこれは、水増し請求的にパンや牛乳を持ち帰るためにあえて必要以上の発注をしたということになります。そうであれば刑事事件にもなるのではないでしょうか?

教員は懲戒処分を受けていますが、過失で休職が余り、もったいないから持ち帰っていたことが事実であれば、全額返還しているのですから懲戒処分の”免職、停職、減給、戒告”のうち、最も軽い”戒告”でいいのではないかと思いますが、故意に頼んでいたということが重視されて減給処分になったように思います。

本来刑事告発されてもいいような事件を依願退職で終えられて教員は”ホッとしている”のではないかと推察します。

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